1/26(月)9時、11時に空きがあります。

交通事故直後にやるべき対応7ステップと5つのNG行動

本日の予約状況

堺市北区で中林整骨院を開院している中林佑樹です。突然の衝撃音とともに起こる交通事故は、誰もが予想していない瞬間にやってきます。私自身も小学生のときに交通事故で入院した経験があり、あの時の混乱と不安は今でも鮮明に覚えています。頭が真っ白になって何をすればいいのか分からなくなりますよね。

事故直後は動揺してしまい、冷静な判断ができなくなってしまうものです。しかし、この最初の対応を間違えると、後々の治療や保険請求、示談交渉で大きな不利益を被る可能性があります。実際に当院に来院される患者さんの中にも、交通事故直後の対応が適切でなかったために、本来受けられるはずの補償が受けられなくなったり、症状が長引いてしまったりするケースが少なくありません。

院長:中林

事故直後の数分から数時間の行動が、その後の回復に大きく影響します

今日は25年以上にわたって交通事故の患者さんを診てきた経験から、事故直後にどのような対応を取るべきか、そして絶対にやってはいけないことについて詳しくお伝えしていきます。いざという時のために、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。

目次

事故直後に必ずやるべき7つのステップ

交通事故が起きた瞬間は誰でもパニックになります。しかし落ち着いて順番に対応していけば大丈夫です。これからお伝えする7つのステップを頭に入れておくと、いざという時に適切な行動が取れるようになります。まず何よりも優先すべきは安全確保と人命救助です。事故によって二次被害が起きないよう、周囲の安全を確保することから始めましょう。

ステップ1:車を安全な場所に移動させる

事故が起きたらまず車のエンジンを切り、ハザードランプを点灯させてください。可能であれば車を道路の端や安全な場所に移動させることが重要です。高速道路上や交通量の多い道路では、後続車による追突事故が起きる危険性が非常に高くなります。三角表示板や発炎筒を使って、後続車に事故を知らせることも忘れないでくださいね。

ただし、車が大破して動かせない場合や、負傷者がいて移動が危険な場合は無理に動かさないでください。その場合は速やかに車から離れて、ガードレールの外など安全な場所に避難することが大切です。

ステップ2:負傷者の確認と救護

安全が確保できたら、すぐに相手や同乗者にケガがないか確認しましょう。これは道路交通法で定められた救護義務であり、怠ると救護義務違反として厳しい罰則が科せられます。相手に意識がない場合や、明らかに重傷だと思われる場合は、すぐに119番に通報して救急車を呼んでください。

出血がある場合はタオルなどで圧迫止血を行い、意識がない場合は気道を確保して呼吸を確認します。ただし、首や背骨に損傷がある可能性があるため、医療知識がない場合は無理に動かさない方が安全です。救急隊が到着するまで声をかけ続けて、意識状態を確認し続けることが大切です。

ステップ3:警察への通報

どんなに軽微な事故でも、必ず警察に連絡してください。これも道路交通法で義務付けられており、報告義務違反になると罰則の対象となります。相手から「大したことないから警察は呼ばないでおこう」と言われても、絶対に応じてはいけません。後日症状が出た時に、警察への届け出がないと交通事故証明書が発行されず、保険金が支払われなくなる可能性があります。

110番に電話したら、事故の場所、負傷者の有無、車両の状況などを落ち着いて伝えましょう。場所が分からない時は、近くの看板や交差点名、目印になる建物などを伝えると警察が到着しやすくなります。

ステップ4:相手の情報を確認する

警察の到着を待つ間に、相手の情報を確認しておきましょう。相手の氏名、住所、電話番号、車のナンバー、加入している保険会社名と証券番号を必ず聞いておいてください。運転免許証と車検証、保険証券を見せてもらうのが確実です。スマートフォンで写真を撮らせてもらうと、後で確認する時に便利ですよ。

もし相手が情報を教えたがらない場合や、偽の情報を伝えようとする場合は要注意です。そのような時は警察が到着するまで相手を引き留めて、必ず警察に報告してください。ひき逃げになると大変なことになりますからね。

