
院長:中林お気軽にご相談ください!

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堺市中百舌鳥にある中林整骨院・なかもず院の中林です。最近、体がだるくてやる気が出ない、以前のように動けない、そんな倦怠感に悩んでいませんか?「疲れているのに筋トレなんてとんでもない」と思うかもしれませんが、実は適切な倦怠感改善には筋トレが非常に効果的なんです。


ただし、やり方を間違えると逆効果になる可能性もあります。疲れているときにどんな筋トレをすればいいのか、どのくらいの強度が適切なのか、オーバートレーニングにならないか、不安ですよね。
25年以上の臨床経験から、倦怠感改善に効果的な筋トレ方法と、安全に続けるためのポイントをお伝えします。


正しい筋トレが、疲れにくい体を作る最強の方法です
疲れているときに筋トレをすることに抵抗を感じる方は多いと思います。しかし、適切な負荷で筋トレを行うことで、実は倦怠感の根本的な改善につながるんです。その理由を科学的な観点から説明しますね。
筋トレをすると、成長ホルモンやテストステロンなどのホルモンが分泌されます。これらのホルモンは疲労回復を促進し、筋肉の修復を助けてくれます。また、筋肉量が増えることで基礎代謝が向上し、同じ動作をしても疲れにくい体になります。さらに、筋トレは自律神経のバランスを整え、睡眠の質も向上させるため、翌朝の目覚めが良くなります。
筋肉量が増えると基礎代謝が上がり、日常生活でのエネルギー消費効率が向上するため、疲れにくい体質へと変化していきます。ただし、強度が高すぎる筋トレは逆効果です。自分の体力レベルに合わせた適切な負荷設定が重要になります。
筋トレを行うと、筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、血液のポンプ作用が働きます。これにより全身の血流が改善され、酸素と栄養素が体の隅々まで行き渡ります。倦怠感の原因の一つは血流不足なので、筋トレによる血流改善は非常に効果的です。
特に下半身の筋トレは効果が高いです。下半身には全身の約70%の筋肉が集中しているため、ここを鍛えることで血流改善効果が最大化されます。
倦怠感改善のために筋トレは効果的ですが、やり方を間違えると症状を悪化させる可能性があります。避けるべき筋トレの特徴を理解しておきましょう。
高強度インターバルトレーニングや、限界まで追い込むような高負荷トレーニングは避けてください。これらは交感神経を過度に刺激し、疲労を蓄積させてしまいます。また、長時間の筋トレも逆効果です。1回のトレーニングは30分から40分程度にとどめましょう。
疲労が翌日以降も残るようなトレーニングは強度が高すぎるサインです。筋トレ後は爽快感があり、翌日には回復している程度の負荷が理想的です。体が休息を求めているときに無理をすると、オーバートレーニング症候群に陥る可能性もあります。
慢性的な疲労感、睡眠障害、食欲不振、集中力の低下、免疫力の低下などがオーバートレーニングの兆候です。これらの症状が出たら、すぐに筋トレを休止して体を休めてください。
休息も立派なトレーニングの一部です。筋肉は休んでいる間に成長するため、適切な休息日を設けることが重要です。
倦怠感があっても無理なくできて、確実に効果が出る筋トレを5つご紹介します。これらは自宅でできるものばかりで、特別な器具も必要ありません。
下半身を鍛える最も効果的な筋トレがスクワットです。太ももやお尻の大きな筋肉を使うため、基礎代謝向上効果が非常に高いです。椅子に座るようにゆっくりと腰を下ろし、ゆっくりと立ち上がる動作を10回から15回繰り返しましょう。
膝がつま先より前に出ないように注意し、背筋を伸ばして行います。呼吸を止めずに、下りるときに息を吸い、上がるときに吐きます。週に3回程度行うことで、2週間ほどで体力の向上を実感できます。
体幹を鍛えるプランクは、姿勢改善と全身の筋力向上に効果的です。うつ伏せになり、肘とつま先で体を支えて、体が一直線になるように10秒から30秒キープします。体幹が強化されると日常動作が楽になり、疲労感が大きく軽減されます。
お尻が上がったり腰が反ったりしないように注意しながら、自然な呼吸を続けてください。最初は10秒でも構いません。徐々に時間を延ばしていくことで、確実に体幹が強くなります。
上半身を鍛える基本的な筋トレです。通常の腕立て伏せが難しい場合は、膝をついた状態や壁を使った立て伏せから始めましょう。10回を3セット行うことで、上半身の筋力がつきます。
