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手術後の体調不良はなぜ起こる?5つの隠れた原因

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手術は無事に終わって医師からも「問題ありません」と言われたのに、なぜか体調がすぐれない日々が続いていませんか。疲れやすい、頭が重い、めまいがする、なんとなくだるい。そんな症状を感じながらも、病院の検査では「異常なし」と言われて、どうしたらいいのか分からず不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は手術後の体調不良には、レントゲンやMRIでは見つからない隠れた原因が複数存在しているんです。傷は治っているのに体調が戻らないのは、決してあなたの気のせいではありません。今回は、なぜ手術を終えた後も不調が続くのか、その原因を5つの視点から詳しくお伝えしていきますね。

院長:中林

原因が分かれば対処法も見えてきます。一緒に解決の糸口を見つけていきましょう

目次

麻酔による筋肉弛緩と関節の不安定性

手術では必ず麻酔を使いますが、この麻酔薬が体に及ぼす影響は意外なほど大きく、そして長く続くものなんです。全身麻酔の場合、手術後数時間で意識は戻りますが、薬の代謝物が体内に残り続けることで、術後数日から数週間にわたって様々な症状が現れることがあります。

特に見落とされがちなのが、麻酔による筋肉の弛緩作用です。麻酔をかけると全身の筋肉が緩みますが、筋肉が緩むことで関節を支える力が失われ、関節が不安定な状態になってしまうんです。そして問題なのは、麻酔が切れた後も、この関節の不安定性が残ったままになってしまうことがあるという点なんですね。

関節が不安定になると、体は無意識のうちに他の筋肉を過剰に緊張させてバランスを取ろうとします。その結果、首や肩、腰などに余計な負担がかかり、痛みやこり、だるさといった症状が出てくるんです。また、麻酔薬は自律神経にも影響を与えるため、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、集中力の低下なども引き起こします。

特に高齢の方や肝臓・腎臓の機能が低下している方は、麻酔薬の代謝に時間がかかるため症状が長引く傾向にあります。局所麻酔や硬膜外麻酔でも、人によっては頭痛や背中の痛みが残ることがあるんですね。この麻酔による関節の不安定性と筋肉のアンバランスが、術後の体調不良がなかなか取れない大きな理由の一つなんです。

手術侵襲による全身の炎症反応

手術というのは、医学的には必要な処置ですが、体にとっては大きな「侵襲」つまりダメージなんです。メスを入れることで組織が傷つき、そこに対して体は炎症反応を起こします。この炎症反応は傷を治すために必要なものですが、同時に全身に影響を及ぼし、様々な不調を引き起こします。

炎症反応が起きると、サイトカインという炎症性物質が血液中に放出されます。このサイトカインが脳に作用すると、倦怠感や疲労感、食欲不振、気分の落ち込みといった症状が現れるんです。これは「シックネス行動」と呼ばれ、体が「今は休んで回復に専念しなさい」というメッセージを送っている状態なんですね。

また、手術による組織の損傷が大きいほど、この炎症反応も強くなります。腹部の大きな手術や開胸手術、人工関節置換術などの侵襲が大きい手術では、術後数週間から数ヶ月にわたって炎症マーカーが高い状態が続くことがあり、それが長期的な体調不良の原因になることも少なくないんです。

体の歪みとバランスの崩れ

これは病院ではほとんど注目されない原因なのですが、実は非常に重要なポイントです。手術を受けると、傷口をかばうために無意識のうちに体の使い方が変わってしまいます。例えば腹部の手術後は、お腹を守るように前かがみの姿勢になったり、左右どちらかに体重をかけたりする癖がついてしまうんですね。

この不自然な姿勢が続くことで、骨格が歪み、筋肉のバランスも崩れていきます。そうすると手術した部位とは全く関係ない場所に痛みが出たり、頭痛や肩こり、腰痛といった症状が現れたりするんです。体は全身でバランスを取っているので、一箇所の歪みが連鎖的に全身に影響を与えてしまうわけです。

さらに前述した麻酔による関節の不安定性が加わると、体の歪みはより複雑になります。関節が不安定なまま無理に動こうとすると、代償動作といって本来使わなくていい筋肉まで使ってしまい、それが慢性的な筋肉の緊張や痛みにつながるんです。

また手術では組織を切開して縫合しますが、この縫合された部分の周辺組織が硬くなり、可動性が低下することがあります。この「癒着」や「瘢痕組織」が周囲の筋肉や筋膜の動きを制限し、それが遠く離れた部位の不調につながることも多いんです。例えば帝王切開の傷痕が、腰痛や肩こりの原因になっているケースも実際に少なくないんですよ。

自律神経の乱れと回復力の低下

手術は体にとって大きなストレスであり、そのストレスが自律神経に多大な影響を与えます。自律神経は呼吸、心拍、消化、体温調節など、生命維持に必要なあらゆる機能をコントロールしている重要な神経系です。この自律神経のバランスが崩れると、実に様々な症状が現れるんです。

