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初産婦さん必読!産後の症状の特徴と不安解消法

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出産本当にお疲れ様でした。堺市北区中百舌鳥にある中林整骨院・なかもず院の中林です。赤ちゃんとの生活が始まって嬉しい反面、自分の身体に起きている様々な変化に戸惑っていませんか。悪露が続いている、お腹が痛い、気分が落ち込む、腰が痛い、そんな産後の身体の変化に「これは大丈夫なのかな」「病院に行くべきなのかな」と不安になりますよね。

初めての出産だと特に、何が正常で何が異常なのか判断がつきにくいものです。些細なことでも心配になって、深夜にスマホで症状を検索してしまう、そんな経験はありませんか。今日は産後に現れやすい症状の特徴と、正常な範囲と危険なサインの見分け方を詳しくお伝えします。

院長:中林

産後の身体の変化は個人差が大きいですが、知識があれば不安も軽減できます。正しく理解して、安心して赤ちゃんとの時間を楽しんでください

目次

産後の身体に起こる一般的な症状

出産後の身体には、妊娠前とは全く違う様々な変化が起こります。これは出産という大仕事を終えた身体が、妊娠前の状態に戻ろうとする自然な過程です。ただし、全ての症状が「仕方ない」わけではなく、中には医療機関での治療が必要なものもありますから、特徴をしっかり理解しておくことが大切です。

産後の症状は大きく分けて身体的な症状と精神的な症状の2つがあります。身体的な症状には悪露、後陣痛、会陰や帝王切開の傷の痛み、腰痛、骨盤の痛み、乳房の張りや痛み、疲労感、めまい、頭痛などがあります。精神的な症状にはマタニティブルー、不安感、イライラ、涙もろさ、不眠などが挙げられます。これらの多くは産褥期と呼ばれる産後6〜8週間の間に徐々に改善していきますが、症状によっては専門的なケアが必要になることもあるんです。

悪露の特徴

産後に最も多くの方が経験する症状が悪露です。悪露とは子宮内に残った血液や分泌物が排出されるもので、生理のような出血が続きます。産後すぐは鮮やかな赤色で量も多く、生理2日目のような感じです。産後3日目頃から徐々に色が茶色っぽくなり、量も減ってきます。産後1週間を過ぎると黄色っぽい色になり、産後4〜6週間で完全に止まるのが一般的です。

正常な悪露の特徴は、徐々に量が減り、色が薄くなっていくことです。逆に注意が必要なのは、一度減った悪露が急に増える、鮮血が大量に出る、悪臭がする、発熱を伴う、産後8週間を過ぎても止まらないといったケースです。これらは子宮内に胎盤の一部が残っていたり、感染を起こしていたりする可能性があるため、すぐに産婦人科を受診してください。

後陣痛の特徴

産後数日間は後陣痛と呼ばれる子宮収縮の痛みがあります。これは子宮が妊娠前の大きさに戻ろうとする際に起こる自然な痛みで、特に授乳中に強く感じることが多いです。初産婦さんより経産婦さんの方が痛みを強く感じる傾向があります。産後2〜3日がピークで、その後徐々に軽くなり、1週間ほどでほとんど感じなくなります。

生理痛のような鈍い痛みが特徴ですが、我慢できないほどの激痛や、発熱を伴う痛み、産後1週間を過ぎても強い痛みが続く場合は注意が必要です。子宮の回復に問題がある可能性もありますので、産婦人科に相談してください。

産後の身体的な不調とその特徴

悪露や後陣痛以外にも、産後には様々な身体的不調が現れます。これらの多くは一時的なものですが、放置すると慢性化したり、将来的な健康問題につながったりすることもあるため、特徴を理解しておくことが重要です。

腰痛・骨盤の痛み

産後の腰痛や骨盤の痛みは非常に多くの方が経験します。出産で大きく開いた骨盤が元に戻る過程で、骨盤周りの関節や筋肉に負担がかかるためです。さらに妊娠中に分泌されたリラキシンというホルモンの影響で、関節や靭帯が緩んだ状態が産後3〜6ヶ月続きます。この時期に無理な姿勢や動作を続けると、骨盤が歪んだまま固まってしまい、慢性的な痛みにつながります

正常な範囲の痛みは、動き始めに感じる程度の軽い痛みや違和感で、安静にすると楽になるものです。一方、寝返りを打つのも辛い、歩けないほどの痛み、痛みがどんどん悪化する、しびれを伴うといった症状がある場合は、早めに専門家に相談してください。当院にも産後の骨盤の痛みで来られる方が多いのですが、早期にケアを始めた方ほど回復も早いんです。

肩こり・首こり

慣れない授乳や抱っこで、肩や首がガチガチになってしまう方がとても多いです。特に授乳時は前かがみの姿勢が長時間続くため、首から肩にかけての筋肉が緊張し続けます。睡眠不足も重なって、肩こりが頭痛やめまいを引き起こすこともあります。適度なストレッチや姿勢の工夫で改善できることも多いですが、頭痛や吐き気を伴う場合は注意が必要です。

尿漏れ・排便の問題

産後の尿漏れは多くの方が経験しますが、恥ずかしくて誰にも相談できないという方が少なくありません。骨盤底筋という骨盤の底で膀胱や子宮を支えている筋肉が、妊娠・出産でダメージを受けるために起こります。くしゃみや咳をした時、重いものを持った時に少量漏れる程度なら、骨盤底筋トレーニングで改善できることが多いです。

