1/10(土)10時に空きがあります。ご希望の方はご連絡ください。

発熱後の倦怠感はなぜ続く?原因と対処法を解説

本日の予約状況

こんにちは、堺市北区中百舌鳥にある中林整骨院の中林です。最近、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症から回復された方で「熱は下がったのに体のだるさが何週間も続いている」というご相談が増えています。

実は私自身、幼少期は病弱で毎月のように風邪を引いていた経験があります。だからこそ、体調不良がどれだけ日常生活に影響するか、よく分かります。今日は発熱後の倦怠感について、医学的な知見をもとにお話しさせていただきますね。

院長:中林

発熱後の倦怠感は決して珍しい症状ではありません。一人で抱え込まず、適切な対処をしていきましょう

目次

発熱後の倦怠感とは

発熱後の倦怠感とは、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの感染症による熱が治まった後も、強い疲労感や体のだるさが長期間続く状態を指します。単なる疲れとは違って、十分な休息を取っても改善されず、日常生活や仕事に大きな支障をきたすのが特徴です。

厚生労働省の調査によると、新型コロナウイルス感染症の診断後6か月経過しても約21%の人が疲労感や倦怠感を訴えていることが分かっています。つまり、感染症の後に倦怠感が続くのは決して珍しいことではないのです。

一般的には1週間から2週間程度で改善することが多いのですが、個人差が大きく、新型コロナ後遺症の場合は数か月から1年以上続くケースもあります。

発熱後に倦怠感が続く医学的な理由

なぜ熱が下がった後も倦怠感が続くのでしょうか。実は、発熱後の倦怠感は単一の原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って引き起こされる症状だということが分かっています。

脳内の炎症が倦怠感を引き起こす

理化学研究所の研究チームによる2023年の研究で、発熱後の倦怠感に脳内の炎症が深く関わっていることが明らかになりました。ウイルス感染により脳内でインターロイキン-1βなどの炎症性物質が産生され、神経炎症が起こることで倦怠感が引き起こされるのです。

特に、背側縫線核という脳の部位での炎症が強いほど、倦怠感も増大することが分かっています。この部位はセロトニンという神経伝達物質を作る場所で、セロトニン神経機能に異常が生じることで、長期にわたる倦怠感につながると考えられています。

興味深いのは、発熱と倦怠感は別のメカニズムで起きているということです。発熱を抑える薬を投与しても倦怠感は改善されないため、熱が下がった後も倦怠感だけが残ってしまうのです。

免疫システムの過剰反応

ウイルスと戦うために活性化した免疫システムが、感染後も過剰に働き続けることで体力を消耗し続けます。鳥取大学医学部附属病院の説明によると、風邪で体が痛くなったり倦怠感を感じたりするのは、免疫細胞に優先して糖と酸素を送るために筋肉を使わないようにしているからだそうです。

つまり、倦怠感は体が「今は安静にしていてください」というサインを出している状態とも言えます。ただ、このサインが感染後も長く続いてしまうことがあるのです。

体力と筋力の低下

感染期間中の安静により筋肉量が減少し、基礎体力が大幅に低下することで回復に時間がかかることも多く見られます。特に高熱が数日間続いた場合や入院を要した場合は、筋力低下が顕著になります。

自律神経のバランスの乱れ

感染症によるストレスや長期の安静は、自律神経のバランスを崩す原因となります。自律神経の乱れは、倦怠感だけでなく、睡眠障害や食欲不振なども引き起こし、回復を遅らせる要因となります。

栄養不足と脱水

発熱時は発汗により多くの水分とミネラルが失われます。また、食欲不振により十分な栄養が摂取できないことも、回復を遅らせる要因となります。

発熱後の倦怠感への対処法

では、発熱後の倦怠感にはどのように対処すればよいのでしょうか。一般的に推奨されている対処法をご紹介します。

十分な水分と栄養を摂る

発熱後は脱水状態が続いていることが多いため、十分な水分補給が最も重要です。また、ビタミンB群やマグネシウムなど、エネルギー代謝と筋肉の回復に必要な栄養素を意識的に摂ることが大切です。野菜、果物、全粒穀物、ナッツ類などを中心としたバランスの取れた食事を心がけましょう。

