
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区中百舌鳥で中林整骨院・なかもず院をしている中林佑樹です。先日も生後11ヶ月のお子さんを連れたママさんから「そろそろ靴を買いたいんですけど、どんな靴を選べばいいんでしょうか」という相談を受けました。私も3人の子どもを育ててきましたが、長女のファーストシューズを選ぶときは本当に迷ったことを今でも覚えています。


赤ちゃんの成長において、靴選びは将来の足の健康や歩行姿勢に大きく影響する重要な要素です。間違った靴を履かせ続けると、足の骨格形成に悪影響を及ぼし、扁平足や外反母趾などのトラブルにつながる可能性があります。今回は臨床経験25年の中で多くの親子と接してきた私の視点から、赤ちゃんの靴を選ぶときに押さえておくべきポイントを詳しくお伝えします。


足の発達は一生の健康に関わるので、最初の靴選びは本当に大切なんです
多くの保護者の方が「いつから靴を履かせればいいのか」と悩まれていますが、靴が必要になるタイミングは赤ちゃんの発達段階によって決まります。つかまり立ちの段階ではまだ靴は不要で、室内で裸足や滑り止めつきの靴下で過ごすことが足の感覚を育てるために重要です。伝い歩きができるようになった段階でも、まだ本格的な靴は必要ありません。この時期は足の裏で床の感覚を感じ取ることで、バランス感覚や筋力が自然に発達していきます。
靴が本当に必要になるのは、ひとり歩きができるようになってから外を歩く機会が出てきたときです。目安としては10歩以上安定して歩けるようになり、公園デビューや外出時に地面を歩かせたいと思ったタイミングが適切です。早すぎる靴の使用は足の自然な発達を妨げる可能性があるため、焦らずに赤ちゃんの成長を見守ることが大切です。
当院にも歩き始めの赤ちゃんを連れた保護者の方が多く来院されますが、身体全体のバランスを見たときに足の発達状況は非常に重要な要素になります。歩行開始時期は個人差が大きく、早い子では9ヶ月頃から、ゆっくりな子では1歳半頃から歩き始めることもあり、それぞれのペースに合わせた対応が必要です。
ファーストシューズを購入した後も、家の中では基本的に裸足で過ごさせることをおすすめします。裸足で歩くことで足の指をしっかり使うことができ、土踏まずの形成や足裏の筋力強化につながります。靴は外出時に足を保護するためのものと考え、家に帰ったらすぐに脱がせてあげましょう。
赤ちゃんの靴選びで最も重要なのが、正しいサイズを選ぶことです。大人用の靴選びとは異なり、赤ちゃんの靴にはいくつかの特別な注意点があります。まず測定すべきなのは足長ですが、これはかかとから一番長い指の先端までの長さを指します。必ずしも親指が一番長いとは限らないため、人差し指や中指が長い場合もあることを念頭に置いて測定してください。
靴のサイズは足長に対して5mm程度の余裕を持たせることが推奨されています。これは歩行時に足が前方に動くためのスペースと、靴下を履いた時の厚みを考慮した数値です。大きすぎる靴は靴の中で足が動いてしまい、転倒の原因になるため、長く使いたいからといって大きめを選ぶのは避けてください。
足幅や足囲も重要な測定ポイントです。足長が同じでも足の形は個人差が大きく、甲が高い子もいれば低い子もいます。細身の足に幅広の靴を履かせると靴の中で足がずれてしまい、逆に幅広の足に細身の靴を履かせると圧迫されて痛みや変形の原因になります。できれば専門店でシューフィッターに測定してもらうことをおすすめします。
赤ちゃんの足は驚くほど速く成長します。1歳前後では3ヶ月で約5mm、1歳から2歳では3ヶ月で約3mm成長すると言われています。そのため定期的にサイズをチェックし、つま先の余裕が3mm以下になったら買い替えのサインです。靴を履いた状態でつま先部分を触って、指が動かせる余裕があるかを確認する習慣をつけましょう。
サイズが合っていても、靴の構造や機能が赤ちゃんに適していなければ意味がありません。まず確認したいのがつま先の形状です。指が自由に動かせる広めの設計になっているかどうかをチェックしてください。つま先部分が狭い靴は指が圧迫され、外反母趾などの変形を引き起こすリスクがあります。また、つま先が少し上に反り返っている設計だと、歩き出しがスムーズになり転びにくくなります。