術後によく見られる自律神経の症状としては、動悸、息切れ、めまい、立ちくらみ、冷え、ほてり、発汗異常、睡眠障害、消化不良、便秘や下痢、頭痛などがあります。これらは検査では異常が見つからないため「気のせい」と片付けられがちですが、実際には自律神経の機能的な問題が起きているわけです。

特に手術後は交感神経が過剰に働きやすく、常に体が緊張状態になってしまいます。すると夜になってもリラックスできず、眠りが浅くなり、疲れが取れないという悪循環に陥ります。睡眠は体の修復に最も重要な時間なので、この睡眠の質の低下が回復を遅らせる大きな要因になっているんですね。

また、麻酔による筋肉の弛緩と関節の不安定性も自律神経に影響を与えます。関節が不安定だと体は常に警戒モードになり、交感神経が優位な状態が続いてしまうんです。これが慢性的な疲労感や不眠の原因になることも多いんですよ。

栄養不足と代謝の低下

手術後は食欲が落ちたり、消化機能が一時的に低下したりするため、十分な栄養が摂れないことが多いです。また、傷を治すためには通常の何倍ものタンパク質、ビタミン、ミネラルが必要になるため、普通に食事をしているつもりでも実は栄養不足に陥っていることがあるんです。

特にタンパク質不足は深刻で、筋肉が分解されて体力が落ち、免疫力も低下します。また鉄分不足による貧血も術後によく見られ、これが倦怠感や息切れ、集中力低下の原因になります。ビタミンB群が不足すると神経機能に影響が出て、しびれや疲労感が強くなることもあります。

さらに手術後は安静期間が続くため、筋肉量が減り基礎代謝が低下します。基礎代謝が下がると体温が低くなり、免疫機能も低下し、さらに疲れやすくなるという悪循環に陥ります。栄養と代謝の問題は回復を大きく左右する重要な要素なんですが、病院ではあまり詳しく指導されないことも多いんですね。

ホルモンバランスの変化と心理的ストレス

特に女性の場合、子宮や卵巣に関わる手術を受けると、ホルモンバランスが大きく変化します。子宮摘出手術や卵巣摘出手術では、急激にホルモンが減少するため、更年期のような症状が現れることがあります。ホットフラッシュ、発汗、イライラ、抑うつ、不眠、関節痛などがその代表例です。

また、子宮や卵巣を残した手術でも、手術による血流の変化や神経の損傷によって、一時的にホルモン分泌が乱れることがあります。これが生理不順や月経痛の悪化、PMSの悪化につながることもあるんです。男性の場合も、前立腺や精巣に関わる手術では男性ホルモンの変化により、疲労感や気分の落ち込みが見られることがあります。

さらに手術という体験は、心にも大きな負担をかけます。「また痛くなるのではないか」「ちゃんと治っているのか」「このまま元に戻らないのでは」という不安や恐怖が常にあると、それ自体がストレスとなり体調不良を悪化させます。心理的ストレスは自律神経に直接影響し、交感神経を過剰に刺激することで、筋肉が緊張し、血流が悪くなり、痛みや不調が増幅されるんです。

当院での術後体調不良へのアプローチ

ここまでお伝えしてきた原因は、実は単独で存在しているのではなく、複数が絡み合って体調不良を引き起こしています。だからこそ、一つの原因だけに注目するのではなく、体全体を総合的に診ていくことが重要なんです。

当院では25年以上の臨床経験をもとに、手術後の体調不良に対して独自の5種類の検査を行います。骨格の歪み、筋肉のバランス、関節の可動域と安定性、自律神経の状態、内臓の機能など、多角的に体を分析することで、あなたの不調がどこから来ているのかを特定していきます。

特に麻酔による関節の不安定性は、通常の病院では見逃されがちですが、当院では細かく関節の動きをチェックし、不安定になっている関節を特定します。そして見つかった根本原因に対して、ソフトで優しい施術を行います。無理な力は一切加えず、体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことを重視しています。

実際に整形外科で「もう治らない」と言われた方が、当院の施術で改善されるケースを数多く経験してきました。それは痛みや不調という「結果」だけを診るのではなく、なぜそうなったのかという「原因」を徹底的に追究するからです。

まとめ

手術後の体調不良は、麻酔による筋肉弛緩と関節の不安定性、炎症反応、体の歪み、自律神経の乱れ、栄養不足、ホルモンバランスの変化、心理的ストレスなど、複数の原因が重なり合って起きています。特に麻酔による関節の不安定性は、麻酔が切れた後も残り続けるため、術後の体調不良が長引く大きな要因となっているんです。

病院の検査で異常がないからといって、あなたの不調が存在しないわけではありません。大切なのは、症状という「結果」だけを見るのではなく、なぜその症状が出ているのかという「原因」を突き止めることです。原因が分かれば、適切な対処法も見えてきます。

一人で悩んで不安を抱え続けるより、まずは専門家に相談してみてください。あなたの体調不良には必ず原因があり、そして改善する道があります。どんな小さな不調でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談くださいね。


院長:中林

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