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赤ちゃんのハイハイが発達に与える影響とは

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我が子がなかなかハイハイをしなくて、不安な気持ちでこのページを開いてくださった方も多いのではないでしょうか。堺市北区中百舌鳥で「中林整骨院・なかもず院」の院長をしております中林佑樹です。当院には、生後8ヶ月から10ヶ月頃の赤ちゃんを連れた保護者の方が「まだハイハイをしないんです」「このままで大丈夫でしょうか」とご相談に来られることが非常に多くあります。

ハイハイは赤ちゃんの発達において重要だという情報を見聞きすると、ハイハイをしない我が子を見て「何か問題があるのでは」「将来に悪い影響があるのでは」と心配になってしまうのは当然のことです。今回は赤ちゃんの向き癖や体のバランスを整える施術を数多く行ってきた立場から、ハイハイが赤ちゃんの発達に与える影響について、科学的な事実と臨床経験をもとに詳しくお話しします。

院長:中林

過度な不安を取り除きながら、ハイハイの本当の価値と対処法をお伝えします

目次

ハイハイが赤ちゃんの発達に与える良い影響

まず、ハイハイが赤ちゃんの発達にどのような良い影響を与えるのかを理解しておくことが大切です。ハイハイは単なる移動手段ではなく、実は赤ちゃんの体と脳の発達に多くのメリットをもたらす重要な運動なのです。これまでの研究や臨床経験から分かっていることをご紹介します。

ハイハイをする時、赤ちゃんは自分の体重を両手両足で支えながら前に進みます。この動作によって、首や肩、腕、背中、お腹、腰、お尻、太ももといった全身の筋肉がバランスよく鍛えられます。特に体幹の筋肉は、その後の立つ・歩くといった動作の基礎となるため、ハイハイ期間にしっかり育てることが理想的です。

また、ハイハイでは左右の手足を交互に動かす協調運動が必要になります。右手と左足、左手と右足というように対角線上の手足を連動させて動かすことで、脳の右半球と左半球をつなぐ神経回路が発達します。これは将来の運動能力だけでなく、認知機能の発達にも良い影響を与えると考えられています。

転んだ時の支持力が育つ

ハイハイ期間に特に重要なのが、転倒時に手が前に出る反射の獲得です。赤ちゃんがハイハイをしている間は、常に両手で体重を支えている状態です。この経験を通じて、バランスを崩した時に手を前に出して体を守る能力が自然と身につきます。

私の3人の子どものうち、次女は比較的ハイハイ期間が短かったのですが、歩き始めた頃によく転んでいました。それに対して長女はハイハイを長くしていたため、転びそうになっても手がパッと出て上手に体を守っていた記憶があります。もちろん個人差はありますが、ハイハイ期間の長さが転倒時の反応に影響する可能性はあると感じています。

視覚機能と空間認識力の発達

ハイハイをすることで、赤ちゃんの視覚機能も大きく発達します。自分で移動しながら様々な角度から物を見ることで、遠近感や立体感、空間認識能力が育ちます。寝ているだけの時期とは違い、自分の意思で目標に向かって移動する経験は、視覚と運動の協応関係を築く上で非常に重要です。

また、ハイハイ中の赤ちゃんは床に近い位置から世界を見ることになります。この視点での経験が、その後の歩行時の姿勢制御や体のバランス感覚にも影響を与えると考えられています。

ハイハイをしないことの影響は本当にあるのか

ここまで読んで「やっぱりハイハイをしないとダメなんだ」と不安が強くなってしまった方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ここからが大切なポイントです。ハイハイをしないからといって、必ずしも発達に問題が生じるわけではありません

実際、ハイハイを全くせずに、つかまり立ちから歩行に進む赤ちゃんも一定数います。シャフリングベビーと呼ばれる、座ったままお尻で移動する赤ちゃんもいます。これらは発達の個人差であり、異常ではありません。重要なのは、最終的に歩行ができるようになるかどうかであり、そこに至るプロセスは一通りではないのです。

当院に来られる保護者の方からも「上の子はハイハイをせずに歩き始めましたが、今は小学生で運動も得意です」といったお話をよく聞きます。ハイハイをしなかったからといって、その後の人生に決定的な悪影響が出るわけではないということです。

本当に注意すべきケース

ただし、以下のような場合は専門家への相談を考えた方がよいでしょう。生後10ヶ月を過ぎてもハイハイの兆候が全くなく、他の移動手段も見られない場合、うつ伏せの姿勢を極端に嫌がる場合、首すわりや腰すわりなど他の発達段階でも遅れが見られる場合、足を床につけるのを嫌がる場合などです。

