バレーの練習中に膝と足首を痛めた中学生
2016/09/17
発表会前で練習がハードになって、膝と足首が痛いと中学生が来院されました。なんでも練習時間も、練習回数もいつもより増えているとのこと。 完全にオーバーワークですね。
まずは、どのような動作が痛いのか確認をしてから、関節の可動域検査を行いました。全体的に関節の動きは悪くなっているものの、どちらかというと、筋肉疲労が強いため 微細な筋肉損傷が起こっていると認定しました。
中学生なので、回復しだすと良い状態は保ちやすいのですが、なんでも発表会までは今よりどんどん ハードになるとのこと。
提案したのは2つ。
治りきるまでいったん練習を中止するか、治療を定期的に継続しながら練習を行いひどくならないように 管理していくか。
どちらを選択しても間違いではありません。
いったん中断すると、痛みは割と早く引きますが、発表会に間に合わないかもしれないというリスクが発生します。痛い状態で練習をすると、発表会には間に合うが、痛みは残ったまま。
今回選ばれた提案は、定期的に管理をしながらなんとか発表会に間に合わせるという方法。当然、痛みがある状態で動かすわけですので、痛みが出ます。
この痛みをひどくしない方法は、
・治療頻度を増やす ・自宅でのセルフケアをしっかりする
この2点に限ります。
治療に関しては当院が責任をもって行いますし、セルフケアも正しい方法を説明しますのでやらなければならないことは、きちんと計画通りに治療に来るということと、教えたセルフケアをきちんとするということです。
痛みというものは結果です。
結果があるということは必ず原因があります。
この原因を取り除ければ症状はなくなります。
あなたが痛みでお困りであればご相談ください。