
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区で中林整骨院を営んでいる中林です。赤ちゃんの頭の形について悩まれている親御さんから「ヘルメット治療は本当に効果があるのでしょうか」というご相談を本当に多くいただきます。
お子さんの斜頭症を診断されて医師からヘルメット治療を勧められたものの、費用が40万円から60万円もかかると聞いて「本当に効果があるのか」と不安になる気持ちは痛いほど分かります。高額な治療費を払って効果がなかったらどうしようという不安や、赤ちゃんに負担をかけてまで本当に必要なのかという迷いは当然のことですよね。当院でも赤ちゃんの頭の形でお悩みの親御さんが多く来院されています。




ヘルメット治療には科学的な根拠があり、実際に多くの改善例が報告されています。ただし効果を最大限に得るためには正しい知識が必要です
ヘルメット治療の効果については、国内外の多くの医療機関で研究が行われており、その有効性が科学的に証明されています。ある専門クリニックでは224人の患者全員に改善効果が認められたという報告もあり、これは非常に高い成功率だと言えます。
具体的な数値で見ると、頭部の非対称性を示すCVAIという指標が治療によって大幅に改善することが分かっています。最重症の患者さんでは平均9.1ポイントの改善、重症では6.6ポイント、中等度でも4.4ポイントの改善が報告されています。つまり重症度が高いほど改善の幅が大きいという結果が出ているのです。
これは決して小さな数字ではありません。見た目にも明らかな変化として現れる改善幅であり、多くの親御さんが「治療して本当に良かった」と実感できるレベルの効果です。治療前と治療後の写真を比較すると、頭の形が明らかに整っていることが一目で分かります。
ヘルメット治療と聞くと「頭を締め付けて無理やり形を変えるのではないか」と心配される方も多いのですが、実際の治療原理は全く違います。ヘルメットは赤ちゃんの頭を圧迫するのではなく、成長する方向を優しく誘導する仕組みになっているのです。
具体的には、出っ張っている部分にはヘルメットが軽く接触して待機し、凹んでいる部分には空間を作ることで成長を促します。赤ちゃんの頭は毎日少しずつ大きくなっていきますが、その成長する力を利用して、凹んでいる部分を優先的に成長させることで左右対称の形に整えていくわけです。
この方法なら赤ちゃんに痛みを与えることもなく、脳の成長を妨げることもありません。実際の研究でも頭囲の発育が阻害されないことが確認されており、安全性の面でも問題がないことが証明されています。むしろ自然な成長の力を活かした理にかなった治療法だと言えるでしょう。
親御さんが最も気になるのは「うちの子の場合はどうなのか」ということですよね。重症度や開始時期によって効果に違いがあるのかという点について詳しく説明します。
興味深いことに、重症度が高いほど改善の幅が大きいという結果が出ています。軽度の斜頭症よりも中等度、中等度よりも重症、重症よりも最重症の方が数値上の改善が顕著に現れるのです。
これは「重症だからもう手遅れかもしれない」と諦めかけている親御さんにとっては朗報です。むしろ重症であればあるほど治療の効果が目に見えて分かりやすいということなのです。軽度の場合でも改善効果は確実にありますが、もともとの変形が少ない分、改善の幅も相対的に小さくなるということです。
一般的には生後7ヶ月までに治療を開始するのが最も効果的とされていますが、7ヶ月を過ぎてからでも十分な効果が得られることが分かっています。実際の症例では生後8ヶ月21日から開始して6ヶ月間装用した結果、良好な改善が得られたケースも報告されています。
ただし早く始めるほど治療期間が短くて済む傾向があり、生後4ヶ月から6ヶ月の間に始めるのが理想的です。この時期なら平均3.5ヶ月から4.5ヶ月程度の装用期間で十分な効果が得られることが多いです。
ヘルメット治療を検討するうえで、実際にどのくらいの期間が必要で、毎日何時間装着しなければならないのかという現実的な情報も重要ですよね。
治療期間は赤ちゃんの月齢や重症度によって異なりますが、平均的には3.5ヶ月から4.5ヶ月程度です。半年近くかかると覚悟していた方にとっては、意外と短期間で終わると感じられるかもしれません。ただしこれは毎日きちんと装着した場合の話で、装着時間が不十分だと治療期間が延びてしまいます。
