スノーボードをしていて足を痛めた20代の患者さん
2013/02/05
先日、スノーボードをしてから足の指の付け根が痛くなったという患者さんが来院されました。
話を聞いていると2年前にバイクに乗っていて車と接触した際に転倒してその時に足の甲(中足骨)の骨を3本折ったそうです。
すぐに手術をしてボルトを入れて固定して、その後ボルトも除去して、痛みもなく生活していたそうですが来院される1週間前にスノーボードに久しぶりに行き滑っているとだんだん足の指の付け根が痛み出しとうとう普通に歩いていても痛みがでてきたそうです。その為当院に来院されました。
検査をして診て見ると、足の関節そのものにはそこまで大きな損傷はなく、骨折した周辺の筋肉の炎症と思われました。
しかし、施術していると、骨折付近に強い痛みがありおそらく手術したために癒着してその周辺に過剰な負荷をかけたために炎症を起こしたのではないかと思われます。
施術としては、骨の周辺の炎症付近の細かい筋肉の緊張を取っていき、テーピング固定をして急性症状なので患部の冷却をして終了しました。
テーピングをした時点で歩行痛はほとんど消失していたので患部のアイシングをしっかりすることで炎症がとれていくので
早く症状が落ち着きます。ということを説明して終了しました。
急性症状でもきちんと施術すれば痛みは緩和させることができるので痛みがでた際はすぐに施術したほうが良いでしょう。
まだまだ当分の間はウインタースポーツの季節なので、怪我せずに行うに越したことはありませんが、怪我をしたら「これぐらいの症状なら大丈夫」と思わないですぐに処置しておきましょう。