1/16(金)9時、12時に空きがあります。

赤ちゃんの向き癖はなぜ起こる?原因と対処法

本日の予約状況

堺市北区中百舌鳥で整骨院をしている中林です。新しい命を授かり、毎日赤ちゃんのお世話をしていると、ふとした瞬間に気づくことがありますよね。うちの子、いつも右側ばかり向いて寝ている。反対向きにしても、気づくとまた同じ方向を向いている。後頭部を触ると片側が平らになっている気がする。そんな赤ちゃんの向き癖に不安を感じていませんか。

初めての育児では、これが正常なのか、それとも何か問題があるのか判断がつかず、夜中に何度も赤ちゃんの向きを変えては元に戻ってしまうことに悩んでいる方も多いでしょう。今回は赤ちゃんに向き癖が起こる原因と、ご家庭でできる対処法、そして専門家に相談すべきタイミングについてお話しします。

院長:中林

向き癖は珍しいことではありませんが、原因を知って早めに対処することが大切です

目次

向き癖が起こる主な原因

赤ちゃんに向き癖が起こるのには、いくつかの理由があります。多くの場合、これらの原因が複雑に絡み合っていることを理解しておくことが大切です。まず最も多いのが、お母さんのお腹の中にいた時の姿勢の影響です。赤ちゃんは約10ヶ月間、子宮という限られた空間で過ごしており、その間の姿勢や向きが出生後も癖として残ることがあります。

出産時の要因も見逃せません。特に吸引分娩や鉗子分娩などで頭部に圧力がかかった場合、首や頭部の筋肉に緊張が残り、特定の方向を向きやすくなることがあります。また、帝王切開で生まれた赤ちゃんも、産道を通る際の刺激を受けていないため、首の筋肉の発達に影響が出ることがあります。

環境的な要因も大きく関係する

赤ちゃんを寝かせる環境も向き癖の原因になります。ベビーベッドの位置がいつも同じで、窓からの光やお母さんの声がいつも同じ方向から聞こえてくると、赤ちゃんは自然とその方向を向く習慣がつきます。授乳の際の抱き方も重要です。多くのお母さんは利き手の関係で無意識に同じ向きで抱っこすることが多く、これが赤ちゃんの向き癖を助長してしまいます。

首の筋肉の緊張も原因の一つです。胸鎖乳突筋という首の横にある筋肉が片側だけ硬くなっていると、その反対側を向きにくくなります。これは筋性斜頸と呼ばれる状態で、生後2〜3週間頃から気づくことが多く、早期の対処が必要になります。視覚的な刺激も影響します。赤ちゃんは生後間もない頃から、動くものや明るいものに興味を示すため、いつも同じ位置におもちゃや照明があると、そちらばかりを見るようになります。

向き癖を放置するとどうなるのか

向き癖があること自体は珍しくありませんが、そのまま放置すると頭の形に影響が出てきます。赤ちゃんの頭蓋骨は非常に柔らかく、同じ方向ばかりを向いていると、圧力がかかる側が平らになってしまうのです。これを位置的頭蓋変形と呼び、後頭部が平らになる短頭症、左右非対称になる斜頭症などがあります。

生後6ヶ月までは頭蓋骨が柔らかく変形しやすい時期ですが、逆に言えばこの時期なら改善もしやすいということです。生後6ヶ月を過ぎると頭蓋骨が徐々に硬くなり、1歳頃にはほぼ形が定まってしまいます。そうなると自然改善は難しくなり、将来的に帽子が合わない、メガネがずれやすい、ヘアスタイルが制限されるといった問題が出てくる可能性があります。

発達への影響も考える必要がある

向き癖が長く続くと、首の動きが制限され、寝返りやお座りなどの運動発達に遅れが出ることもあります。片側ばかり見ていると、視野も偏りがちになり、空間認識の発達にも影響する可能性が指摘されています。また、重度の筋性斜頸の場合は、顔面の左右非対称や顎関節の発達異常につながることもあります。

ただし、すべての向き癖が深刻な問題につながるわけではありません。軽度の向き癖であれば、適切な対処で十分改善できます。大切なのは、早めに気づいて適切な対応をとることです。

ご家庭でできる向き癖への対処法

向き癖に気づいたら、まずはご家庭でできる対処法を試してみましょう。最も基本的なのは、寝かせる向きを意識的に変えることです。いつも右を向いているなら、頭の位置はそのままで足の位置を逆にして寝かせることで、自然と反対方向を向くようになります。ベビーベッドの向きを180度変えるのも効果的です。

授乳の際の抱き方を変えることも重要です。右側ばかりで授乳しているなら、意識的に左側からも授乳するようにしましょう。最初は慣れなくて難しいかもしれませんが、続けることで赤ちゃんも慣れてきます。抱っこの向きも同様に、いつも同じ方向で抱くのではなく、左右バランスよく抱くことを心がけてください。