ただし、大量に漏れる、常に漏れている、排尿時に痛みがあるといった症状は医師に相談すべきです。また、便秘や痔も産後によくある悩みです。会陰切開の傷が痛くていきむのが怖い、授乳で水分が不足している、運動不足といった原因が重なって起こります。

産後の精神的な症状とその特徴

産後は身体だけでなく、心にも大きな変化が起こります。ホルモンバランスの急激な変化、睡眠不足、育児への不安、生活環境の変化など、様々な要因が重なって精神的に不安定になりやすい時期です。多くの方が経験するマタニティブルーと、医療的介入が必要な産後うつの違いを理解しておくことが大切です。

マタニティブルーの特徴

産後3〜10日頃に多くの方が経験するのがマタニティブルーです。突然涙が出る、理由もなく悲しくなる、イライラする、不安になるといった症状が特徴です。これは出産後のホルモンバランスの急激な変化によって起こる一時的なもので、産後2週間ほどで自然に落ち着いていきます。赤ちゃんが可愛いと思えない時があっても、それは母親失格なのではなく、ホルモンの影響なんだと理解してください。

十分な休息を取る、家族に甘える、完璧を求めない、そういった工夫で乗り越えられることが多いです。ただし、2週間以上経っても症状が改善しない、どんどん悪化するという場合は、産後うつに移行している可能性があるため注意が必要です。

産後うつの特徴

産後うつはマタニティブルーとは異なり、専門的な治療が必要な状態です。産後2週間以降に発症することが多く、症状も長期間続きます。強い憂鬱感が2週間以上続く、何をしても楽しくない、赤ちゃんへの愛情を全く感じない、自分や赤ちゃんを傷つけたいと思う、食欲が極端に落ちる、眠れないといった症状が特徴です。

産後うつは決して甘えではなく、治療が必要な病気です。我慢したり一人で抱え込んだりせず、早めに産婦人科や心療内科を受診してください。適切な治療を受ければ必ず改善します。周りの家族も、産後のお母さんの様子に気を配り、異変を感じたらサポートしてあげることが大切です。

すぐに受診すべき危険なサイン

産後の症状の多くは経過観察で問題ありませんが、中には緊急性の高いものもあります。以下のような症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。

  • 大量の出血(1時間にナプキンが2枚以上必要)
  • 38度以上の発熱が続く
  • 強い腹痛や激しい頭痛
  • 悪露に悪臭がある
  • 乳房が真っ赤に腫れて熱を持つ
  • 足が片側だけ極端に腫れる(血栓の可能性)
  • 息苦しさや胸の痛み
  • 痙攣やひどいめまい
  • 自分や赤ちゃんを傷つけたくなる

これらは産褥熱、子宮復古不全、乳腺炎、血栓症、産後うつなどの可能性があります。「こんなことで病院に行っていいのかな」と遠慮する必要はありません。気になることがあれば、迷わず相談してください。

産後の身体的不調を放置するリスク

「産後だから仕方ない」と我慢してしまう方が多いのですが、実は産後の不調を放置すると、将来的に大きな問題につながることがあります。特に骨盤の歪みや筋力低下を放置すると、腰痛が慢性化したり、尿漏れが改善しなかったり、体型が戻らなかったりします。また、産後の疲労やストレスを溜め込むと、産後うつのリスクも高まります。

当院に来られる産後のお母さんの多くが「もっと早くケアを始めれば良かった」とおっしゃいます。産後1〜2ヶ月の早い時期からケアを始めた方ほど、回復も早く、育児も楽に行えるようになるんです。身体の不調は我慢するものではなく、適切にケアすべきものだと理解してください。

当院での産後ケアについて

当院では開院以来、数多くの産後のお母さんの身体と向き合ってきました。臨床経験25年以上、100,000人以上の施術実績の中で、産後の身体の特徴や回復過程を深く理解しています。産後の症状でお悩みの方には、まず5種類の独自検査で身体の状態を徹底的に調べます。骨盤の歪み、筋力の低下、関節の可動域など、一人ひとり異なる状態をしっかり把握した上で、最適な施術プランを提案させていただきます。

施術は産後の身体に合わせた優しい手技で行いますので、痛みもなく安心して受けていただけます。また、施術だけでなく、自宅でできるセルフケアの方法や、日常生活での注意点もお伝えしています。国家資格を持つ院長が検査から施術まで一貫して担当しますので、毎回異なる施術者に症状を説明する必要もありません。赤ちゃん連れでの来院も大歓迎です。

産後の症状は我慢せず、適切なケアを

産後の身体には様々な症状が現れますが、多くは正常な回復過程の一部です。ただし、「産後だから仕方ない」と我慢する必要はありません。適切なケアを受けることで、症状は改善できますし、快適な育児生活を送ることができます。そして何より、お母さんが心身ともに健康であることが、赤ちゃんにとって最良の環境なのです。

もし産後の身体に不安や痛みを感じているなら、一人で悩まず専門家に相談してください。当院では産後の身体に精通した専門家が、あなたの症状の原因を徹底的に調べ、根本から改善へと導きます。これから続く長い育児生活を楽しむためにも、今は自分の身体を大切にしてください。改善まで責任をもって私が施術を行いますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。お母さんの笑顔が、赤ちゃんの笑顔につながりますから


院長:中林

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