
院長:中林お気軽にご相談ください!

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中林整骨院の中林佑樹です。朝起きた瞬間から疲れている、少し動いただけでぐったりする、妊娠前なら簡単にできた家事が今は重労働に感じるといった症状に悩んでいませんか。当院には毎日のように「産後3ヶ月なのに全く体力が戻りません」「この異常な疲れやすさは普通なんでしょうか」という相談が寄せられます。実は産後に疲れやすくなる背景には骨盤の歪みが大きく関係しており、産後の骨盤矯正を受けることで驚くほど体力が回復するケースが非常に多いのです。


私の妻も3人の子どもを出産しましたが、特に2人目以降は疲労感が強く「こんなに疲れるなんて聞いてなかった」とよく言っていました。産後の疲れやすさは決して甘えではなく、体からの重要なサインです。今日は産後に疲れやすくなる医学的な原因と、いつまで続くのか、どうすれば改善できるのかを詳しくお話しします。


産後の疲れやすさには明確な原因があります。適切にケアすれば必ず体力は戻ってきます
産後のママが訴える疲労感は、妊娠前とは比較にならないほど強烈です。25年以上の臨床経験の中で、産後に疲れやすくなる原因には共通するパターンがあることが分かってきました。これらは一つだけではなく、複数の要因が複雑に絡み合っています。まず原因を正しく理解することで、自分の体に何が起こっているのかが見えてきます。
出産は人生最大の重労働と言っても過言ではありません。陣痛から分娩まで何時間もかけて全身の筋肉を使い、大量のエネルギーを消費します。出産直後の体は激しい運動をした後のように疲弊しており、回復には相当な時間が必要です。さらに妊娠中は運動量が減り、特に腹筋や骨盤底筋群といった体幹の筋肉が大きく衰えています。
筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、少し動いただけでも疲れやすくなります。階段の昇り降りが辛い、買い物袋を持つのが大変、赤ちゃんを抱っこしているだけで腕がだるくなるといった症状は、筋力低下が原因です。産後は意識的に筋力を回復させないと、疲労感はなかなか改善しません。
夜間授乳や夜泣きで睡眠が細切れになり、深い睡眠がほとんど取れない状態が続きます。睡眠は単に休むための時間ではなく、体を修復し疲労を回復させるための最も重要な時間です。睡眠中に分泌される成長ホルモンが筋肉や組織を修復し、免疫力を高め、脳の疲労を取り除いてくれます。
ところが産後は深い睡眠に入る前に赤ちゃんに起こされることの繰り返しで、成長ホルモンが十分に分泌されません。その結果、疲労が回復しないまま翌日を迎え、疲れが蓄積していくという悪循環に陥ります。睡眠負債が溜まると、日中の集中力や判断力も低下し、余計に疲れを感じやすくなるのです。
出産により大きく開いた骨盤が正しい位置に戻らないと、内臓の位置が下がり本来の機能が低下します。内臓機能が落ちると基礎代謝が低下し、エネルギーを効率よく作り出せなくなります。同じ活動量でも疲労を感じやすくなるのは、骨盤の歪みによる代謝低下が大きな要因なのです。
さらに骨盤が歪むと骨盤内の血流やリンパの流れが悪くなります。血液は酸素や栄養を全身に運び、老廃物を回収する重要な役割を担っています。この流れが滞ると細胞が酸欠状態になり、疲労物質である乳酸が蓄積しやすくなります。むくみや冷えといった症状も、血流不良のサインです。
授乳中は1日に約500キロカロリーを余分に消費します。これは1時間のウォーキングに相当するエネルギー量です。赤ちゃんに栄養を与えるために、ママの体は常にフル稼働している状態なのです。特に鉄分、カルシウム、タンパク質、ビタミンB群などが不足しやすく、これらの栄養素が足りないと疲労感が強くなります。
鉄分不足による貧血は産後のママに非常に多く見られます。出産時の出血に加え、授乳による鉄分の消費で体内の鉄分が枯渇すると、酸素を全身に運ぶヘモグロビンが減少します。その結果、少し動いただけで息切れしたり、めまいや立ちくらみを感じたり、強い疲労感に襲われたりするのです。
妊娠中に大量に分泌されていた女性ホルモンが、出産を境に急激に減少します。このホルモンの急変が自律神経に大きな影響を与え、体温調節や血圧コントロール、消化機能などが不安定になります。自律神経が乱れると常に体が緊張状態にあり、リラックスできず疲労が抜けません。
また産後はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌も増加します。育児への不安、赤ちゃんが泣き止まないストレス、自分の時間が全く取れないフラストレーションなどが重なると、コルチゾールが過剰に分泌され続けます。これが慢性疲労の原因となり、気力の低下や情緒不安定も引き起こします。
最も気になるのは「いつになったら楽になるのか」ということではないでしょうか。産後の体力回復には個人差がありますが、一般的な回復の目安をお伝えします。産後2週間は出産のダメージが最も残る時期で、安静第一です。この時期に無理をすると回復が遅れてしまいます。
産後1ヶ月頃になると、産褥期が終わり体力がかなり回復してきたと感じられます。悪露も落ち着き、日常生活の動作が楽になってくる時期です。ただし完全に元に戻ったわけではなく、まだ無理は禁物です。産後3ヶ月頃には体力が妊娠前の7割から8割程度まで回復し、家事や軽い運動もできるようになります。
