
院長:中林お気軽にご相談ください!

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こんにちは。堺市北区なかもずの中林整骨院、院長の中林です。
「ついこの間まではしっかり飲んでいたのに、生後3ヶ月に入ったあたりから急にミルクの量が減ってしまって…」そんなお悩みを抱えて来院されるお母さんが、最近とても増えています。
ミルクをうまく飲めない赤ちゃんには、発達的な自然変化だけでなく、体の緊張や歪みが関係していることが少なくありません。今日はその理由と、整骨院でできるアプローチについてお話しします。
栄養が足りているか、体重がちゃんと増えているか、病気のサインじゃないかと、夜中にスマホで何度も検索してしまうお母さんの気持ち、すごくよくわかります。一つひとつ一緒に整理していきましょう。




生後3ヶ月は赤ちゃんの体と心が大きく変わる転換期です。ミルクの量が変化するのはよくあることですが、体の緊張や哺乳窩の安定性、頭や首の歪みが「飲みにくさ」につながっているケースも少なくありません。数字だけで判断せず、体全体のサインを一緒に見ていきましょう
この時期にミルクの量が変化する背景には、大きく分けて「発達による自然な変化」「周囲への好奇心の増加」「体の緊張や歪み」という3つの要因があります。どれか1つだけが原因とは限らず、複数が重なっていることも珍しくありません。それぞれを順番に見ていきましょう。
新生児の頃は「飲めるだけ飲む」という状態ですが、生後3ヶ月頃から脳の満腹中枢がしっかり働き始めます。
お腹がいっぱいになったら自分でやめるという感覚が芽生えてくるため、1回あたりの量が減るのはある意味、成長の証でもあります。
1日のトータル量で必要な栄養が確保できていれば、基本的には問題ありません。おしっこが1日6回以上あり、体重がゆるやかに増えているかどうかを一つの目安にしてみてください。
生後3ヶ月は視力や聴覚が急速に発達し、周りの世界への興味がぐっと増す時期です。
授乳中に音がするとすぐに顔を向けてしまい、途中でやめてしまうことがあります。これは「遊び飲み」とも呼ばれ、発達が順調なサインのひとつです。
テレビを消すなど、授乳の際にできるだけ静かな環境を整えてみると、改善するケースも多いですよ。
体の緊張や歪みがミルクの飲みにくさに直結していることは、あまり広く知られていません。
整骨院に来院されるお母さんの中にも、「そんなことが関係しているとは思わなかった」と驚かれる方がとても多いです。
特に注目してほしいのが向き癖と、哺乳に関わる体の構造的なバランスです。これについては次の章でくわしくお伝えします。
赤ちゃんがミルクをうまく飲めないとき、私が施術の中で特に注目しているのが「哺乳窩(ほにゅうか)」の安定性です。哺乳窩とは、赤ちゃんが哺乳瓶や母乳を口に含んだときに舌や頬、顎がつくり出す吸啜の受け皿となる構造のことです。ここが安定していないと、うまく吸えなかったり、飲み込みにくかったり、途中で嫌がったりという状態が起きやすくなります。
哺乳窩の安定には、顎・舌・頬・首の筋肉がバランスよく協調して動くことが必要です。
しかし首や頭に左右差があったり、体全体に緊張が残っていたりすると、この協調がうまくとれなくなります。結果として哺乳窩が安定せず、赤ちゃんにとって「飲む」という動作が思った以上に大変な作業になってしまうんです。
整骨院では、首や頭蓋骨、顎まわりの緊張をやさしく整えることで哺乳窩の安定を促し、飲みやすさを取り戻すアプローチを行っています。この調整によって、「急に飲めるようになった」「飲む時間が短くなった」と感じていただけるケースが少なくありません。
いつも同じ方向ばかりを向いている赤ちゃんは、向き癖によって首や肩の筋肉に左右差が生まれています。
