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バイク事故で今は無症状でも治療が必要な3つの理由

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堺市北区中百舌鳥で中林整骨院をしている中林です。最近、バイク事故のあと「骨に異常はないと言われたけれど不安です」という相談がとても増えています。

バイクは車と違って体を守る「壁」がほとんどないので、転倒や衝突の衝撃がそのまま全身に入ってしまいます。レントゲンで骨折がなくても、首や背中、腰、手首や足首など、目に見えない捻挫や筋肉・靭帯のダメージが体のあちこちに起きていることが少なくありません。そのため、今は症状があまり出ていなくても、きちんと治療をしておかないと数週間から数か月後に痛みやしびれ、倦怠感などが強く出てくるケースが多いのです。

バイク事故による見えないダメージや、今は我慢できる程度の不調を放置するとどうなるのか、そしてどのようにケアしていけばよいのか。このページでは、実際に交通事故やむちうちの方を数多くみてきた立場からお話ししていきます。気になる症状がある方や、将来の後遺症が心配な方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

院長:中林

骨折がなくても、バイク事故の衝撃は体中に捻挫や見えないダメージを残します。「今は大丈夫」と放っておかないことが本当に大切なんです

目次

バイク事故の衝撃はなぜ体に残りやすいのか

バイク事故の怖さは、車と違って体の周りを守ってくれるものがほとんどなく、転倒や衝突の力がダイレクトに体へ伝わってしまうところにあります。ヘルメットやプロテクターである程度は守れますが、それでも首や背中、骨盤まわり、手足の関節などには大きな負担がかかります。

しかも事故直後は興奮状態になっているため、アドレナリンの影響で痛みを感じにくく、「なんとなく体が重いけど、この程度なら大丈夫かな」と思ってしまいがちです。ところが、2~3日たってから首が回らない、腰が重だるい、頭痛が出てきたというケースは本当に多く、あとから症状が強くなる方が少なくありません。

さらに厄介なのが、レントゲンやCTでは骨折や脱臼など「骨の異常」は分かっても、筋肉や靭帯、筋膜、神経といった軟部組織の損傷は写らないという点です。そのため「検査では異常なし」「様子をみましょう」と言われても、実際には体のあちこちで捻挫や打撲が起きていることが多いのです。

骨に異常がなくても全身に起きている”見えない捻挫”

バイク事故で多いのは、首のむちうちだけではありません。転倒したときにとっさに手をついた手首や肘、衝撃を受け止めた肩、踏ん張ったときの股関節や膝、足首まで、全身のあらゆる関節で小さな捻挫が同時多発的に起きています。

捻挫というと足首のイメージが強いかもしれませんが、実際には「関節を支える靭帯や筋肉が、本来の可動範囲を超えて引き伸ばされた状態」のことを指します。バイク事故では、無理な方向にねじれたり、瞬間的に強い衝撃を受けたりして、首、背中、肋骨まわり、骨盤周辺などにもこの捻挫が起こります。

特に多いのが、首の頸椎捻挫、背中から腰にかけての筋肉や靭帯の損傷、そして骨盤のわずかなゆがみです。これらはレントゲンではまず分かりませんが、体の使い方や姿勢にじわじわと影響し、数週間から数か月後に慢性的な首こり、肩こり、腰痛、頭痛、手足のしびれといった症状として表に出てきます。

つまり、「骨折がない=大丈夫」ではなく、「骨折がないからこそ放置されやすい見えない捻挫」が全身に潜んでいると考えていただいた方がいいのです。この見えない捻挫をきちんとケアしておかないと、あとから後遺症として長く苦しむリスクが高くなってしまいます。

今症状が少なくても治療が”必ず必要”な理由

バイク事故の患者さんとお話ししていると、「今はそんなに痛くないので、様子をみてもいいですか?」というご質問をよくいただきます。気持ちはすごく分かるのですが、交通事故の現場を長くみてきた立場からお伝えすると、今症状が軽くても、治療を始めるのは早ければ早いほど良いというのが正直な結論です。

理由の一つは、捻挫や筋肉の損傷を放置すると、周りの筋肉がかばうように働き、体全体のバランスがどんどん崩れていくからです。首のむちうちをそのままにしておくと、首をかばって肩や背中に負担がかかり、腰まで痛くなってくるという流れはよく見られます。

もう一つは、「痛みの記憶」が神経に残ってしまうことです。事故による強い刺激が続くと、脳や脊髄の痛みを感じる回路が過敏になり、本来なら気にならない程度の刺激でも痛みとして感じるようになってしまいます。こうなると、検査では異常がないのに、慢性的な首の痛みや頭痛、しびれが続くといった状態につながりやすくなります。

ですので、今はなんとか我慢できる程度だとしても、「何もせずに様子を見る」のではなく、「今のうちから必要なケアを始めて、後遺症を予防する」という考え方がとても大事になってきます。これはむちうちだけでなく、全身の捻挫や打撲にも共通して言えることです。

バイクは車と違い体に衝撃が直接入る

ここまで何度もお伝えしてきましたが、バイク事故の最大の特徴は、車と違って体に衝撃が直接入ってしまうという点にあります。車であれば、ボディやエアバッグ、シートベルトが衝撃を吸収してくれますが、バイクの場合は体がむき出しの状態です。

