
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区中百舌鳥で整骨院をしている中林です。赤ちゃんの頭の形が気になって調べていくうちに、「自分の抱っこの仕方が悪かったのかも」と気づいた方も多いのではないでしょうか。いつも同じ腕で抱っこしていること、授乳の時もいつも同じ向きだったことに気づくと、少し申し訳ない気持ちになりますよね。でも、今気づいたからこそ、これから改善していけるのです。そんな赤ちゃんの向き癖と抱っこの関係についてお話しします。


私自身、3人の子どもを育てた経験があり、無意識に利き腕ばかりで抱っこしていた時期もありました。育児は毎日のことだからこそ、ちょっとした工夫が大きな変化につながります。今日から実践できる抱っこの工夫を、具体的にお伝えしていきますね。


抱っこの向きを意識するだけで向き癖は改善できます
赤ちゃんは1日のうち、寝ている時間と抱っこされている時間がほとんどを占めています。特に新生児期から生後3ヶ月頃までは、授乳やおむつ替え、あやす時など、何度も抱っこする機会があります。その度にいつも同じ向きで抱っこしていると、赤ちゃんの首や体が特定の方向に向く癖がついてしまうのです。
多くのお母さんは無意識のうちに利き腕側で抱っこする習慣がついています。右利きの方なら右腕で赤ちゃんの頭を支え、左手は自由に使えるようにという自然な流れです。これ自体は悪いことではないのですが、毎回同じ向きだと、赤ちゃんはいつも同じ方向を見ることになり、首の筋肉も偏って使われてしまいます。
抱っこされている時、赤ちゃんはお母さんの顔を見ようとします。横抱きの場合、赤ちゃんの視線は自然とお母さんの顔の方向に向きますし、縦抱きでも同様です。いつも同じ向きで抱かれていると、いつも同じ方向に首をひねることになり、片側の首の筋肉ばかりが使われて緊張してしまいます。
また、抱っこされている時の頭の位置も重要です。横抱きの場合、腕に頭を乗せる形になりますが、毎回同じ側だと、頭の同じ部分に圧力がかかり続けることになります。これが頭の形の変形につながる要因の一つになるのです。
向き癖を改善するために最も大切なのは、左右バランスよく抱っこすることです。理想は授乳や抱っこの度に、前回と反対側で抱くことですが、最初は慣れないと思います。まずは「今日は右腕で抱いたから、次は左腕で」という意識を持つことから始めましょう。
横抱きの場合は、赤ちゃんの頭の位置と体の向きを逆にします。いつもは右腕に頭を乗せて左向きに抱いているなら、左腕に頭を乗せて右向きに抱いてみてください。最初は不安定に感じるかもしれませんが、何度か練習すると慣れてきます。赤ちゃんも最初は違和感を感じるかもしれませんが、徐々に慣れていきます。
抱き替えは赤ちゃんの機嫌が良い時に行うのがコツです。お腹が空いていたり眠かったりする時に無理に抱き替えようとすると、嫌がって泣いてしまうこともあります。授乳の直後や、ご機嫌で遊んでいる時に試してみてください。
抱き替えが難しい場合は、抱っこしたまま赤ちゃんの向きだけを変える方法もあります。いつもと同じ腕で抱いたまま、赤ちゃんの体の向きを少しずつ変えていくのです。完全に反対向きは難しくても、少し角度を変えるだけでも効果があります。
縦抱きと横抱きでは、赤ちゃんの首や体にかかる圧力が異なります。横抱きは新生児期から使える基本的な抱き方ですが、頭が腕に乗る形になるため、長時間同じ側で抱いていると頭の形に影響が出やすくなります。一方、縦抱きは首がすわってきた生後3ヶ月頃から安定して使えるようになり、頭への圧力が分散されやすい抱き方です。
向き癖がある赤ちゃんの場合、横抱きと縦抱きを交互に使うことで、首や頭への負担を分散させることができます。授乳の後は横抱き、あやす時は縦抱きというように、場面によって使い分けるのも良い方法です。ただし、首がまだすわっていない時期の縦抱きは、しっかりと頭を支えることが必要です。