ステップ5:事故現場の記録を残す

可能であれば、事故現場の状況を写真や動画で記録しておきましょう。車両の損傷状況、双方の車の位置関係、ブレーキ痕、道路標識、信号機の状態など、できるだけ多くの角度から撮影しておくことをお勧めします。これらの記録は、後の過失割合の判断や保険請求の際に非常に重要な証拠となります。

ドライブレコーダーを搭載している場合は、必ず映像を保存してください。事故の衝撃で上書きされてしまう前に、SDカードを取り出すか、スマートフォンに転送しておくと安心です。目撃者がいる場合は、連絡先を聞いておくことも大切ですよ。

ステップ6:保険会社への連絡

事故の状況がある程度落ち着いたら、自分の加入している保険会社に連絡を入れましょう。事故発生から時間が経ちすぎると、保険会社からの対応が遅れる可能性があります。保険証券に記載されている事故受付の電話番号に連絡して、事故の概要、相手の情報、警察への届け出の有無などを伝えてください。

保険会社に連絡すると、今後の対応について具体的なアドバイスをもらえます。特に相手との示談交渉については、個人で進めずに保険会社に任せることが重要です。弁護士特約に加入している場合は、その旨も伝えておきましょう。

ステップ7:必ず医療機関を受診する

事故直後は興奮状態やショック状態にあり、痛みを感じにくくなっていることが多いです。その場では「大丈夫」と思っても、数時間後や翌日になってから首の痛みや頭痛、めまいなどの症状が現れることは珍しくありません。実際に当院に来院される患者さんの多くが、事故直後は何ともなかったのに数日後からむちうちの症状が出てきたと話されます。

事故当日か遅くとも翌日までには、必ず整形外科を受診してください。受診が遅れると、症状と事故との因果関係が認められず、治療費や慰謝料が支払われなくなる可能性があります。整形外科で診断書をもらっておくことは、人身事故として扱ってもらうためにも必要不可欠です。

絶対にやってはいけない5つのNG行動

事故直後の対応で気をつけるべきなのは、やるべきことだけではありません。やってはいけないことを知っておくことも同じくらい重要です。これからお伝えする5つのNG行動は、後々大きなトラブルに発展する可能性があるため、絶対に避けてください。

その場で示談しない

相手から「保険を使うと等級が下がるから、修理代は直接払います」と言われても、その場で示談に応じてはいけません。事故直後には分からなかった車の損傷や、後から出てくる身体の症状もあります。一度示談してしまうと、後から追加で請求することは非常に難しくなります。必ず保険会社を通して正式な手続きを踏んでくださいね。

特に相手が「警察を呼ばないで済ませよう」と提案してくる場合は要注意です。警察への届け出なしに示談すると、後で相手が約束を守らなかったり、連絡が取れなくなったりするケースもあります。優しさや同情心から応じてしまうと、結局自分が損をすることになってしまいますよ。

自分の過失を全面的に認めない

事故の責任を感じて「すみません、私が悪かったです」と謝罪してしまう気持ちは分かります。しかし、事故直後の混乱した状態では、正確な状況判断ができていません。過失割合は様々な要素を総合的に判断して決まるものであり、その場で自分の責任を全面的に認める発言は避けるべきです。

相手のケガを心配する言葉をかけることは大切ですが、「私の不注意でした」といった責任を認める発言は控えてください。後の過失割合の交渉で不利になる可能性があります。事故の詳細については、警察や保険会社に正確な事実だけを伝えるようにしましょう。

警察への通報を怠らない

軽微な接触事故だからといって、警察への通報を省略してはいけません。道路交通法第72条では、事故を起こした場合の警察への報告が義務付けられており、違反すると3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金が科せられます。さらに交通事故証明書が発行されないため、保険金の請求ができなくなってしまいます。

「会社に遅刻してしまう」「免許の点数が心配」といった理由で通報をためらう気持ちも分かります。しかし、後から症状が出て治療が必要になった時、警察への届け出がないと大変困ることになります。必ず通報してくださいね。