この状態が続くと、哺乳瓶を口に含んだときに体をうまく傾けられず、吸う動作全体のバランスが崩れてしまいます。「哺乳瓶そのものが嫌いなのかな?」と思いがちですが、実は体の傾きや緊張が原因になっていることが多いんです。
向き癖が続くと、もうひとつ見逃せない変化が起きてきます。それが頭の歪みです。赤ちゃんの頭蓋骨はまだ柔らかく、いくつかの骨がゆっくりくっついていく途中の状態です。同じ方向ばかりに向いていると、寝ている間に頭の形が変わっていくことがあります。
頭の歪みが強くなると、顎の開き方にも影響が出ることがあります。
口がうまく大きく開けられなかったり、飲みながら口の動きがぎこちなくなったりすることも珍しくありません。
「拒否しているのかな?」と感じたら、ミルクへの好みの問題だけでなく、体の状態を一度確認してみることをおすすめします。
吸引分娩や長時間のお産を経験した赤ちゃんは、生まれた直後から首や頭に緊張が残りやすい傾向があります。
この緊張が抜けないまま成長すると、向き癖・頭の歪み・哺乳窩の不安定さが連鎖的に起きやすくなります。気づいた段階で早めにケアしてあげることが、長期的な体のバランスを守ることにもつながります。
日常の中で気づける小さなサインを見逃さないことがとても大切です。ミルクの量だけに注目してしまいがちですが、赤ちゃんの体全体を観察することで本当の原因が見えてくることがあります。次のようなことが当てはまる場合は、一度体の専門家に診てもらうことをおすすめします。
まず、寝ているときも起きているときも、いつも同じ方向ばかりを向いている場合は注意が必要です。首の筋肉に強い緊張が続いているサインです。次に、授乳中に体をそらしたり、飲む途中で急に泣き出したりするケースも、体に何らかの不快感がある可能性があります。さらに、頭の形がどちらか一方に平らになってきていると感じたら、なるべく早めに確認してもらうほうが安心です。
また、飲んでいる途中でむせやすい、乳首をうまく咥えられないといった状態が続く場合も、哺乳窩の安定性に問題が起きているサインかもしれません。
「整骨院に赤ちゃんを連れていっていいの?」と最初に驚かれるお母さんがほとんどです。当院では産前産後のお母さんのケアとあわせて、赤ちゃんの整体施術も行っています。赤ちゃんの体の特性をしっかり理解したうえで、安心して受けていただける内容になっています。
大人の整体とはまったく異なり、赤ちゃんへの施術は指先でそっと触れる程度の力加減で行います。
赤ちゃんが眠ったまま受けられることも多く、「こんなに軽いタッチで本当に大丈夫なの?」と最初は驚かれるお母さんがほとんどです。
首や頭、顎まわり、骨盤まわりの緊張をゆっくりとほぐし、哺乳窩の安定を促すことで、飲みやすさが改善されやすくなります。
当院の施術は、ミルクを飲まないという「結果」だけを見るのではなく、体のどこに緊張があり、それがどう影響しているかを1つひとつ丁寧に確認するところから始まります。
25年以上、延べ10万人を超える施術経験の中でいつも感じていることは「体は正直だ」ということです。赤ちゃんの小さな体も、必ず何かのサインを出しています。そのサインを見落とさないことが、改善への大切な第一歩になります。
生後3ヶ月の赤ちゃんがうまくミルクを飲めないとき、多くのお母さんは「量が足りているかどうか」という数字に目が向きがちです。でも、本当に大切なのは赤ちゃんの体全体の状態です。
哺乳窩の安定性、頭や首の左右バランス、向き癖の有無。これらを丁寧に確認することで、ミルクの飲みにくさの本当の原因が見えてきます。
一人で不安を抱え込まないでください。「こんなことを相談していいのかな?」と思うような小さなことでも、ぜひ気軽に声をかけてもらえると嬉しいです。赤ちゃんの体のことで気になることがあれば、いつでも当院にご相談ください。一緒に考えていきましょう。