縦抱きの場合も、赤ちゃんの顔の向きを意識しましょう。お母さんの肩に赤ちゃんの頭を乗せる抱き方では、いつも同じ肩に頭を乗せていると、やはり向き癖の原因になります。右肩に乗せたり左肩に乗せたりと、交互に変えることを心がけてください。
また、縦抱きで前向きに抱く方法もあります。赤ちゃんの背中をお母さんのお腹側につけて、前方を向かせる抱き方です。この抱き方だと赤ちゃんの視界が広がり、好奇心も満たされます。首がしっかりしてきた生後4ヶ月以降におすすめの抱き方です。
授乳は1日に何度も行うため、授乳時の抱き方も向き癖に大きく影響します。多くの方は横抱きで授乳されていると思いますが、いつも同じ側の胸から授乳していると、赤ちゃんはいつも同じ向きで飲むことになります。右胸から授乳する時は左向き、左胸から授乳する時は右向きというように、自然と向きが固定されてしまうのです。
これを改善するには、左右の胸を交互に使うことはもちろんですが、同じ胸から授乳する場合でも赤ちゃんの体の向きを変える方法があります。フットボール抱きという抱き方を使えば、右胸から授乳しながらも赤ちゃんを右向きにすることができます。赤ちゃんの体を脇に抱え込むような形で、足が背中側に来る抱き方です。
授乳クッションを使う場合も、赤ちゃんの頭の位置に注意が必要です。クッションの上に赤ちゃんを乗せる時、いつも同じ向きだと頭の同じ部分に圧力がかかります。左右交互に向きを変えたり、時にはクッションを使わずに抱っこで授乳したりと、バリエーションをつけることが大切です。
授乳後のゲップをさせる時も、いつも同じ肩に乗せるのではなく、左右交互に変えてみましょう。こうした小さな積み重ねが、向き癖の改善につながっていきます。
抱っこの工夫は向き癖改善にとても有効ですが、それだけでは十分に改善しないケースもあります。特に首の筋肉に緊張やこわばりがある場合、抱っこの向きを変えても赤ちゃんが嫌がったり、すぐに元の向きに戻ろうとしたりします。これは首の筋肉が硬くなっていて、特定の方向を向きにくくなっているサインです。
また、骨盤や背骨のバランスが崩れていることが向き癖の根本原因になっている場合もあります。体全体のバランスが整っていないと、いくら抱っこの向きを工夫しても、赤ちゃんは楽な方向ばかりを向いてしまいます。こうした場合は、専門家による施術で体のバランスを整えることが必要になります。
抱っこの工夫を2〜3週間続けても向き癖が改善しない場合、首を反対方向に向けようとすると明らかに嫌がる場合、頭の形の変形が目立ってきた場合などは、一度専門家に相談することをおすすめします。当院では、赤ちゃんの体全体のバランスを検査し、首の筋肉の緊張や骨盤のズレを調整していきます。
施術では、やさしいタッチで首や体の緊張をほぐし、自然と左右どちらも向きやすい状態に整えていきます。そうすることで、ご家庭での抱っこの工夫もより効果的になり、向き癖の改善が早まります。生後2ヶ月頃から施術を受けることができ、早期に対処するほど改善も早い傾向にあります。
向き癖の改善には、毎日の抱っこの工夫が何より大切です。左右交互に抱っこする、縦抱きと横抱きを使い分ける、授乳時の向きを意識する。これらは今日から始められる、お金もかからない方法です。最初は慣れないかもしれませんが、意識して続けることで自然と習慣になっていきます。
私自身、3人の子どもを育てた経験から、育児の大変さはよくわかります。毎日の抱っこで腕も疲れますし、慣れない向きで抱くのは不安定に感じることもあるでしょう。でも、赤ちゃんの頭の形や向き癖は、生後6ヶ月までが勝負です。この時期に適切なケアをすることで、将来のコンプレックスを防ぐことができます。
抱っこの工夫を試してみても改善が見られない場合や、より早く確実に改善したい場合は、どうぞお気軽にご相談ください。当院では、赤ちゃんの体の状態を詳しく検査し、一人ひとりに合わせた施術とアドバイスを提供しています。抱っこの具体的なコツもお伝えしますので、ご家庭でのケアと合わせてより効果的に向き癖を改善していくことができます。一人で悩まず、まずは相談してみてくださいね。

