なぜ季節の変わり目は痛めやすいの??
2015/10/20
最近朝晩の冷え込みが強くなってきました。当院でも風邪を引かれてキャンセルをされる方が増えてきました。
そういう僕も身体がスッキリしませんが…。
この季節の変わり目の時期は、自律神経が乱れやすい時期となります。
本来動物であれば、夏用の毛から冬用の毛に生え変わる時期でこの毛の量で体温調節を行っていると言われています。
人間は体毛ではなく毛細血管で温度の調節を行っています。暑ければ毛細血管を拡張し、寒ければ毛細血管を閉じる。
これは自律神経がコントロールしているのですが、春と秋という時期は朝晩と日中の気温の差が激しく、一日の中で毛細血管を開いたり閉じたりしています。
そのため、体は疲れてあまり余裕がない状態となります。
この余裕がない状態でいつも以上に動いたり用事をすることにより、より疲れ自分の限界を越えてしまい痛みがでます。
ですので、この時期は非常にぎっくり腰や寝違えなどの強い痛みを訴える方が非常に多いです。
夏の疲れも出やすい時期ですので、あまり無理をしすぎないか、動いた後はきちんとケアをする必要があります。
痛みがでてから施術するのも悪くはないですが、
「あれ?なんかおかしいな?」
と思った時点でケアをきちんとしておけば強い痛みに移行することも少なくなります。できるだけ早めのケアを心がけてみてください。