
院長:中林お気軽にご相談ください!

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中林整骨院の中林です。最近、体のだるさが抜けない、朝起きても疲れが残っている、そんな症状に悩まされていませんか。週末にしっかり休んだのに月曜日にはもう疲れている、仕事中に集中力が続かない、そんな経験をされている方も多いのではないでしょうか。
実は、倦怠感やだるさの背景には、単なる疲労だけでなく様々な原因が隠れていることがあります。特に症状が数週間以上続いている場合は、体からの重要なサインかもしれません。今日は25年以上の臨床経験をもとに、倦怠感の原因とその見極め方についてお話しさせていただきますね。


倦怠感の原因を知ることが、適切な対処への第一歩です
当院に来られる患者さんからも「なぜこんなに体がだるいのか分からない」というご相談を本当によく受けます。倦怠感の原因は大きく分けて、生活習慣に関わるものと、病気が隠れているものに分類できます。まずはそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
生活習慣に関わる倦怠感としては、睡眠不足や睡眠の質の低下が最も多い原因です。毎日6時間以上寝ているつもりでも、実は深い睡眠が取れていないことがあります。スマートフォンを寝る直前まで見ていたり、寝室の環境が整っていなかったりすると、睡眠の質は大きく低下してしまうんですね。
また、栄養バランスの偏りも大きな原因のひとつです。特にビタミンB群や鉄分が不足すると、エネルギー代謝がうまくいかず、慢性的な疲労感につながります。外食やコンビニ食が続いている方、野菜や果物をあまり食べない方は要注意です。
意外に思われるかもしれませんが、運動不足も倦怠感の大きな原因になります。デスクワークで一日中座りっぱなしだと、血流が悪くなり筋肉も衰えていきます。すると基礎代謝が落ちて、少し動いただけでも疲れやすくなってしまうんです。
逆に、運動のしすぎも問題です。特に週末だけ激しい運動をするような方は、体の回復が追いつかず、慢性的な疲労状態に陥りやすくなります。適度な運動を継続することが大切なんですね。
ここからが特に重要なお話です。倦怠感の中には、深刻な病気が隠れているケースもあります。25年以上患者さんを診てきた経験から言えることは、倦怠感が長期間続く場合は必ず原因を突き止める必要があるということです。
例えば、貧血は特に女性に多く見られる原因です。月経がある女性の約10人に1人が貧血だと言われており、鉄分不足により酸素が全身に十分行き渡らないため、強い倦怠感を感じます。顔色が悪い、立ちくらみがする、爪が割れやすいといった症状を伴うことが多いですね。
甲状腺機能の異常も見逃せません。甲状腺ホルモンは体のエネルギー代謝を調整する重要な役割を持っており、このバランスが崩れると強い倦怠感が現れます。特に40代以降の女性に多く、体重の変化や汗のかき方の変化を伴うことがあります。
糖尿病の初期症状として倦怠感が現れることもあります。血糖値のコントロールがうまくいかないと、細胞が十分なエネルギーを得られず、常に疲れた状態になってしまいます。喉が渇きやすい、トイレの回数が増えた、体重が減ったなどの症状があれば要注意です。
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、かなり悪化するまで痛みなどの自覚症状が出にくい臓器です。しかし倦怠感は比較的早期から現れることがあります。健康診断で肝機能の数値を指摘されたことがある方、お酒を多く飲む習慣がある方は特に注意が必要ですね。
以下のような症状を伴う倦怠感の場合は、すぐに医療機関を受診してください。これらは重大な病気のサインである可能性があります。
これらの症状がある場合は、がんや重症感染症、心臓病、腎臓病などの可能性も考えられます。自己判断せず、必ず内科を受診して詳しい検査を受けていただきたいと思います。
倦怠感で病院に行こうと思っても、何科を受診すればいいのか迷われる方も多いでしょう。基本的には、まず内科を受診することをおすすめします。内科で血液検査や尿検査などの基本的な検査を受け、必要に応じて専門科への紹介を受けるのが最も効率的です。
血液検査では、貧血の有無、肝機能、腎機能、血糖値、甲状腺ホルモンなど、様々な項目をチェックできます。これらの検査結果から、倦怠感の原因がある程度特定できることが多いんですね。
