
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
交通事故でむちうちになったとき、まず整形外科に行くべきだと聞いたけれど、実際にどんな治療をするのか気になりますよね。薬をもらうだけなのか、それとも他にも治療法があるのか、事前に知っておきたいという方も多いと思います。
堺市北区で中林整骨院を開業している中林です。当院には整形外科を受診された後に来られる方が本当に多いのですが、「整形外科でどんな治療を受けたか」を伺うと、思っていたより選択肢が限られていて驚かれる方もいらっしゃいます。


今日は、整形外科でのむちうち治療について、具体的な方法や流れを詳しくお伝えしていきます。整形外科でしかできないこと、整骨院が得意なこと、そして両方を併用するメリットについても解説しますので、これから受診を考えている方はぜひ参考にしてください。正しい知識を持って医療機関を選ぶことが、早期回復への第一歩なんですよ。


整形外科と整骨院、それぞれの役割を理解して賢く利用することが大切です
整形外科での治療は、基本的に急性期、回復期、リハビリ期という3つの段階に分かれて進んでいきます。それぞれの時期によって治療の目的や内容が変わってくるので、まずはこの全体像を理解しておくことが大切なんです。
事故直後の急性期では、まず画像検査が行われます。レントゲンやMRI、CTなどを使って、骨に異常がないか、神経の圧迫がないかを確認します。これは整形外科でしかできない重要な検査で、後の保険請求や後遺障害認定にも必要になる診断書を作成してもらえるんです。
検査の結果をもとに、医師が正式な診断を下します。頸椎捻挫、外傷性頸部症候群、バレ・リュー症候群など、医学的な病名がつくことで、治療方針が明確になります。この診断書があることで、保険会社への請求もスムーズに進むんですよ。
急性期の治療の中心は薬物療法です。消炎鎮痛剤で炎症と痛みを抑え、筋弛緩剤で筋肉の緊張を和らげます。痛みが強い場合は、湿布や塗り薬も処方されます。この時期は炎症が強いので、まずは薬で症状をコントロールすることが優先されるんです。
場合によっては頸椎カラーという首を固定する装具が処方されることもあります。ただし、長期間の固定は筋力低下を招くため、通常は1〜2週間程度の使用に留めることが推奨されています。安静にしすぎるのも回復を遅らせる要因になるので、医師の指示をしっかり守ることが大切なんですよ。
急性期の炎症が落ち着いてくると、物理療法が始まります。電気治療では、低周波や干渉波といった電気刺激で筋肉の緊張をほぐし、血流を改善します。温熱療法では、ホットパックや超音波を使って患部を温め、痛みを和らげていきます。
牽引療法も整形外科でよく行われる治療法です。首を機械で引っ張ることで、椎間板や神経の圧迫を軽減する目的があります。ただし、症状によっては逆効果になることもあるので、痛みが増すようなら医師に相談することが重要です。
運動療法も徐々に取り入れられます。理学療法士の指導のもと、首や肩のストレッチ、可動域を広げる運動を行います。自己流でやると症状を悪化させる可能性があるので、必ず専門家の指導を受けながら進めていくことが大切なんです。
ここで、なぜ整形外科への受診が必要なのか、整形外科でしかできないことについて詳しくお伝えしますね。交通事故の治療では、医学的な診断と記録が後々とても重要になってくるんです。
まず、医師による診断書の作成です。整骨院では診断書を作成することができません。保険会社への請求、会社への休業証明、後遺障害認定の申請など、あらゆる手続きに医師の診断書が必要になります。事故直後に必ず整形外科を受診すべき理由がここにあるんです。
画像検査も整形外科の大きな役割です。レントゲンで骨の異常を確認し、MRIで軟部組織や神経の状態を詳しく調べることができます。初期の段階で画像検査を受けておくことで、万が一症状が悪化したときにも、事故との因果関係を証明しやすくなるんですよ。
整形外科では、定期的な診察によって症状の経過を医学的に記録していきます。どんな治療を行い、症状がどう変化したか、この記録が後遺障害認定の際に重要な証拠になります。治療の継続性を証明するためにも、整形外科での定期的な受診は欠かせないんです。
薬の処方も整形外科の重要な役割です。痛みが強い場合の強い鎮痛剤、神経症状がある場合の神経痛治療薬、睡眠障害がある場合の睡眠導入剤など、症状に応じた適切な薬物治療を受けられます。整骨院では薬の処方はできないので、症状が重い場合は整形外科との併用が必要になるんです。
ここまで整形外科での治療についてお伝えしてきましたが、実は整形外科と整骨院を併用することで、より効果的な治療が期待できるんです。それぞれの得意分野を理解して、上手に使い分けることが大切なんですよ。
