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横になると胸やけが辛い妊婦さんへ|逆流性食道炎の寝方のコツ

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堺市で妊婦さんの施術を数多く行っている中林整骨院の中林です。妊娠中期以降になって、夜横になると胸やけがひどくて眠れないという相談が増えています。酸っぱいものが喉まで上がってきて、横になった瞬間から症状が悪化してしまう。これって本当に辛いですよね。

当院にも妊娠中のケアで来られる方の中に、逆流性食道炎で悩んでいる妊婦さんが少なくありません。つわりだと思っていたけれど、実は逆流性食道炎だったというケースも多いんです。

今日は25年以上の臨床経験から、妊娠中の逆流性食道炎を楽にする寝方と、身体のバランスを整える視点からのアドバイスをお伝えしていきます。

院長:中林

横になると症状が悪化する逆流性食道炎は、寝方の工夫で大きく変わります

目次

なぜ妊娠中に逆流性食道炎になりやすいのか

妊娠中期以降になると、お腹が大きくなることで胃が圧迫されて、胃酸が食道に逆流しやすくなります。特に横になった時には重力の助けがなくなるため、胃の内容物が食道へ逆流しやすい状態になるんですね。これが夜間に症状が悪化する大きな理由です。

また、妊娠中はホルモンの影響で食道と胃の境目にある括約筋が緩みやすくなります。普段はこの筋肉がしっかり閉じることで胃酸の逆流を防いでいるのですが、妊娠中は筋肉が緩んでしまうため、逆流が起こりやすくなってしまうんです。

さらに、お腹が大きくなることで腹圧が高まり、胃が上に押し上げられる形になります。この状態で横になると、胃酸がより逆流しやすくなってしまうわけです。つわりと似た症状ですが、逆流性食道炎は横になると悪化するという特徴があります。

逆流を防ぐ基本の寝方

逆流性食道炎を楽にするための最も重要なポイントは、上半身を高くして寝ることです。完全に平らな状態で横になると、胃と食道がほぼ同じ高さになってしまうため、胃酸が逆流しやすくなります。上半身を少し高くすることで、重力を味方につけて逆流を防ぐことができるんですね。

上半身を高くする具体的な方法

理想的なのは、上半身全体を15度から30度くらいの角度で高くすることです。ただし、枕だけを高くするのはおすすめできません。枕だけを高くすると首だけが曲がってしまい、かえって食道が圧迫されて逆流しやすくなってしまうからです。

効果的なのは、座布団やクッションを背中の下に入れて、上半身全体を緩やかな傾斜にすることです。肩甲骨のあたりから腰にかけて、なだらかな傾斜を作るようにしてください。急な角度ではなく、ゆるやかな傾斜がポイントです。

抱き枕を使う場合は、お腹の下に入れるのではなく、背中側に配置して上半身を支える使い方がおすすめです。この方法なら、横向きに寝ながらも上半身を高く保つことができます。

左向きと右向きどちらが良いのか

医学的には左向きで寝る方が逆流を防ぎやすいとされています。これは胃の形状と関係していて、左を下にすることで胃の入口が上になり、胃酸が逆流しにくくなるんですね。ただし、妊娠中は下大静脈の圧迫を避けるという観点からも、左向きが推奨されています。

とはいえ、ずっと同じ向きでいると身体が固まってしまいます。当院でも妊婦さんには、基本は左向きにしつつ、辛くなったら右向きにも向きを変えることをお伝えしています。大切なのは、どちらを向く場合でも上半身を高く保つことです。

食後の過ごし方も重要

寝方だけでなく、食後の過ごし方も逆流性食道炎の症状に大きく影響します。食後すぐに横になると、胃の中の食べ物と一緒に胃酸が逆流しやすくなってしまうからです。

理想的には、夕食後3時間くらいは起きていることが望ましいです。ただ、妊娠中は疲れやすいので、どうしても横になりたい時もありますよね。そんな時は完全に横にならず、ソファなどにもたれて上半身を起こした状態で休むようにしてください。

夕食の時間を早めにすることも効果的です。18時頃に夕食を済ませておけば、22時に寝る時には十分な時間が経過しています。また、夕食の量を控えめにして、消化の良いものを選ぶことも大切ですね。

日中の姿勢が夜間の症状に影響する

実は、日中の姿勢や身体の使い方が、夜間の逆流性食道炎の症状に影響を与えることがあります。当院で妊婦さんの身体を診ていると、猫背や前かがみの姿勢が習慣になっている方が多いんですね。

前かがみの姿勢は腹圧を高めてしまい、胃を圧迫します。デスクワークや家事で前かがみになることが多い方は、意識的に背筋を伸ばす時間を作るようにしてください。立っている時も座っている時も、背骨のS字カーブを保つことが大切です。

また、骨盤の歪みも内臓の位置に影響を与えます。骨盤が後ろに倒れていると、お腹が圧迫されやすくなり、胃への負担も増えてしまうんです。妊娠中の身体全体のバランスを整えることが、逆流性食道炎の改善にもつながります

寝具選びのポイント

マットレスの硬さも逆流性食道炎に影響します。柔らかすぎるマットレスだと身体が沈み込んでしまい、上半身を高く保つことが難しくなります。ある程度硬さがあって、身体をしっかり支えてくれるマットレスがおすすめです。

リクライニングベッドがあれば理想的ですが、なかなか用意するのは難しいですよね。そんな時は、三角クッションやウェッジピローと呼ばれる傾斜のついたクッションを使う方法もあります。背中全体を支えられる大きさのものを選んでください。

枕の高さも重要ですが、先ほどお伝えしたように、枕だけで調整するのではなく、上半身全体の傾斜を作ることを優先してください。横向きで寝る時には、頭から背骨にかけてまっすぐになる高さの枕が理想的です。

つわりとの違いを理解する

妊娠初期のつわりと逆流性食道炎は症状が似ているため、区別がつきにくいことがあります。大きな違いは、つわりは空腹時に悪化することが多いのに対し、逆流性食道炎は食後や横になった時に悪化するという点です。

また、逆流性食道炎では酸っぱい液体が上がってくる感覚や、喉の痛み、咳などの症状が出やすいです。横になった時に特に症状が強くなる場合は、逆流性食道炎の可能性が高いと考えられます。

こんな時は専門家に相談を

寝方を工夫しても症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出るほど症状がひどい場合は、早めに産婦人科に相談してください。妊娠中でも使える薬がありますので、我慢し続ける必要はありません。

また、当院では妊婦さんの身体全体のバランスを整える施術を行っています。骨盤の歪みや姿勢の問題を改善することで、内臓への圧迫が軽減され、逆流性食道炎の症状が楽になる方も多いんです。身体のバランスを整えることは、出産や産後の回復にも良い影響を与えますよ。

まとめ

妊娠中の逆流性食道炎は、上半身を高くして寝ること、左向きで寝ること、食後すぐに横にならないことが基本的な対策です。枕だけでなく上半身全体を緩やかな傾斜にすることがポイントで、クッションや座布団を上手に活用してください。

また、日中の姿勢や身体のバランスも夜間の症状に影響を与えます。妊娠中だから仕方ないと我慢せず、できることから対策を始めてみてください。寝方を工夫しても改善しない場合は、一人で悩まずに専門家に相談することをおすすめします。快適な睡眠は、お母さんにとっても赤ちゃんにとっても大切なことですからね。


院長:中林

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