肩こり症状がきつくて頭痛がある患者さん
2013/04/10
本日、肩こりで30台の女性が来院されました。話を聞いていると、20年前より肩こりが発症したそうです。
検査をしてみると頚椎の回旋制限・側屈制限が強くあり顎にもクリックがありました。
どうやらこの患者さん、単純な疲労性の肩こりではなく、頚椎の歪みからくる肩こり・頭痛と思われます。
早速、頚部の施術を行ったのですが、頚部の施術後は回旋制限・側屈制限ともに消失しました。
いまのところ頭痛もなく頚部の安定をはかるためにテーピング固定を行い、反応が出ないように頚部の冷却を行って終了しました。
まだ初回なので、次回の反応を見てみないとはっきりとしたことはわかりませんが、肩こりと思っていても肩こりにも様々な原因があります。
肉体疲労で起こる単純肩こりの場合は、睡眠・休息かマッサージでも改善されます。
しかし、関節の歪みから来る肩こりというのもあるしストレス性の肩こりもあります。
大切なのは、あなたの現在の症状が、いったいどのような原因から発症しているかという問題です。
この問題がきちんとわかっていなければ正しい施術をうけることができません。
ですので、長年マッサージに通っているのに治らない方や疲れが取れにくいという方ももしかしたら関節の歪みが原因かも知れませんので、お悩みの方は一度ご相談ください。