バドミントンをしていて右膝を痛めた患者さん
2012/09/01
昨日、バドミントンをしている最中に右膝を痛めたという患者さんが来院されました。痛くなったきっかけは、ジャンプをして着地した際に痛くなったそうです。
バドミントンは、この夏オリンピックでも盛り上がりましたが、実際見て思ったのが想像しているよりずいぶんハードなスポーツだということです。
あのシャトルのスピードはすさまじく早いし、運動量も多くビックリしました。動きを良く見ていると、腕、肘、手首の使い方が独特で、普通の人にはまずできないだろうなーと思いました。
当院にもバドミントンをしていて膝や、手首、腰を痛めた方が来院していましたし、何より、妻が学生時代から専門でクラブチームにはいってバドミントンをしていたので話はよく聞いていました。
バドミントンは右足でジャンプして左足で着地という同じ動作の反復です。そのため、体重のかかり方や身体のねじり方が常に同じ方向になるのでその側にストレスがかかります。
スポーツはほとんどそうですが…。
身体に余裕があるとき(骨盤・股関節の動きがよいとき)はストレスがかかっても自分の身体で処理できますが、身体に余裕が無い時(骨盤・股関節の動きが悪い時)は筋肉に過剰にストレスがかかり、その結果自分の限界を超えて痛みが出てしまいます。
スポーツをして痛めない方法は、まずは身体のバランスを整え、競技前にアップをしっかりし終わった後にストレッチをしっかりすることです。
あたりまえのことかもしれません。しかし、終わった後のストレッチをしない方が非常に多いです。
痛くなってからよりなる前にまずケアをすることで痛みをかなり抑えることができます。
スポーツをされている方は是非気をつけてくださいね。