産後6ヶ月から1年かけて完全に妊娠前の状態に戻る方が多いです。ただしこれは骨盤が正しい位置に戻り、筋力も回復し、睡眠も確保できている場合です。骨盤の歪みが残っていたり、慢性的な睡眠不足が続いていたりすると、産後1年以上経っても疲れやすさが改善しないケースも少なくありません。
原因が分かったところで、具体的にどう対処すればいいのかをお伝えします。育児で忙しい中でも実践できる方法を厳選しましたので、できることから始めてみてください。完璧を目指す必要はありません。少しずつ体を労わる習慣をつけていくことが大切です。
産後の疲れやすさを根本から改善するために最も効果的なのが、骨盤を正しい位置に戻すことです。骨盤が整うことで内臓が本来の位置に戻り、基礎代謝が向上します。血流やリンパの流れも改善され、疲労物質が効率よく排出されるようになります。
産後2ヶ月から6ヶ月の期間は骨盤が最も動きやすく、矯正の効果が出やすい時期です。この時期を逃さずにケアすることで、疲れやすさだけでなく腰痛や恥骨痛なども同時に改善できます。当院で骨盤矯正を受けられた患者さんの多くが「体が軽くなった」「育児が楽になった」と実感されています。
自宅でできるケアとしては骨盤ベルトの正しい装着や骨盤底筋トレーニングがあります。ただし間違った方法では効果が出ないばかりか、逆に体の負担になることもあるため、専門家の指導を受けることをお勧めします。
まとまった睡眠が取れないのは仕方ありませんが、質を上げる工夫はできます。赤ちゃんが寝ている時は家事より自分も一緒に休むことを最優先してください。「寝る子は育つ」と言いますが、「寝るママも育児ができる」のです。15分から20分の短い昼寝でも疲労回復効果があります。
夜の睡眠の質を上げるには、寝る1時間前からスマートフォンやテレビを控える、部屋を暗くする、リラックスできる環境を作ることが有効です。パートナーや家族に協力してもらい、週に1回でも3時間以上まとめて眠れる時間を作りましょう。母乳育児にこだわりすぎず、時にはミルクに頼って睡眠を確保することも大切です。
疲労回復のためには栄養バランスが非常に重要です。特に鉄分とタンパク質は意識的に摂取してください。鉄分はレバー、赤身の肉、ほうれん草、小松菜、ひじき、あさりなどに多く含まれています。ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がるため、食後に果物を食べるのもお勧めです。
タンパク質は筋肉の回復と維持に欠かせません。魚、肉、卵、大豆製品を毎食取り入れましょう。特に朝食でタンパク質をしっかり摂ると、一日のエネルギー代謝が上がり疲れにくくなります。ビタミンB群は疲労回復に直接働くため、玄米、豚肉、納豆、バナナなどを積極的に食べてください。
授乳中は水分不足にも注意が必要です。母乳を作るために1日2リットル以上の水分が必要ですが、脱水状態になると疲労感が増します。こまめに水分補給をする習慣をつけましょう。
産後2ヶ月までは産褥体操などの軽いストレッチにとどめ、体調が安定してきたら少しずつ運動量を増やします。赤ちゃんとの散歩は有酸素運動になり、気分転換にもなります。ベビーカーを押しながらの早歩きを1日20分続けるだけでも、体力回復に効果があります。
自宅でできる簡単な筋トレもお勧めです。スクワットは下半身の筋肉を効率よく鍛えられ、基礎代謝向上につながります。赤ちゃんを抱っこしながらのスクワットなら、赤ちゃんも喜んで一石二鳥です。ただし膝に痛みがある場合は無理をしないでください。
産後の疲れやすさは体だけでなく心の問題も関係しています。完璧な母親を目指そうとせず、助けを求める勇気を持ってください。パートナーや家族に育児や家事を分担してもらう、地域の子育て支援サービスを利用する、ママ友と悩みを共有するなど、一人で抱え込まない工夫が大切です。
家事は手抜きで構いません。掃除は毎日しなくても赤ちゃんは育ちます。食事も惣菜や宅配サービスを活用しましょう。あなたが笑顔でいられることが、赤ちゃんにとって何より大切なのです。疲れた時は「頑張りすぎている証拠」だと自分を労わってあげてください。
産後の疲れやすさの多くは適切なケアで改善しますが、以下のような症状がある場合は医療機関への受診を検討してください。極度の疲労感で起き上がれない、めまいや立ちくらみが頻繁に起こる、動悸や息切れが激しい場合は貧血や甲状腺機能異常の可能性があります。
また気分の落ち込みが2週間以上続く、赤ちゃんに関心が持てない、何もする気が起きないといった症状は産後うつのサインかもしれません。早期に専門家に相談することで、適切な治療やサポートを受けられます。一人で我慢せず、遠慮なく助けを求めてください。
産後に疲れやすくなるのは、出産による体力消耗、睡眠不足、骨盤の歪み、栄養不足、ホルモンバランスの変動など複数の原因が絡み合っています。しかしこれらは適切なケアをすることで必ず改善できます。特に骨盤を整えることは、疲労回復の土台を作る重要なステップです。
私は治療家として25年以上、10万人以上の患者さんを診てきましたが、産後のママたちが適切なケアで見違えるように元気になる姿を何度も見てきました。「もっと早く相談すればよかった」という声もたくさんいただいています。あなたの疲れやすさも必ず改善の道があります。
一人で悩まず、専門家に相談してみてください。当院では産後のママ一人ひとりの体の状態を詳しく検査し、最適な施術プランをご提案しています。完全予約制で待ち時間もなく、育児で忙しい方でも通いやすい環境を整えています。あなたが笑顔で育児を楽しめるよう、全力でサポートさせていただきますので、いつでも気軽にご相談くださいね。