ここで重要なポイントがあります。血液検査などで特に異常が見つからないのに、倦怠感が続くというケースも実は少なくありません。こういった場合、自律神経の乱れや骨格のバランス、筋肉の緊張などが原因になっていることがあるんです。
当院に来られる患者さんの中にも、複数の病院で検査を受けたけれど原因がわからず、倦怠感に悩み続けていたという方がたくさんいらっしゃいます。25年以上の臨床経験の中で分かったのは、倦怠感の多くは体全体のバランスの崩れから来ているということなんです。
骨盤が歪んでいたり、背骨のカーブが失われていたりすると、筋肉に常に余計な負担がかかり続けます。すると筋肉は緊張し続け、血流も悪くなり、疲労物質も溜まりやすくなります。これが慢性的な倦怠感につながるんですね。
また、首の骨の配列が乱れると、自律神経の中枢に影響が及びます。自律神経が乱れると、睡眠の質が下がり、内臓の働きも低下し、ホルモンバランスも崩れやすくなります。これらすべてが倦怠感を引き起こす要因となるわけです。
当院では、姿勢分析や関節可動域のチェック、神経系の検査など、複数の角度から体の状態を詳しく調べていきます。検査で原因を特定することが、根本的な改善への第一歩だと考えています。
倦怠感を改善するためには、生活習慣の見直しも欠かせません。まず睡眠については、量だけでなく質を高めることが大切です。寝る1時間前にはスマートフォンやパソコンの使用を控え、部屋を暗くして体を休息モードに切り替えましょう。
食事では、特にビタミンB群を意識して摂取してください。豚肉、レバー、納豆、玄米などに多く含まれており、エネルギー代謝に不可欠な栄養素です。また、鉄分不足の方は、赤身の肉や魚、ほうれん草などを積極的に食べるといいですね。ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まりますよ。
運動については、いきなり激しいことをする必要はありません。まずは毎日20分程度のウォーキングから始めてみてください。定期的に体を動かすことで、血流が改善され、筋肉も徐々についてきます。すると基礎代謝が上がり、疲れにくい体になっていくんです。
ストレス管理も忘れてはいけません。仕事や人間関係のストレスは、想像以上に体に負担をかけています。趣味の時間を作る、自然に触れる、好きな音楽を聴くなど、自分なりのリラックス方法を見つけることが大切です。
当院に倦怠感で来られる患者さんには、まず徹底的な検査を行います。姿勢や骨格の状態、筋肉の緊張度、関節の動き、神経の働きなど、様々な角度から体の状態を把握していきます。そして一人ひとりの原因に合わせた施術プランを組み立てるんです。
10万人以上の患者さんを診てきた経験から言えるのは、倦怠感の多くは複数の要因が複雑に絡み合って起きているということです。骨格の歪み、自律神経の乱れ、筋肉の緊張、血流の悪化、これらが連鎖的に影響し合っているケースがほとんどなんですね。
だからこそ、体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることが重要になります。薬で一時的に症状を抑えるのではなく、根本から改善することで、倦怠感に悩まされない体を取り戻していくことができるんです。
倦怠感の原因は本当に様々です。生活習慣から来るもの、病気が隠れているもの、体のバランスの崩れから来るもの、それぞれに適した対処法があります。大切なのは、自分の倦怠感がどこから来ているのか、その原因をしっかりと見極めることなんです。
長引く倦怠感、休んでも治らないだるさを感じているなら、それは体からの重要なメッセージです。「ただの疲れだろう」と軽く考えず、一度しっかりと原因を調べてみることをおすすめします。病院での検査で異常がなかった場合でも、諦める必要はありません。体のバランスという視点から原因を探ることで、改善の道が見えてくることも多いんですよ。
もし今、倦怠感に悩まされているなら、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。あなたの倦怠感の本当の原因を一緒に探し、根本から改善していくお手伝いをさせていただきます。いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。

