天気が悪くなると頭痛が出ていた患者さんの症例

主訴:頭痛(天候が悪くなるたびに頭痛が出るとのこと)なんでも雨が降る前の日には必ず頭が痛くなり、眼の奥も「ズーン」と痛くなり、ひどい時は吐き気まで出るそうです。

 

検査:頸椎の回旋制限+回旋痛+側屈制限+側屈痛+後屈痛+ 胸腰移行部の回旋制限++

仙腸関節の圧痛(両側)++ 股関節屈曲制限(L)++(R)+開排制限(W)++

 

施術:骨盤の歪みがとても強いためまずは骨盤の歪みを施術。その後股関節を整えた後脊柱を整え最後に頸椎の1番の施術を行う。

 

施術後の症状:来院時に遭った頭痛、眼の奥の頭重感はともに消失。

 

自宅でのケア方法を伝えて施術終了。1回の施術でその場の症状は改善したものの、この患者さんの場合、頭痛が発生した期間がかなり長いため数回の施術で全て解消するのは無理だが、継続していくことで頭痛の頻度は軽減すると説明。

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実は天気が悪くなるから頭痛が出るのではなく、天候が悪くなったぐらいで症状が出るぐらい体に余裕がないことが問題。常に体の状態を整えていくことで自分で治る力(自然治癒力)が最大限発揮されるので、この患者さんの場合、体の歪みを整えていくことで症状は解消すると思われます。

 

 

 

中林整骨院 堺なかもず院