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ミルクの量が少ない生後3ヶ月、3つの見逃せない原因

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「今日もほとんど飲まなかった…」授乳のたびにスマホのメモを見ながら、ため息をついているお母さんはいませんか。生後3ヶ月を過ぎたあたりから急にミルクを飲む量が減ってしまい、心配でたまらないという声は、当院にも届いています。

実は向き癖や全身のバランスの乱れが、ミルクの飲みにくさに直結していることがあります。今日は「なぜ飲まなくなるのか」という根本の理由から、当院だからこそお伝えできる視点まで、丁寧にお話ししていきますね。

院長:中林

生後3ヶ月ごろは赤ちゃんの身体が急速に変わっていく時期です。ミルクの量が減ったことだけを心配するのではなく、その背景にある身体全体のバランスに目を向けることが大切だと、25年以上の臨床経験から感じています。一人で抱え込まず、気になったらいつでもご相談ください

目次

生後3ヶ月でミルクが少なくなるのはなぜ?

まず大前提としてお伝えしたいのは、生後3ヶ月ごろにミルクを飲む量が変わること自体は、よくあることだということです。この時期の赤ちゃんは脳の発達とともに満腹中枢がしっかり働き始め、自分でお腹の加減を調整できるようになってきます。先週まで160mlを飲んでいた子が100mlで乳首を離すようになっても、それだけで「異常」とは言い切れません。

ただ、だからといって「様子を見ていれば大丈夫」と単純に考えてほしくないとも思っています。量が減った背景に、赤ちゃんの身体が抱えているサインが隠れていることがあるからです。

「満腹だから飲まない」だけではない可能性

ミルクの飲みが悪くなる理由には、いくつかのパターンがあります。ひとつは前述の通り、満腹中枢の発達によるものです。もうひとつは、体調の変化や乳首の合う・合わないという問題。そして見落とされがちなのが、飲もうとしても飲みにくい姿勢や身体の状態になっているというケースです。

後者は特定の向きでしか頭を向けられない、首に緊張がある、口の中の反射がうまく機能していないといった状態が絡んでいます。こうした場合、赤ちゃんは嫌がっているのではなく、飲みたくても飲めない状態になっていることがあるんです。

ミルクの飲みと「哺乳反射」の深い関係

赤ちゃんがミルクを飲む動作は、実はとても精密なメカニズムで成り立っています。生まれながらに備わっている「哺乳反射」と呼ばれる反応がその中心です。口に何かが触れると吸いつこうとする吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)、頬を触れると口をその方向に向ける探索反射など、複数の反射が連動することで初めてスムーズな授乳が成立します。

当院では長年の赤ちゃん整体の経験から、ミルクをうまく飲めない赤ちゃんの多くで、この哺乳反射を司る部位のバランスが安定していないことを確認しています。具体的には頭蓋底部や頸部(首の上部)の緊張が哺乳反射の発動を妨げ、結果として吸いつきが浅くなったり、途中で飲むのをやめてしまうことにつながります。この部位を丁寧に調整することで、飲む量が改善するケースが少なくありません。

首の緊張が「飲みにくさ」を生んでいる

生後3ヶ月の赤ちゃんの首はまだ発達途中です。分娩時にかかった外力や、子宮内での姿勢の影響で、首周りの筋肉や関節に緊張が残っているケースがよく見られます。特に胸鎖乳突筋という首の前側を走る筋肉が緊張していると、頭を特定の方向にしか向けられなくなります。

この状態のまま授乳を続けると、飲みやすい角度でしかミルクを飲めず、それ以外の姿勢では嫌がるという状況が生まれます。お母さんが「飲んでくれない」と感じていても、実は赤ちゃんにとって飲みにくい状況が続いているだけというケースは、思っている以上に多いんです。

向き癖・頭の形との3つの共通点

ミルクの飲みが悪くなるのと同じ時期に、向き癖が目立ち始めたり、頭の形のゆがみが気になり始めたというお母さんは少なくありません。これは偶然ではなく、根っこにある原因が共通していることが多いからです。

