
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区中百舌鳥にある中林整骨院・なかもず院、院長の中林です。「手術が終わってひと安心したのに、なぜか頭が痛くて…」と首をかしげながらスマートフォンで調べているうちに、このページへたどり着いてくださったのではないでしょうか。
手術後の頭痛に悩んでいても、「手術は成功したって言われたし、そのうち治るだろう」と様子を見ている方がほとんどです。でも、なぜ頭痛が起きているのかがわからないまま我慢し続けるのは、精神的にも体的にもつらいですよね。


そこで今回は、手術後の体調不良のひとつである頭痛が、いったいなぜ起こるのかを原因ごとに整理してお伝えします。「自分の頭痛はどのタイプなんだろう?」と考えながら読んでみてください。きっと不安の正体が少し見えてくるはずです。
私自身、小学1年生の時に交通事故で骨折し手術を経験していますので、術後の「体がなんか変…」という感覚は、患者として体で知っています。だからこそ、一人で抱え込んでほしくないと思っています。


「手術が終わったのになぜ頭痛が?」という疑問、実はとても多くの方が抱えています。原因がわかると対処もできます。ぜひ最後まで読んでみてください
術後の頭痛は「麻酔のせい」とひとくくりにされがちですが、じつは原因は一つではありません。全身麻酔・脊椎麻酔・手術中の体位・術後の身体の変化など、複数の要因が絡み合って頭痛を引き起こします。ここでは代表的な4つの原因を、できるだけわかりやすくお伝えします。
全身麻酔で使われる吸入麻酔薬(特にセボフルランなど)には、脳の血管を一時的に拡張・収縮させる作用があります。血管の急激な変化が頭痛を引き起こすことがあり、術後数時間から2、3日以内に現れることがほとんどです。
「手術室から戻ってきたらすぐ頭が痛くなった」という方の多くは、このタイプに当てはまります。麻酔薬が体内から代謝・排出されるにつれて症状は落ち着いていくことがほとんどですが、体の解毒機能には個人差があるため、人によっては少し長引くこともあります。
帝王切開・整形外科手術・泌尿器科手術などでよく使われるのが、背骨に針を刺して麻酔をかける「脊椎麻酔(脊髄くも膜下麻酔)」や「硬膜外麻酔」です。この手技では「硬膜」という膜に針が届くのですが、その際に小さな穴が開き、そこから脳脊髄液が少しずつ漏れ出すことがあります。
脳脊髄液が漏れて減少すると、脳を支える圧力が下がり、脳と脳を包む膜が引っ張られるような状態になって頭痛が生じます。これを「硬膜穿刺後頭痛(PDPH)」と呼びます。この頭痛には非常に特徴的なパターンがあります。立ち上がったり座ったりすると頭痛が悪化し、横になると楽になるという動作との連動です。この特徴に心当たりがある方は、PDPHの可能性があります。
術後24〜48時間以内に始まることが多く、適切に対処すれば1〜2週間で改善するケースがほとんどです。ただし長引く場合は「ブラッドパッチ」という専門的な処置が必要になることもあります。
手術は数時間に及ぶこともあります。その間、患者さんは動くことができない状態で特定の姿勢を取り続けます。首が長時間同じ方向に固定されると、首まわりの筋肉が過緊張を起こし、血流が滞って頭痛が生じます。
また手術中は意図的に血圧をコントロールして低めに保つことがあります。脳への血流が一時的に減ることで、術後に「頭が重い」「ぼんやりする」という感覚とともに頭痛が現れることがあります。女性や喫煙習慣のある方は、このタイプの頭痛が起こりやすい傾向があります。
これが術後の頭痛が長引く原因として、もっとも見落とされやすいポイントです。麻酔をかけると全身の筋肉が弛緩します。これは手術をスムーズに行うために必要な作用ですが、筋肉がゆるむということは、同時に関節を支える力も失われるということです。
私たちの関節は、骨の形だけで支えられているわけではありません。周囲の筋肉が常に微細な調整をしながら安定性を保っています。麻酔が切れても、関節を支えられるだけの筋力が戻るまでには時間がかかります。その間、体の各部位で関節が不安定な状態が続き、首・肩・背骨の歪みが積み重なって頭部への血流や神経に悪影響が出ることがあります。
「麻酔の影響はとっくに抜けているはずなのに、なぜかまだ頭が痛い」という方に特に多い原因がこれです。頭痛だけでなく、肩こり・めまい・疲れやすさなど複数の症状が重なっている場合は、このタイプが関与している可能性が高いと言えます。