装着時間は1日23時間が基本です。お風呂に入る1時間だけ外して、それ以外はずっと装着し続ける必要があります。これは確かに大変なことですが、短期間で確実な効果を得るためには必要な条件なのです。途中で装着をやめてしまったり、装着時間が短かったりすると、せっかくの治療効果が十分に得られないことがあります。
40万円から60万円という費用は決して安くありません。この金額を払うだけの価値が本当にあるのか、多くの親御さんが悩まれるポイントです。
体位変換などの保存的治療と比較した研究では、ヘルメット治療の方が1.3倍の改善効果があり、しかもより短期間で結果が出ることが分かっています。体位変換も効果がないわけではありませんが、毎日毎晩寝る向きを変え続けるのは親の負担も大きく、確実性という点ではヘルメット治療に軍配が上がります。
また治療をせずに放置した場合、頭の形の歪みは一生残る可能性が高いです。将来お子さんが成長して思春期を迎えたときに、頭の形をコンプレックスに感じて悩むかもしれません。帽子が合わない、メガネがずれる、特定の髪型ができないといった日常的な不便さも生じます。
こうした将来のリスクを考えると、赤ちゃんの頭蓋骨が柔らかい今のうちに治療しておくことには十分な価値があると私は考えています。
高額な費用をかけて治療するのですから、安全性についても心配になりますよね。これまでの研究では重篤な副作用は報告されておらず、基本的には安全な治療法だと言えます。
ただし全く副作用がないわけではありません。最も多いのは皮膚の発汗や汗疹で、これはほぼ全例で見られます。夏場は特に蒸れやすく、こまめなケアが必要になります。また皮膚の赤みが約2.2パーセントの患者さんに見られ、まれに水疱ができるケースもあります。
しかし頭囲の発育が阻害されたり、脳の成長に悪影響が出たりすることはないので、その点は安心してください。定期的に通院して医師のチェックを受けながら治療を進めれば、安全に治療を完了することができます。
ヘルメット治療は高い成功率を誇りますが、すべての患者さんで満足できる結果が得られるわけではありません。効果が十分に出ないケースにはいくつかの共通点があります。
最も多いのは装着時間が不十分な場合です。1日23時間という基準を守らず、赤ちゃんが嫌がるからといって頻繁に外してしまうと、十分な効果が得られません。また定期的な通院と調整を怠った場合も、ヘルメットが成長に合わなくなってしまい効果が落ちます。
装着方法が正しくない場合も問題です。ヘルメットの位置がずれていたり、固定が緩かったりすると、成長を誘導する力が適切に働きません。だからこそ専門医の指導のもとで正しく治療を進めることが何より大切なのです。
当院では斜頭症の赤ちゃんに対して、ヘルメット治療を補完する形での整体施術も行っています。斜頭症の多くは向き癖が原因で起こりますが、その向き癖は首や体幹の筋肉の緊張から来ていることが多いのです。
特に胸鎖乳突筋という首の筋肉が硬くなっていると、赤ちゃんは特定の方向にしか首を向けられなくなります。この筋肉を優しくほぐして可動域を広げることで、自然と向きを変えられるようになり、ヘルメット治療の効果をさらに高めることができます。
またヘルメット治療を始める前の段階で整体を受けることで、軽度の斜頭症なら治療せずに改善できる可能性もあります。ヘルメット治療を検討中の方は、一度整体という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。
ヘルメット治療には確かな効果があり、科学的なエビデンスも豊富に存在します。224人全員に改善が見られたという報告や、重症度別の具体的な改善数値など、客観的なデータが効果を裏付けています。
高額な費用はネックですが、一生残る可能性のある頭の形の歪みを、赤ちゃんのうちに治せるというメリットは大きいです。特に重症度が高いほど改善効果が顕著という事実は、諦めかけていた親御さんにとって希望になるでしょう。
ただし効果を最大限に得るためには、1日23時間の装着を守ること、定期的な通院と調整を受けること、専門医の指導に従うことが絶対条件です。中途半端な取り組みでは満足できる結果は得られません。
お子さんの斜頭症でお悩みなら、まずは専門医に相談してヘルメット治療が必要かどうかを判断してもらいましょう。そして整体など他の選択肢についても情報を集めて、総合的に判断することをお勧めします。当院でも赤ちゃんの頭の形に関するご相談を多く受けていますので、一人で悩まずお気軽にご連絡くださいね。