たとえ時速30キロ程度の低速走行中の転倒だったとしても、地面に体を打ちつけたり、バイク本体に挟まれたりすることで、想像以上の衝撃が全身に加わります。その結果、骨に異常がなかったとしても、関節を支える靭帯や筋肉、筋膜といった軟部組織には、確実にダメージが蓄積されているのです。

実際、警察庁の統計を見ると、バイク事故による負傷者の損傷部位は、頭部・胸部・腹部といった致命的な箇所だけでなく、腕や脚の関節部分にも広範囲に及んでいます。これは事故の衝撃が局所的ではなく、全身に分散して伝わっているという証拠でもあります。

だからこそ、バイク事故の場合は「骨折がない」という診断だけで安心するのではなく、体のいたるところに捻挫や打撲、筋肉の損傷が発生していることを前提に、全身をしっかりと検査し、必要な治療を受けることが重要になってくるのです。今症状が特になくても、将来的な後遺症を防ぐために、早めのケアが必ず必要となってきます。

整形外科と整骨院、それぞれの役割と通い方

では、具体的にどこでどのような治療を受ければいいのでしょうか。まず大前提として、バイク事故に遭われたら、最初に整形外科などの医療機関を受診することが必須です。骨折や内臓の損傷など命に関わる状態がないかを確認すること、そして診断書を出してもらうことは、健康面でも保険面でもとても重要だからです。

ただ、整形外科での治療は、痛み止めや湿布、電気治療などが中心になることが多く、「検査上は問題ないのでしばらく様子をみましょう」と言われてしまうケースも少なくありません。レントゲンで異常がないむちうちや全身の捻挫は、どうしてもこうした対症療法に留まりがちです。

そこで大切になってくるのが、整骨院での根本的なアプローチです。当院では、姿勢分析や関節の動き、自律神経の状態などを細かく検査し、事故による衝撃が体全体にどのような変化を起こしているのかを丁寧に見ていきます。首だけでなく、骨盤や背骨のゆがみ、筋肉の緊張、神経の過敏さなど、表面だけでなく奥の部分まで確認していきます。

そのうえで、整形外科とは役割を分けて、診断や薬が必要な部分は病院で、関節や筋肉、神経のバランスを整える部分は整骨院で、といった形で併用しながら進めていくのが理想的です。この二本立てのケアができるかどうかで、数年後の体の状態が大きく変わってくると言っても過言ではありません。

中林整骨院で行っている交通事故・バイク事故のケア

当院では、交通事故やバイク事故のあとに続く首の痛みや頭痛、めまい、手足のしびれ、倦怠感など、いわゆる交通事故後遺症の方を多数みてきました。整形外科で「異常なし」と言われた方や、「もうこれ以上は良くならない」と説明された方が、紹介で来院されるケースも少なくありません。

初回は、問診と検査にしっかり時間をかけます。事故当時の状況や今の症状だけでなく、過去のケガや体質、普段の姿勢やお仕事の内容までお伺いし、必要に応じて姿勢分析ソフトや関節可動域検査、神経学的検査などを行いながら、体全体の状態を把握していきます。

施術自体は、強く押したり無理にねじったりするものではなく、関節の動きを整えながら神経の流れをスムーズにし、骨格と筋肉のバランスを整えていく方法です。特にバイク事故後の体はダメージを受けて敏感になっているので、優しく、すばやく、順序だてて行うことを心がけています。

また、施術だけで終わりではなく、日常生活で気をつけるポイントや、家でできる簡単なセルフケアもお伝えします。仕事や家事、育児を続けながらでも無理なく続けられるように、その方のライフスタイルに合わせたアドバイスを行うことを大切にしています。

後遺症を残さず”自分の足で元気に歩く”ために

自分自身、小学1年生のときに交通事故で大腿骨を骨折し、長い入院とつらいリハビリを経験しました。そのときの「体が思うように動かない悔しさ」や「また前のように動けるようになるのか」という不安は、今の仕事にも強く影響しています。だからこそ、交通事故やバイク事故でつらい思いをしている方には、同じような思いをできるだけしてほしくないと心から思っています。

当院の理念は、「本質を理解し、いつまでも自分の足で元気に歩き、人生を最後まで楽しめる人を一人でも多く増やすこと」です。バイク事故のあと、痛みやしびれ、だるさを抱えたまま我慢して日々を過ごすのか、それとも今のうちから根本原因に向き合い、将来の自分のために体を整えていくのか。この選択は、数年後、数十年後の体の状態に必ずつながっていきます。

バイク事故は、骨折の有無だけで判断できるものではありません。車と違い、体に直接衝撃が入るため、骨に異常が見つからなかったとしても、全身のあらゆる関節や筋肉に捻挫やダメージが起きていることがほとんどです。だからこそ、「今はそれほど痛くないから大丈夫」と一人で判断せず、適切な検査と治療を受けて、後遺症をしっかり予防していくことが大切です。

もし今、事故後の不調や不安を抱えているなら、一人で抱え込まなくて大丈夫です。どんな小さなことでも構いませんので、気になっていることがあればいつでも相談してください。一緒に原因を見つけて、事故前のようにやりたいことを思い切り楽しめる体を目指していきましょう。


院長:中林

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