質の良い睡眠を確保する

睡眠中に心身が修復されるため、量よりも質が重要です。就寝前はスマートフォンやパソコンの光を避け、一定の就寝・起床時間を保つことで睡眠の質を高めることができます。寝室の温度や明るさ、騒音などの環境を整えることも効果的です。

無理せず段階的に活動を再開する

過度の安静は筋力低下を招き、かえって回復を遅らせる可能性があります。体調に合わせて少しずつ日常活動を増やしていく段階的なアプローチが重要です。軽い散歩などから始めて、徐々に活動量を増やしていきましょう。

リラックスする時間を作る

温かいお風呂で血行を促進したり、深呼吸や瞑想で自律神経のバランスを整えたりすることも推奨されます。ストレスを溜め込まず、リラックスできる時間を意識的に作りましょう。

こんな時は医療機関へ

以下のような場合は、医療機関への受診を検討してください。

  • 倦怠感が1週間以上続き、改善の兆しが見られない場合
  • 38度以上の発熱が再び現れた場合
  • 息切れや胸痛など、他の症状を伴う場合
  • 日常生活に著しい支障をきたしている場合
  • うつ状態など精神的な問題が併発している場合

まずは内科を受診し、必要に応じて感染症科や後遺症外来への紹介を受けることをお勧めします。症状に応じて複数の診療科での連携治療が効果的な場合もあります。

放置すると起こりうるリスク

「そのうち治るだろう」と倦怠感を放置してしまうと、慢性疲労症候群のような長期的な体調不良に発展する可能性があります。仕事や学業への復帰が困難になり、経済的な問題や社会的な孤立を招く恐れもあります。

また、活動量が減ることで筋力低下や体力の更なる減退を招いたり、うつ状態などの精神的な問題も併発しやすくなったりします。症状が長期化することで、家族や職場での人間関係にも悪影響を及ぼし、生活の質が著しく低下してしまう可能性があるため、早期の適切な対処が重要です。

当院での取り組み

当院では、発熱後の倦怠感でお悩みの方に対して、体全体のバランスを整えるアプローチを行っています。倦怠感は単に体力の問題だけではなく、自律神経の乱れや全身のバランス、生活習慣なども関係していることが多いからです。

姿勢分析、関節可動域、神経検査など、5種類の独自検査によって一人ひとりの状態を詳しく調べ、症状の原因を特定します。検査もせずにいきなり施術を始める治療院もありますが、原因を特定できていなければ、何度も同じ症状を繰り返すことになります。

国家資格を持つ私が問診から施術まで責任を持って全てを担当しますので、検査結果が共有されなかったり、施術のレベルにばらつきが出たりする心配はありません。臨床経験25年以上、10万人以上の施術実績を活かし、薬に頼らずに改善を目指す方法を一人ひとりの状態に合わせてご提案しています。

まとめ

発熱後の倦怠感は、脳内炎症、免疫システムの過剰反応、体力低下、自律神経の乱れ、栄養不足など、複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。医学的な研究により、そのメカニズムが少しずつ解明されてきています。

回復を早めるためには、十分な水分と栄養の補給、良質な睡眠、段階的な活動再開、そしてストレス管理が重要です。症状が1週間以上続く場合や日常生活に著しい支障をきたしている場合は、医療機関への受診を検討してください。

発熱後の倦怠感は決して珍しい症状ではありませんが、適切な対処により改善が期待できます。病院で「様子を見ましょう」と言われたけれど改善しない、という方も、原因が異なれば対処法も異なります。体全体のバランスを整えることで症状が改善するケースも多く見られます。

一人で悩まず、必要に応じて専門家に相談することが早期回復への近道となります。倦怠感のせいでやりたいことを諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなりますよ。


院長:中林

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
大阪府堺市北区百舌鳥梅町1-16-4ラレックス城の山
電話番号
072-255-0102
定休日
日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次