環境を整えることも大切

赤ちゃんの興味を引く刺激の位置を変えることも効果的です。おもちゃやメリーの位置を、向きにくい方向に置くことで、自然とそちらを見るようになります。声をかける時も、いつも同じ方向からではなく、様々な方向から話しかけるようにしましょう。部屋の照明の位置も確認してください。明るい光に向かって顔を向ける習性があるため、照明の位置を調整することも有効です。

うつ伏せの時間を作ることが効果的

頭の形や向き癖を解消するには、うつ伏せがとても効果的です。うつ伏せの姿勢は首の筋肉を鍛え、後頭部への圧力を分散させる効果があります。目安としては月齢×10分のうつ伏せ時間を確保すると効果的です。例えば生後2ヶ月なら20分、生後3ヶ月なら30分といった具合です。

ただし、1回の時間を長くするのではなく、最初は30秒から1分を何回かに分けて行うとよいです。赤ちゃんが慣れていない場合は、無理に長時間続ける必要はありません。もちろん、泣き出したり嫌がる時は無理にしなくても構いません。赤ちゃんの機嫌の良い時に、少しずつ時間を延ばしていくのがコツです。必ず大人が見ている時に行い、寝る時は必ず仰向けにすることが重要です。

専門家に相談すべきタイミング

ご家庭での対処法を2〜3週間続けても改善が見られない場合は、専門家に相談することをおすすめします。特に首の片側にしこりがある、首を反対方向に向けようとすると明らかに嫌がる、頭の変形が目立ってきた、生後3ヶ月を過ぎても向き癖が強いといった場合は、早めの受診が必要です。

筋性斜頸の可能性がある場合は、放置すると筋肉が硬く短縮してしまい、改善に時間がかかります。当院では、赤ちゃんの体全体のバランスを見ながら、やさしい手技で首や体の緊張をほぐしていきます。生後2ヶ月頃から施術を受けることができ、多くの場合、数回の施術で向き癖が改善していきます。

頭の形が気になる場合

すでに頭の形の変形が目立つ場合は、生後3〜6ヶ月の間に対処することが重要です。この時期は頭蓋骨がまだ柔らかく、適切な施術や体位の工夫で改善が期待できます。当院では、赤ちゃんの頭の形の悩みにも対応しており、一人ひとりの状態に合わせた施術プランを提案しています。

施術では、頭部だけでなく全身のバランスを整えることを重視しています。骨盤や背骨の歪みが首の緊張につながっていることも多く、体全体を調整することで根本的な改善を目指します。また、ご家庭でのうつ伏せの時間の作り方や、抱っこの向きなど、具体的なアドバイスもさせていただきます。

よくある質問と不安について

多くの保護者の方から「向き癖は自然に治りますか」という質問をいただきます。軽度の向き癖であれば、成長とともに首の筋肉が発達し、寝返りができるようになると自然に改善することもあります。しかし、中等度以上の向き癖や、すでに頭の変形が目立つ場合は、積極的な対処が必要です。

「自分の育児方法が悪かったのでは」と自分を責める方も多いですが、向き癖の原因は複合的で、お母さんの育児方法だけが原因ではありません。大切なのは、気づいた時点で適切な対応をとることです。また、「病院で様子を見ましょうと言われた」という方もいらっしゃいますが、不安が続くようであれば、セカンドオピニオンとして専門家に相談することも選択肢の一つです。

施術は痛くないのか

赤ちゃんへの施術と聞くと、痛くないのか、怖くないのかと心配される方もいます。当院で行う施術は、非常にやさしいタッチで行うもので、多くの赤ちゃんは施術中に眠ってしまうほどリラックスしています。赤ちゃんの体はデリケートですので、無理な力を加えることは一切ありません。保護者の方も一緒に施術室に入っていただけますので、安心してお越しください。

施術の頻度は、症状の程度によって異なりますが、一般的には週1〜2回のペースで始め、改善が見られたら徐々に間隔を空けていきます。多くの場合、4〜8回程度の施術で目に見える改善が実感できます。

向き癖は早めの対処が鍵

赤ちゃんの向き癖は、原因を理解し適切に対処すれば改善できる症状です。ご家庭でできる対処法、特にうつ伏せの時間を毎日少しずつ取り入れることで、多くの場合改善が見られます。改善が見られない場合や不安が強い場合は、ためらわずに専門家に相談してください。生後6ヶ月までの早い時期に対処することで、頭の形への影響を最小限に抑えることができます。

私自身、3人の子どもを育てた経験から、子育ての不安や悩みはよくわかります。初めての育児では、些細なことでも心配になるものです。向き癖について一人で悩んでいるよりも、気軽に相談していただければと思います。当院では、赤ちゃんの体の状態を詳しく検査し、一人ひとりに合わせた施術とアドバイスを提供しています。赤ちゃんの健やかな成長のために、どうぞお気軽にご相談ください。


院長:中林

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
大阪府堺市北区百舌鳥梅町1-16-4ラレックス城の山
電話番号
072-255-0102
定休日
日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次