
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
いつもありがとうございます。堺市北区なかもずで中林整骨院をしている中林です。体のだるさが続いてドラッグストアで薬を探したことはありませんか。ビタミン剤や栄養ドリンクなど、棚にはたくさんの商品が並んでいてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。


当院にも市販の薬を試したけれど改善しなかったという方が多く来院されます。今日は倦怠感に対して薬がどのような役割を果たすのか、そして薬だけに頼らない改善方法についてお話しします。


薬は症状を和らげる助けにはなりますが、根本的な原因を解決するものではありません
ドラッグストアで手に入る倦怠感に効くとされる薬には、大きく分けてビタミン剤と栄養ドリンク、そして漢方薬があります。ビタミン剤の多くはビタミンB群を主成分としており、特にビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きを助けるため疲労回復に役立つとされています。フルスルチアミンという成分が配合されたものは吸収率が高く、効果を感じやすいと言われています。
栄養ドリンクはカフェインやタウリン、ビタミン類が配合されており即効性があるように感じられます。しかし実際にはカフェインによる覚醒作用で一時的に元気になったように感じているだけで、疲労そのものが回復しているわけではありません。連続して飲み続けると効果を感じにくくなったり、かえって疲れが溜まってしまったりすることもあるので注意が必要です。
最近では倦怠感に対して漢方薬を選ぶ方も増えています。補中益気湯は体力が低下して疲れやすい方に、人参養栄湯は貧血気味で冷え性の方に、十全大補湯は病後の体力回復に適しているとされています。漢方薬は体質に合わせて選ぶことが大切で、自分に合ったものを見つけるには専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。
市販の薬を選ぶ際には、自分の症状や生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。例えば睡眠不足が原因の倦怠感に栄養ドリンクを飲んでも根本的な解決にはなりません。また持病がある方や他の薬を飲んでいる方は、飲み合わせに注意が必要です。薬剤師さんに相談しながら選ぶようにしましょう。
市販の薬を試しても倦怠感が改善しないという声をよく聞きます。実はこれには理由があるのです。薬は症状を一時的に和らげることはできても、倦怠感を引き起こしている根本的な原因を取り除くことはできません。倦怠感の背景には睡眠の質の低下、栄養バランスの乱れ、ストレスによる自律神経の乱れ、筋肉の緊張や血流の悪さなど、様々な要因が複雑に絡み合っていることが多いのです。
特に長期間倦怠感が続いている場合は、体全体のバランスが崩れているサインかもしれません。姿勢の歪みから筋肉が過度に緊張し、それが血流を悪くして疲労物質が溜まりやすくなっている可能性もあります。また自律神経のバランスが乱れると質の良い睡眠がとれず、どれだけ寝ても疲れが取れないという状態に陥ってしまいます。
市販の薬で改善しない倦怠感が2週間以上続く場合は、医療機関を受診することをお勧めします。貧血や甲状腺機能の異常、肝機能障害、糖尿病などの病気が隠れている可能性があるからです。血液検査などで異常がないか確認することが大切です。
ただし検査で特に異常が見つからないというケースも少なくありません。そうした場合でも症状がないわけではなく、むしろ体の微細なバランスの崩れが倦怠感を引き起こしていることがあります。通常の医療検査では検出されない体の問題に対しては、別のアプローチが必要になってきます。
当院では薬に頼らずに倦怠感を改善する方法をご提案しています。私自身も幼い頃は病弱で、薬を飲んでもなかなか体調が良くならない経験をしてきました。しかし整体治療で体のバランスを整えることで劇的に改善した経験から、この道を志すようになったのです。
倦怠感の改善には、まず徹底的な検査で原因を特定することが何より重要です。当院では姿勢分析、関節可動域のチェック、神経検査など5種類の独自検査を行い、あなたの倦怠感がどこから来ているのかを明らかにします。睡眠の質、食生活、仕事の状況、ストレスレベルなど、生活全般についても詳しくお話を伺います。
倦怠感は一つの原因だけで起こるものではなく、複数の要因が絡み合って引き起こされる症状です。だからこそ症状だけに対処するのではなく、体全体のバランスを整えることが必要なのです。当院では生体潤滑理論に基づいた独自の施術で関節の動きを改善し、筋肉の緊張を緩和して血流を良くしていきます。
自律神経のバランスを整えることも重要です。交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできるようになると、夜はしっかり休めて朝はすっきり目覚められるようになります。体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことで、薬に頼らなくても元気に過ごせる体を取り戻していくのです。
施術と並行して、ご自宅でできるセルフケアの方法もお伝えしています。正しい姿勢の保ち方、簡単なストレッチ、呼吸法、食事で気をつけるべきポイントなど、日常生活の中で実践できることはたくさんあります。これらを継続することで、症状の再発を防ぎ、より健康な状態を維持できるようになります。
ここまでお読みいただいて、薬が悪いと言っているわけではありません。急な疲労感や体調不良のときに市販の薬で一時的に症状を和らげることは、決して間違ったことではないのです。大切なのは薬だけに頼り続けるのではなく、なぜその症状が起きているのかという根本的な原因を理解し、それに対処することです。
市販の薬を使う場合も、用法用量を守り長期間連用しないように注意してください。薬はあくまで症状を和らげる補助的な役割であり、体を根本から改善するものではないということを理解しておくことが大切です。もし1週間以上薬を飲み続けても改善しない場合は、別のアプローチを考える必要があるかもしれません。
当院には病院で検査を受けても異常がないと言われた方、市販の薬を試したけれど改善しなかった方が数多く来院されています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績の中で、様々なタイプの倦怠感を診てきました。原因は本当に人それぞれで、だからこそ一人ひとりに合わせた丁寧な検査と施術が必要なのです。
私は国家資格を持つ柔道整復師として、問診から検査、施術まですべて一人で担当しています。他のスタッフに交代することはありませんので、あなたの体の状態や症状の変化を継続的に把握しながら、最適な施術プランを提供することができます。グループ院のように施術者が変わって情報共有がうまくいかないという心配もありません。
倦怠感に対して薬を使うことは決して悪いことではありませんが、それだけでは根本的な解決にならないことも多いのです。市販の薬で一時的に楽になっても、また同じ症状を繰り返してしまうなら、その原因を見つけて取り除くことが大切です。
薬に頼らずに元気な体を取り戻したいと思っている方、市販の薬を試したけれど改善しなかった方、どうぞ一人で悩まずにご相談ください。原因がわかり適切な対処法が見つかれば、抱えている倦怠感も決して怖いものではありません。あなたらしい毎日を取り戻すお手伝いをさせていただきます。いつでもお気軽にお声がけくださいね。

