
院長:中林お気軽にご相談ください!

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堺市北区中百舌鳥で中林整骨院をしている中林です。突然、医師から切迫流産と診断され、「安静にしてください」と言われて、不安でいっぱいになっておられる方も多いと思います。でも、「安静に」と言われても、具体的にどんな体勢を避ければいいのか、どう過ごせばいいのか、わからず困っておられるのではないでしょうか。


切迫流産の安静中は、お腹を圧迫する体勢を避けることが最も重要です


今日は、切迫流産と診断された方が、日常生活の中で避けるべき体勢や姿勢について、わかりやすくお伝えしていきます。まず最初にお伝えしたいのは、切迫流産は「流産しかけている状態」であって、適切な安静を保つことで妊娠を継続できる可能性が十分にあるということです。不安な気持ちはよくわかりますが、正しい知識を持って、赤ちゃんを守る行動をとっていきましょう。
切迫流産とは、妊娠22週未満で出血や下腹部痛などの症状があり、流産しかけている状態のことを指します。流産とは違い、まだ妊娠は継続していますが、このまま流産に至る可能性がある危険な状態です。そのため、医師から安静の指示が出されます。
切迫流産の主な症状は、出血と下腹部痛です。出血は茶色のおりものから鮮血まで様々で、量も少量から多量まであります。下腹部痛は、生理痛のような痛みや、お腹が張るような感覚として現れることが多いです。これらの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診する必要があります。
切迫流産と診断されたら、まず知っておいていただきたいのが、絶対に避けるべき体勢です。お腹を圧迫する体勢は、子宮に負担をかけ、流産のリスクを高めてしまいます。具体的には以下のような体勢や動作を避けてください。
前かがみになると、お腹が圧迫され、子宮に負担がかかります。床に落ちたものを拾う、靴を履く、洗面台で顔を洗うといった日常的な動作も、前かがみになるため避けるべきです。どうしても必要な場合は、膝を曲げてしゃがむのではなく、誰かに手伝ってもらうか、長い柄のついた道具を使うなどの工夫をしましょう。
料理をする時も、まな板や鍋をのぞき込むように前かがみになりがちです。切迫流産の診断を受けたら、できるだけ家事は家族に任せるか、宅配サービスを利用するなど、前かがみの姿勢を避ける工夫が必要です。
重いものを持つ、階段を上り下りする、いきむ、といったお腹に力が入る動作も避けてください。買い物袋、洗濯物、掃除機など、日常的に持っているものでも、切迫流産中は負担になります。階段も、上る時も下りる時もお腹に力が入るため、できるだけエレベーターを使いましょう。
便秘でいきむことも危険です。便秘気味の方は、医師に相談して便を柔らかくする薬を処方してもらうなど、いきまなくても済むような対策をとってください。
立ちっぱなし、座りっぱなし、同じ向きで寝続けるといった、長時間同じ姿勢でいることも避けるべきです。立ちっぱなしは、重力によって子宮に負担がかかります。座りっぱなしは、骨盤周辺の血流が悪くなり、子宮への血流も低下します。同じ向きで寝続けると、腰や背中に負担がかかり、身体全体の血流が悪くなります。
1〜2時間に一度は体勢を変える、横になっている場合は左右の向きを変えるなど、定期的に体勢を変えることが大切です。
では、どのような体勢で過ごせばいいのでしょうか。切迫流産の安静中は、基本的に横になって過ごすことが推奨されます。ただし、ずっと同じ体勢でいると身体に負担がかかるため、楽な姿勢を見つけることが重要です。
最も推奨されるのが、シムスの体位と呼ばれる横向きの姿勢です。左側を下にして横向きに寝て、上側の足を軽く曲げ、膝の下にクッションや抱き枕を挟みます。この姿勢は、お腹を圧迫せず、子宮への血流も良く保たれるため、妊娠中の安静時に最適とされています。
ただし、ずっと左側だけを下にしていると、腰や肩が痛くなることもあります。そのため、時々右側を下にしたり、楽な姿勢に変えたりすることも必要です。大切なのは、お腹を圧迫しない楽な姿勢で、リラックスして過ごすことです。
トイレや食事の時など、どうしても座る必要がある場面もあります。座る時は、椅子に深く腰掛け、背もたれに軽く寄りかかる姿勢が良いです。浅く座ると骨盤が後ろに傾き、お腹が圧迫されやすくなります。また、足を組むこともお腹に負担がかかるため避けてください。
床に座る場合は、あぐらや横座りなど、お腹を圧迫しない姿勢を選びましょう。体育座りやペタンコ座りは、お腹が圧迫されるため避けてください。
切迫流産の安静中は、日常生活のあらゆる場面で注意が必要です。今まで当たり前にしていたことができなくなり、不便を感じることも多いと思いますが、赤ちゃんを守るために必要な期間だと考えてください。
料理、掃除、洗濯といった家事は、基本的に避けるべきです。立ち仕事であり、前かがみになる動作も多く、お腹に負担がかかります。家族に協力してもらうか、宅配サービスやハウスキーピングサービスを利用するなど、できるだけ自分ではやらないようにしましょう。
どうしても自分でやらなければならない場合は、最低限のことだけにして、こまめに休憩を取りながら行ってください。ただし、医師から絶対安静の指示が出ている場合は、家事は一切しないでください。
入浴は、医師の許可があれば可能です。ただし、長湯は避け、シャワーで済ませるのが安全です。湯船に入る場合は、お湯の温度をぬるめにし、5分程度で出るようにしましょう。湯船への出入りは、浴槽の縁をまたぐ動作でお腹に力が入るため、できるだけ誰かに支えてもらってください。
シャワー中も立ちっぱなしになるため、シャワーチェアを使うなどの工夫があると良いです。洗髪で前かがみになる動作も避けたいので、美容院で洗ってもらうか、家族に手伝ってもらうのも一つの方法です。
仕事は、医師の指示によりますが、基本的には休職が推奨されます。特に立ち仕事や、通勤で長時間電車に乗る必要がある場合は、休職した方が安全です。デスクワークの場合でも、在宅勤務が可能かどうか、勤務時間を短縮できるかどうかなど、会社と相談してください。
母健連絡カードという、医師の指示を会社に伝えるための書類もあります。これを使えば、会社も安静の必要性を理解しやすくなります。赤ちゃんの命がかかっていることですので、遠慮せずに会社に相談してください。
切迫流産の安静中は、横になって過ごす時間が長くなるため、身体のバランスが崩れやすくなります。同じ姿勢を続けることで、骨盤周辺の筋肉が固まり、血流が悪くなることもあります。安静を保ちながらも、適度に体勢を変え、身体の血流を保つことが重要です。
また、安静期間が終わった後は、身体のバランスを整えることで、その後の妊娠期間を健やかに過ごすことができます。骨盤の歪みを整え、全身の血流を改善することで、安定した妊娠生活を送ることができるようになります。
切迫流産と診断されると、本当に不安で怖いと思います。「自分のせいで」と自分を責めてしまう方もいらっしゃいますが、切迫流産は誰にでも起こりうることです。大切なのは、今できることを確実に実行することです。お腹を圧迫する体勢を避け、安静を保ち、医師の指示をしっかりと守ることで、妊娠を継続できる可能性は十分にあります。
一人で不安を抱え込まず、家族や医師に相談しながら、この時期を乗り越えてください。安静期間が終わった後、身体のバランスを整えたい、妊娠中の不調を改善したいという時には、いつでも当院にご相談ください。あなたと赤ちゃんが無事に出産を迎えられるよう、できる限りのサポートをさせていただきます。


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