胸、肩、二の腕の筋肉を同時に鍛えられるため、効率的に上半身の筋力を向上できます。肩こりの改善にも効果的です。
仰向けに寝て、膝を立てた状態からお尻を持ち上げる動作です。お尻と太ももの裏側の筋肉を鍛えられます。15回を3セット行いましょう。腰痛予防にも効果的な筋トレです。
持ち上げたときに体が一直線になるように意識し、2秒キープしてからゆっくり下ろします。呼吸を止めずに行うことがポイントです。
500mlのペットボトルに水を入れたものでも構いません。上腕二頭筋を鍛えることで、日常生活での動作が楽になります。10回から15回を3セット行いましょう。
肘を固定して、ゆっくりとした動作で行います。筋肉に適度な刺激を与えることで成長ホルモンの分泌が促進され、疲労回復が早まります。
倦怠感改善のための筋トレでは、強度と頻度の設定が最も重要です。強すぎる負荷は症状を悪化させ、弱すぎる負荷では効果が得られません。自分に合った設定を見つけることが、継続と改善の鍵になります。
筋トレ中に「ややきつい」と感じる程度が適切な強度です。最後の数回がきついと感じる程度の負荷設定にしましょう。息が上がりすぎず、会話ができる程度を保ってください。
重量を扱う場合は、10回から15回繰り返せる重さが目安です。それ以上軽いと効果が薄く、重すぎると怪我のリスクが高まります。自重トレーニングの場合は、回数を調整して強度を管理しましょう。
倦怠感改善のためには、週に3回程度の筋トレが理想的です。月曜・水曜・金曜のように、1日おきに行うペースが筋肉の回復と成長に最適です。同じ部位を連日鍛えることは避け、休息日を設けましょう。
最初は週に2回程度から始めて、体力がついてきたら徐々に回数を増やしていくことをおすすめします。無理なく続けられるペースを見つけることが、長期的な改善につながります。
効果的に筋トレを行うためには、前後のケアも非常に重要です。準備運動と整理運動を適切に行うことで、怪我を防ぎ、疲労の蓄積を最小限に抑えられます。
筋トレ前には5分から10分のウォーミングアップを必ず行いましょう。軽いジョギングやジャンプ、関節を回すなどの動的ストレッチで、筋肉の温度を上げて柔軟性を高めます。体が温まることで、筋トレの効果も高まり、怪我のリスクも減少します。
特に寒い季節や朝一番の筋トレでは、念入りにウォーミングアップを行ってください。筋肉が冷えている状態での筋トレは、肉離れなどの怪我につながりやすいです。
筋トレ後は5分から10分のクールダウンを行いましょう。軽いウォーキングやストレッチで、徐々に心拍数を落ち着かせます。使った筋肉を中心に、ゆっくりと20秒から30秒伸ばすことで、翌日の筋肉痛を軽減できます。
クールダウンを省略すると、疲労物質が筋肉に溜まりやすくなり、回復が遅れます。時間がないときでも、最低限のストレッチは行うようにしてください。
筋トレ後30分以内にタンパク質と糖質を摂取することで、筋肉の回復と成長が促進されます。プロテインドリンクやバナナ、おにぎりなどが手軽でおすすめです。タンパク質は体重1kgあたり1.5gから2gを目安に摂取しましょう。
水分補給も忘れずに行ってください。筋トレ中はこまめに水分を摂り、脱水状態を避けることが重要です。
適切な筋トレを続けても倦怠感が改善しない場合は、身体の根本的な問題が隠れている可能性があります。姿勢の歪み、自律神経の乱れ、内臓の機能低下、ホルモンバランスの異常など、筋トレだけでは対処できない原因があるかもしれません。
当院では、身体全体のバランスを詳しく検査し、倦怠感の本当の原因を特定します。筋トレで改善できる部分と、専門的な施術が必要な部分を見極めることが、早期改善への近道です。一人ひとりの体力レベルや症状、生活スタイルに合わせて、最適な筋トレ計画もアドバイスしています。
私自身も幼少期から体調不良に悩み、リハビリの辛さを経験してきました。だからこそ、無理なく継続できる方法の大切さを誰よりも理解しています。正しいフォームや適切な強度設定を知ることで、より効果的に症状を改善できます。
筋トレは倦怠感改善に非常に効果的ですが、正しい方法がわからなかったり、続けても効果が出なかったりする場合は、専門家に相談することをおすすめします。自己流で続けて効果が出ないと、モチベーションも下がってしまいますよね。
当院では、あなたの体力レベルや症状、目標に合わせて、最適な筋トレメニューをご提案します。根本原因にアプローチする施術と組み合わせることで、より早く確実な改善が期待できます。
一人で悩まず、どんな小さなことでもご相談ください。いつまでも元気に歩き、人生を楽しめる身体を取り戻すために、全力でサポートします。