これらは単にハイハイをしないという問題ではなく、筋力の発達や神経系の問題が隠れている可能性があります。当院では赤ちゃんの全身を詳しく検査し、筋肉の緊張パターンや関節の動き、姿勢のバランスなどを総合的に評価しています。

ハイハイをしない背景にある体の問題

私がこれまで診てきた経験から言えるのは、ハイハイをしない赤ちゃんの多くは、何らかの体のバランスの問題を抱えているということです。例えば、向き癖が強く首や背骨に緊張がある赤ちゃんは、うつ伏せの姿勢を取ることを嫌がり、結果としてハイハイに進みにくいことがあります。

また、出産時の影響で骨盤や股関節の動きに制限がある場合、四つん這いの姿勢が不安定になり、ハイハイがしづらくなることもあります。こうした場合、体のバランスを整える施術を行うことで、赤ちゃんが自然とハイハイをしやすい状態になることが多いのです。

つまり、「ハイハイをしないこと」そのものが問題なのではなく、「ハイハイをしたくてもできない体の状態」が問題である可能性があるということです。この視点を持つことが、適切な対処につながります。

家庭でできるサポート

ハイハイを促すために家庭でできることもいくつかあります。まず、うつ伏せの時間を積極的に増やすことです。タミータイムと呼ばれるこの時間は、首や肩、背中の筋肉を鍛える絶好の機会です。最初は短時間から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。

赤ちゃんの前方に興味を引くおもちゃを置いて、「取りに行きたい」という意欲を刺激することも効果的です。また、広くて安全なスペースを確保し、床が滑りすぎないようにマットなどを敷くことも大切です。親が一緒にハイハイの姿勢を見せてあげるのも、赤ちゃんにとって良い刺激になります。

ただし、無理強いは禁物です。赤ちゃんが嫌がっているのに無理にうつ伏せにさせたり、ハイハイをさせようとしたりすると、かえって逆効果になることがあります。あくまで赤ちゃんのペースを尊重しながら、楽しい雰囲気の中でサポートしてあげることが大切です。

発達の個人差を理解する大切さ

育児をしていると、どうしても他の赤ちゃんと比較してしまいがちです。育児アプリやSNSで同じ月齢の赤ちゃんの発達状況を見ては、「うちの子だけ遅れているのではないか」と不安になってしまう方も多いでしょう。しかし、赤ちゃんの発達には本当に大きな個人差があります。

ハイハイを始める時期も、生後6ヶ月の子もいれば10ヶ月の子もいます。中にはハイハイをせずに他の移動方法で移動する子もいます。これらはすべて正常な発達の範囲内であり、早い遅いで優劣が決まるものではありません。

大切なのは、我が子が自分のペースで着実に成長しているかどうかを見守ることです。昨日できなかったことが今日できるようになった、先月より興味の範囲が広がった、そういった小さな成長を喜ぶことが、健やかな発達を支える基盤になります。

不安を感じたら専門家に相談を

とはいえ、頭では理解していても不安が消えないという方もいらっしゃるでしょう。夜中にスマホで検索しては、様々な情報に振り回されて余計に不安になってしまう、そんな経験はありませんか。そんな時は一人で抱え込まず、信頼できる専門家に相談することをお勧めします。

当院では、赤ちゃんの体のバランスを整える施術を通じて、多くの発達のお悩みをサポートしてきました。ハイハイをしない赤ちゃんの場合、詳しく検査をすると向き癖や筋肉の緊張、関節の動きに問題が見つかることが多くあります。これらを適切に調整することで、赤ちゃんが自然と動きやすい体になり、結果としてハイハイに進むケースも多く見られます。

もちろん、すべての赤ちゃんが施術を必要とするわけではありません。多くの場合は、家庭でのサポートと時間の経過で自然に発達していきます。しかし、気になることがあるのに「様子を見ましょう」と言われるだけでは、不安は消えません。専門家に相談することで、今の状態が正常範囲内なのか、何か対処が必要なのかが明確になり、安心して育児に向き合えるようになります。

ハイハイの影響について心配しすぎて育児が辛くなってしまうよりも、適切な情報と必要に応じたサポートを得ながら、赤ちゃんの成長を楽しむ心の余裕を持つことの方がはるかに大切です。どんな小さな疑問でも構いませんので、気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。一緒に赤ちゃんの健やかな成長をサポートしていきましょう。


院長:中林

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