整形外科は診断と医学的管理、薬物治療が得意です。一方、整骨院は手技療法による筋肉や関節へのアプローチ、根本原因の追究が得意なんです。整形外科では画像検査で異常がなくても、整骨院の詳細な検査で姿勢の歪みや筋肉のアンバランスが見つかることもよくあります。
当院には「整形外科で異常なしと言われたけど症状が続いている」という方が数多く来られます。レントゲンでは骨しか写らないので、筋肉や靭帯、神経の問題は見つからないことが多いんです。当院では姿勢分析や関節可動域検査、神経学的検査など、5種類の独自検査で症状の本当の原因を探っていきます。
整形外科と整骨院を併用する場合は、いくつか注意点があります。まず、整形外科の医師に整骨院に通うことを伝えて了承を得ておくことが大切です。保険会社にも両方に通院することを事前に連絡しておくと、後でトラブルになりにくいんですよ。
理想的な使い方は、診断と経過観察、薬の処方は整形外科で、日常的な施術や根本改善は整骨院でという形です。整形外科には月に2〜4回程度通院して診断書や経過の記録をしてもらい、整骨院には週に2〜3回通って手技療法を受けるという方が多いですね。
当院では、整形外科での治療内容も踏まえて施術計画を立てます。どんな薬を飲んでいるか、どんな指導を受けているか、それらを総合的に判断して、その方に最適なアプローチを行うんです。医療機関との連携も大切にしているので、必要に応じて整形外科の先生への報告書も作成しています。
ここからは、整形外科での標準的な治療だけでは不十分な場合について、正直にお話ししたいと思います。25年以上の臨床経験から見えてきた、整形外科治療の課題と当院のアプローチについてです。
整形外科での物理療法は、機械を使った画一的な治療になりがちです。電気治療も温熱療法も、確かに一定の効果はあるのですが、一人ひとりの症状の原因に合わせた細かい調整は難しいんです。また、治療時間も限られているため、じっくりと体全体のバランスを整えるということができません。
薬物療法も、対症療法であることを理解しておく必要があります。痛みや炎症を抑える効果はありますが、なぜその症状が出ているのかという根本原因には触れていないんです。薬を飲んでいる間は楽でも、薬をやめると症状が戻ってしまうことが多いのはそのためなんですね。
当院では、まず詳細な検査によって症状の本当の原因を突き止めます。姿勢分析では、事故前からの姿勢の歪みがないか確認します。関節可動域検査では、どの関節の動きが制限されているか細かくチェックします。神経学的検査では、神経の圧迫や過敏化がないか調べていきます。
施術では、骨格のバランスを整えることで神経の流れを正常化し、筋肉の緊張を根本から解消していきます。首だけでなく、肩、背骨、骨盤まで、体全体のバランスを見ながら施術を進めるんです。部分的なアプローチでは改善しにくい症状も、全身のバランスを整えることで劇的に変化することがあるんですよ。
日常生活のアドバイスも重要です。デスクワークの環境、スマートフォンの見方、寝るときの姿勢など、日常の何気ない習慣が症状を悪化させていることも多いんです。生活習慣を見直すことで、治療効果も高まり、再発も防げるようになります。
治療期間は症状の程度によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月程度が目安になります。軽症なら1〜2ヶ月で改善することもありますが、中等症以上だと半年近くかかることも珍しくありません。大切なのは、途中で諦めずに継続することなんです。
自賠責保険を使った治療では、整形外科も整骨院も窓口負担なしで受けられます。ただし、保険会社から治療費の打ち切りを打診されることもあるので、医師の診断書で治療の必要性を示すことが重要です。当院にも交通事故専門の弁護士が顧問としていますので、保険関係のお困りごとにも対応できますよ。
整形外科での治療は、診断と医学的管理という点で絶対に必要です。でも、それだけでは症状の根本改善が難しいことも事実なんです。整形外科の強みと整骨院の強みを組み合わせることで、より早く、より確実に回復することができます。
私も小学生のときに交通事故でケガをして、長いリハビリ期間を経験しました。その辛さは本当によく分かります。だからこそ、患者さんには最短ルートで回復してもらいたいと思っているんです。整形外科で診断を受けたら、ぜひ当院にもご相談ください。整形外科での治療内容を踏まえながら、あなたに最適な施術プランをご提案します。一人で悩まず、いつでも気軽にお声がけくださいね。一緒に、事故前の元気な体を取り戻していきましょう。