現場から立ち去らない

パニック状態になって、または罰を恐れて現場から逃げてしまうのは最悪の選択です。救護義務違反や報告義務違反で、ひき逃げや当て逃げとして扱われ、非常に重い刑事罰が科せられます。人身事故の場合は10年以下の懲役または100万円以下の罰金、免許取り消しなどの行政処分も受けることになります。

どんなに怖くても、どんなに不利な状況でも、現場に留まって適切な対応を取ることが何より大切です。逃げることで状況はさらに悪化するだけですから、必ず冷静に対処してください。

医療機関の受診を先延ばしにしない

「ちょっと痛いだけだから大丈夫」「忙しいから後で行こう」と受診を先延ばしにするのは危険です。事故から日数が経ってから受診すると、事故との因果関係を証明することが難しくなり、治療費が自己負担になる可能性があります。保険会社から「事故とは関係ない痛みでは」と言われてしまうこともあるんです。

首や肩の痛み、頭痛、めまい、吐き気などの症状は、事故から数日後に現れることも多いです。少しでも違和感があれば、必ず早めに整形外科を受診して、診断書をもらっておいてください。その後の継続的な治療が必要になった場合は、当院のような整骨院で施術を受けることもできますよ。

事故後の身体のケアと治療の流れ

事故直後の対応が終わったら、次に重要なのは身体のケアです。むちうちをはじめとする交通事故の後遺症は、適切な治療を受けないと慢性化して、何年も症状に苦しむことになりかねません。当院にも事故から何年も経ってから来院される方がいらっしゃいますが、早期に適切な治療を受けていれば、もっと早く改善できたのにと思うことが多いです。

まず整形外科でレントゲンやMRIなどの画像診断を受けて、骨折や脱臼などの重大な損傷がないか確認してもらいましょう。診断書をもらって人身事故として届け出ることで、自賠責保険を使った治療が受けられるようになります。整形外科では主に痛み止めの処方や湿布の処方、物理療法などが行われます。

しかし、むちうちの症状は筋肉や靭帯、神経の損傷によるものが多く、画像検査では異常が見つからないことも少なくありません。レントゲンで「骨に異常はありません」と言われても、痛みやしびれが続く場合は、整骨院での手技療法が効果的です。当院では事故による身体の歪みや筋肉の緊張を丁寧に検査して、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。

整形外科と整骨院は併用して通うことができます。診断と投薬は整形外科で、日常生活に支障をきたしている症状の根本改善は整骨院でという形で、両方のメリットを活かした治療を受けることをお勧めします。

交通事故の施術は、自賠責保険が適用されれば窓口での支払いは基本的にありません。治療期間は症状によって異なりますが、一般的には3ヶ月から6ヶ月程度です。保険会社から治療費の打ち切りを言われることもありますが、まだ症状が残っている場合は、医師の診断書をもとに治療の継続を求めることができます。

まとめ:適切な初期対応が回復への第一歩

交通事故は予期せぬ瞬間に起こります。その時に適切な対応ができるかどうかが、その後の回復や補償に大きく影響します。安全確保、救護、警察への通報、相手の情報確認、現場記録、保険会社への連絡、そして医療機関の受診という7つのステップを順番に行うことが大切です。

そして絶対に忘れてはいけないのが、その場での示談や、警察への通報を怠ること、医療機関の受診を先延ばしにすることは避けるということです。これらのNG行動は、後々大きなトラブルや不利益につながる可能性があります。

私自身も交通事故の経験があり、あの時の不安や恐怖、痛みは今でも忘れられません。だからこそ、事故に遭われた方の気持ちがよく分かります。身体の痛みだけでなく、精神的な不安も大きいですよね。事故後の症状でお困りの際は、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。25年以上の経験を活かして、あなたの回復を全力でサポートさせていただきます。


院長:中林

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
大阪府堺市北区百舌鳥梅町1-16-4ラレックス城の山
電話番号
072-255-0102
定休日
日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次