かかと部分がしっかりしていて足をホールドできる構造も重要なポイントです。かかとが安定することで正しい歩行姿勢が保たれ、足首のぐらつきを防ぐことができます。手で靴のかかと部分を押してみて、簡単に潰れないしっかりとした硬さがあるか確認しましょう。一方で靴底は適度な柔軟性が必要で、足の動きに合わせて曲がる程度の柔らかさが理想的です。
靴底の滑りにくさも確認ポイントです。赤ちゃんはまだ歩行が不安定なため、滑りやすい靴底だと転倒のリスクが高まります。ゴム製で適度なグリップ力がある靴底を選びましょう。また通気性の良い素材を使っているかも大切で、赤ちゃんは新陳代謝が活発で足も汗をかきやすいため、メッシュ素材や天然皮革など通気性に優れた素材がおすすめです。
毎日使うものだからこそ、履かせやすさは見逃せないポイントです。マジックテープで大きく開く設計の靴は、足を入れやすく脱ぎ履きがスムーズです。紐靴はフィット感を細かく調整できるメリットがありますが、毎回結び直す手間がかかるため、活発に動き回る赤ちゃんには向いていないかもしれません。
どんな靴を選べばいいかと同じくらい、避けるべき靴の特徴を知っておくことも重要です。まず柔らかすぎる靴は足をしっかり支えることができず、歩行が不安定になります。靴を手で持って簡単にぐにゃぐにゃ曲がってしまうような靴は避けましょう。逆に硬すぎる靴も足の動きを妨げてしまうため、適度な硬さと柔軟性のバランスが大切です。
中古の靴を使うことにも注意が必要です。靴は使っているうちに前の持ち主の足の形に合わせて変形していきます。その変形した靴を別の子どもが履くと、足に合わない形状で歩くことになり、足の発達に悪影響を及ぼす可能性があります。特にかかと部分は体重のかかり方によって傾きが生じるため、できるだけ新品を用意してあげることをおすすめします。
デザイン重視で機能性を犠牲にした靴も避けるべきです。かわいいキャラクターがついていたり、おしゃれなデザインの靴は魅力的ですが、まずは足の健康を第一に考えて機能性を優先しましょう。装飾が多すぎる靴は重くなりがちで、赤ちゃんの歩行の負担になることもあります。
赤ちゃんの靴は成長に合わせて頻繁に買い替える必要があるため、価格も気になるところです。しかし安すぎる靴は構造や素材に問題があることが多く、足の発達に悪影響を与えるリスクがあります。一方で高額な靴が必ずしも良いとは限りません。適切な価格帯としては、3000円から7000円程度の信頼できるメーカーの靴を選ぶのが現実的な選択肢です。
当院では赤ちゃんの身体の発達について多くの相談を受けていますが、足の発達は身体全体のバランスに大きく影響します。正しい靴を履いて正しい歩き方を身につけることで、膝や股関節、骨盤、さらには背骨や首の位置まで良い影響が及びます。逆に合わない靴を履き続けると、歩行姿勢が崩れ、将来的に膝痛や腰痛などの原因になる可能性もあります。
私は3人の子どもを育てる中で、長男が歩き始めの頃に少し大きめの靴を履かせていたことがありました。そのとき靴の中で足が動いてしまい、何度も転びそうになる姿を見て、サイズの重要性を改めて実感しました。それ以降はこまめにサイズを確認し、適切な靴を選ぶように心がけています。
靴を履いて歩いている様子を観察することも大切です。つま先が内側や外側を向いていないか、かかとから着地してつま先で蹴り出す正しい歩行ができているか、左右バランスよく歩けているかなどをチェックしましょう。もし気になる歩き方をしている場合は、靴が合っていない可能性もあります。
靴選びで迷ったときは、専門店のシューフィッターや小児の足の発達に詳しい専門家に相談することをおすすめします。足の計測だけでなく、歩き方や足の形状を見てもらい、その子に最適な靴を提案してもらえます。ネット通販は便利ですが、初めての靴は実店舗で試着して選ぶことが失敗しないコツです。
当院でも赤ちゃんの身体全体のバランスを見ながら、発達段階に応じた適切なアドバイスを行っています。足だけでなく、骨盤や背骨の状態、首の動きなど全身を総合的に評価することで、より健やかな成長をサポートできます。もし赤ちゃんの歩き方や姿勢で気になることがあれば、一人で悩まずにいつでもご相談ください。






This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.
Accept or Deny