子宮脱が起こるのは骨盤底筋が緩む(伸びると表現したほうがいいかもしれません)からですが、なぜ出産で骨盤底筋が緩むのかを説明していきたいと思います。
骨盤底筋をしたからみた図
もともと女性の方が骨盤の下が広いため、大きく広がっているのがわかります。これは出産をするために広いと言われています。
骨盤底筋の役割
わかりやすく例えると、骨盤底筋は、膀胱や子宮・腸などの臓器をのせているハンモックのようなものとイメージしてください。
そしてこのハンモックを括り付けている支柱が骨盤です。
通常はこのハンモックが「ピン」と張っているため骨盤底筋の上にのっている臓器は安定しています。
出産すると骨盤が広がり骨盤底筋が伸びる
妊娠することで今まで安定していた骨盤がホルモンの分泌で緩んできます。そのため支柱がグラグラしてくるためハンモックである骨盤底筋は緊張し伸びてきます。
さらに出産をすると骨盤が大きく広がるためこの支柱が広がります。そのため骨盤底筋であるハンモックがさらに伸びます。
通常「ピン」と張っていた骨盤底筋が伸びてたるむため、支えることができなくなり限界を超えたときに下に落ちます。
これが子宮脱が起こるメカニズムです。
では子宮脱を解消するためにはどうしたらいいの?
1,骨盤の歪みを整えて正しい状態に戻す
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2,骨盤のガタツキ(不安定)を抑えるために固定をしっかりする
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3,骨盤底筋を鍛える
この流れで行うことで、子宮脱は改善していきますので参考にしてみてください。
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