自分の頭痛がどのタイプかを把握しておくと、「いつ頃治まるか」「受診すべきかどうか」の判断がしやすくなります。以下の表を参考にしてみてください。あくまでも目安ですが、体の状態を理解するひとつの手がかりになるはずです。
| 原因のタイプ | 主な特徴 | 目安の期間 |
|---|---|---|
| 全身麻酔薬の影響 | 体のだるさ・重さと同時に出ることが多い | 数時間〜2、3日 |
| 硬膜穿刺後頭痛(PDPH) | 立つと悪化・横になると楽になる | 1〜2週間(長引く場合あり) |
| 体位・低血圧による頭痛 | 首・肩こりと頭痛がセットで出る | 数日〜2週間程度 |
| 筋弛緩・関節不安定による頭痛 | 複数の症状が重なり慢性化しやすい | ケアをしないと長期化する場合あり |
2週間以上経っても頭痛がまったく改善しない場合は、4つ目の「筋弛緩・関節不安定」が慢性化している可能性が高いです。この場合、時間が解決してくれるのを待つだけでは改善しにくく、体へのアプローチが必要になってきます。
術後に頭痛が続いて再診したのに「異常は見当たらない」と言われ、途方に暮れてしまった方は決して少なくありません。この状況はなぜ起こるのでしょうか。
病院の画像検査(MRI・CTなど)は「病変や損傷があるかどうか」を確認するツールです。一方で、関節の微妙なズレ・筋膜の緊張・神経の引っ張られ方といった「機能的な問題」は、画像には映りません。麻酔の影響で関節を支える筋力が低下し、術後の庇い動作が加わって生じた歪みは、病院の検査では「異常なし」と判断されることが多いのです。
「異常なし」は「問題なし」ではありません。画像に映らない問題が実際に体の中で起きており、それが頭痛として表れているのです。痛みを感じているあなたの感覚は正しい。その痛みには必ず原因があります。
術後の頭痛のほとんどは時間や適切なケアで改善しますが、次の症状が出ている場合は速やかに医療機関へご連絡ください。見逃すと危険なサインです。
上記に当てはまる項目がある場合は、自己判断せず担当医師にすぐ相談してください。
当院では、術後の頭痛でいらっしゃる方に対して、まず「なぜその頭痛が起きているのか」という原因の特定から始めます。症状の表面だけを追いかけるのではなく、根っこにある問題を見つけることが本当の意味での改善につながると考えているからです。
姿勢分析・関節可動域の検査・神経学的検査・歩行解析など、5種類の独自検査を組み合わせることで、体の状態を多角的に把握します。「病院で異常なしと言われた」という方でも、当院の検査で原因の手がかりが見つかることがよくあります。麻酔後の筋弛緩が関節の不安定さとして残っているかどうかも、この検査の中で確認していきます。
当院は院長一人が問診・検査・施術のすべてを担当します。毎回同じ目で体の変化を追い続けることで、小さな改善も見逃しません。「先生が変わって毎回一から説明しなければいけない」というストレスもありません。
当院が取り入れているオステオパシーは、薬を使わずに手技だけで体の歪みや緊張を整える療法です。麻酔後に不安定になった関節を支える筋肉のバランスを回復させ、首・肩・背骨・骨盤の歪みを改善することで、頭痛の根本的な原因にアプローチします。授乳中の方や薬を避けたい方にも安心して受けていただけます。
手術後に頭痛が起こるのは「よくあること」ですが、そのまま放置していい理由にはなりません。原因がわからないまま我慢していると、関節の不安定さや体の歪みが定着してしまい、慢性的な頭痛や肩こり・めまいとして長期化するリスクがあります。
「手術後だから仕方ない」「時間が経てば治るはず」と一人で抱え込まないでください。私自身、小学1年生のときに骨折の手術を受け、術後の不安やつらさを経験しています。だからこそ、同じ状況で困っている方のそばに立ちたいという気持ちで、25年以上この仕事を続けています。
「こんなことで相談していいのかな」という遠慮は全く不要です。体のことで気になることがあれば、いつでも気軽にご相談ください。原因がわかれば、不安の大部分は解消できます。あなたの体に合った対処の道を、一緒に考えていきましょう。


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