向き癖・頭の形・ミルクの飲みにくさには、次の3つの共通した要因が絡んでいます。

  • 首の筋肉(特に胸鎖乳突筋)の左右差による緊張
  • 頭蓋底部や頸椎のバランスの乱れ
  • 哺乳反射を支える神経機能への影響

つまり、ミルクの量が少ないという悩みと向き癖・頭の形の問題は、切り離して考えるのではなく、ひとつながりの問題として捉えるほうが根本的な解決に近づけます。

生後3〜6ヶ月が改善のゴールデンタイム

赤ちゃんの頭蓋骨はとても柔らかく、この時期に適切なアプローチをすることで、身体全体のバランスを整えることができます。生後6ヶ月を過ぎると頭蓋骨が硬くなり始め、改善にかかる時間と難易度が大きく上がります

今まさに「ミルクの量が少ない」と悩んでいるこの時期が、赤ちゃんの身体を整える最も大切なタイミングでもあります。「まだ小さいから」と先延ばしにするより、早めに動いていただくことをおすすめしています。

まず自分でできる確認と対処法

専門院を受診する前に、今日からご自宅で試していただけることをお伝えします。どれも難しいことはありませんので、ぜひ日常の中に取り入れてみてください。

まず確認してほしいのが、体重と排泄の状況です。1週間で体重が100〜200g程度増えているか、1日に6回以上おしっこが出ているかを確認してください。これらがクリアできていれば、過度に焦る必要はありません。次に、授乳の際に赤ちゃんの向きを毎回変える習慣をつけてみてください。同じ側でばかり飲ませていると、首の筋肉の左右差が広がりやすくなります。さらに、飲み始めはするけれど途中でやめてしまう場合は、哺乳瓶の乳首のサイズや形を見直してみることも一つの方法です。流量が合っていないと赤ちゃんが疲れて途中でやめてしまうことがあります。

「どの向きで飲むか」を観察してみる

ちょっとした観察で、首の緊張の有無を確認できます。授乳中に赤ちゃんの頭を左右どちらかに向けたとき、片方向だけ嫌がったり泣いたりしないかをチェックしてみてください。明らかに左右差がある場合、首の筋肉に何らかの緊張が生じているサインかもしれません。

また、いつも同じ方向ばかり向いて寝ているかどうかも確認してみてください。頭の形が少しずつ変わってきているなと感じたら、ミルクの飲みの問題と合わせて専門家に相談するタイミングだと思っていただければと思います。

病院で「問題なし」と言われても続く不安

小児科で「体重が増えているなら大丈夫です」「もうしばらく様子を見ましょう」と言われたのに、どうしても不安が消えない。そういう気持ちはとても自然なことだと思います。体重増加は確かに重要な指標ですが、それだけで赤ちゃんのすべてを判断することはできません。

病院では筋肉の緊張や関節のバランス、哺乳反射の安定性といった部分まで細かく診ることは難しいのが現状です。「問題ない」と言われた後も違和感が残っているなら、それはお母さんとしての大切な直感かもしれません。

当院で行うアプローチ

当院に赤ちゃん連れで来院された場合、まず問診と姿勢・全身の検査から始めます。頭頸部の緊張の状態、哺乳反射の安定性、全身のバランスを多角的に確認し、ミルクの飲みにくさの背景にある原因を特定していきます。

施術は赤ちゃんが嫌がらないよう、非常に優しいタッチで行います。ゴリゴリと力を入れるようなものではなく、指先で軽く触れながら緊張を緩めていくイメージです。施術後に赤ちゃんがぐっすり眠ったり、機嫌が良くなったという声をよく聞きます。検査から施術まで私が一貫して担当しますので、毎回説明し直す必要もありません。

完全予約制ですので待ち時間もほぼなく、女性スタッフも在籍しています。赤ちゃん連れのお母さんでも安心してお越しいただける環境を整えています。

ひとりで悩まないでほしい

ミルクの量が少ないことへの不安、向き癖や頭の形の変化への心配、「自分の授乳の仕方が悪いのかな」という自責感。こうした気持ちを一人で抱えていませんか。

25年以上・10万人以上の施術経験を通じて私が感じているのは、表面に見えている「ミルクの量」だけを追いかけていても根本的な解決にはならないことが多い、ということです。身体全体を丁寧に診て、原因を特定し、そこに正確にアプローチすることで初めて本当の意味での改善につながります。

「大したことないかな」と思っていても、気になることがあればどんなことでも相談していただきたいと思っています。一人で抱え込まず、いつでも当院にご連絡ください。きっとお力になれます。


院長:中林

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