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倦怠感に湿布は効かない?原因と正しい対処法

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こんにちは。中林整骨院・なかもず院の中林です。最近、体がだるくて仕方がない、朝起きても疲れが取れない、そんな症状にお悩みではありませんか。家に湿布があるから貼ってみようかな、とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。

肩こりや腰痛には湿布が効いた経験があるかもしれませんが、倦怠感やだるさに対して湿布を貼ることは、実は根本的な解決にはならないことが多いんです。今日は倦怠感と湿布の関係について、そして本当に必要な対処法についてお話しさせていただきますね。

院長:中林

湿布が効かない理由を知ることで、本当に必要なケアが見えてきます

目次

なぜ倦怠感に湿布を貼ろうと思うのか

これまで当院に来られた多くの患者さんから、「体がだるいから湿布を貼ってみたんですけど、全然良くならなくて」というお話をよく伺います。気持ちはとてもよくわかります。肩こりや腰痛で湿布を使って楽になった経験があれば、全身のだるさにも効くんじゃないかと考えるのは自然なことですよね。

でも、ここで大切なポイントがあります。湿布というのは、基本的に炎症を抑えたり痛みを和らげたりするためのものなんです。つまり、筋肉痛や打撲、捻挫など、局所的な炎症や痛みには効果を発揮しますが、全身性の倦怠感やだるさの原因にはアプローチできないんですね。

倦怠感の本当の原因とは

体のだるさや倦怠感を感じるとき、その背景には様々な原因が隠れています。単純に筋肉が疲れているだけではないんです。当院で25年以上、10万人以上の患者さんを診てきた経験から言えることは、倦怠感はひとつの原因ではなく、複数の要因が複雑に絡み合って起こっているということです。

例えば、慢性的な睡眠不足や栄養バランスの偏り、ストレスの蓄積、自律神経の乱れなどが考えられます。デスクワークで長時間同じ姿勢を続けていると、血流が悪くなって全身に酸素や栄養が行き渡らなくなります。また、スマートフォンやパソコンの使いすぎで首や肩の筋肉が緊張し続けると、それが全身の疲労感につながることもあるんです。

湿布が効かない理由

湿布に含まれる消炎鎮痛成分は、確かに局所的な痛みには効果があります。しかし、倦怠感の原因が自律神経の乱れや血流不良、栄養不足などである場合、湿布を貼ってもその根本原因には何も働きかけていないことになります。一時的にスーッとした冷感で気持ちよく感じるかもしれませんが、だるさそのものは改善されないわけです。

さらに、冷湿布を長時間貼り続けると、かえって血流が悪くなってしまうこともあります。血流が悪くなれば、筋肉への酸素供給も減り、疲労物質も溜まりやすくなってしまいます。つまり、倦怠感に対して湿布を使うことは、場合によっては逆効果になる可能性すらあるのです。

倦怠感を改善するために本当に必要なこと

では、体のだるさや倦怠感を本当に改善するためには、どうすればいいのでしょうか。まず大切なのは、なぜ倦怠感が起きているのか、その根本的な原因を特定することです。原因がわからないまま対症療法だけを続けていても、症状は繰り返すばかりです。

当院では、姿勢分析や関節可動域の検査、神経系のチェックなど、複数の角度から体の状態を詳しく調べていきます。倦怠感を訴えて来院される方の多くは、実は骨格の歪みや筋肉の緊張、自律神経のバランスが崩れていることがわかります。これらは血液検査やレントゲンには映らないことも多いんですね。

体全体のバランスを整える重要性

例えば、骨盤が歪んでいると背骨全体のバランスが崩れ、首や肩に余計な負担がかかります。そうすると脳への血流が悪くなり、慢性的な疲労感や頭がぼーっとする感じが出てきます。また、自律神経の中枢は首のあたりにあるため、首の筋肉が硬くなると自律神経の働きも乱れやすくなるんです。

だからこそ、部分的に湿布を貼るのではなく、体全体のバランスを整えることが重要になってきます。骨格を正しい位置に戻し、筋肉の緊張をほぐし、血流を改善させることで、自然治癒力が本来の働きを取り戻していきます。

生活習慣の見直しも大切です

施術だけでなく、日常生活の見直しも倦怠感改善には欠かせません。質の良い睡眠を確保すること、栄養バランスの取れた食事を心がけること、適度な運動を取り入れることなど、基本的なことですが、これらが実はとても大切なんです。

特にビタミンB群は疲労回復に重要な栄養素です。豚肉や玄米、納豆などに多く含まれていますので、意識して摂取してみてください。また、水分不足も倦怠感の原因になりますので、こまめな水分補給も忘れずに。デスクワークの方は、1時間に一度は立ち上がって軽くストレッチをするだけでも、血流が改善されて疲労感が軽減されますよ。

こんな症状があったら要注意

ただし、倦怠感の中には注意が必要なものもあります。以下のような症状がある場合は、まず医療機関を受診することをおすすめします。

  • 発熱や体重減少を伴う倦怠感
  • 数週間から数ヶ月続く強い倦怠感
  • 呼吸困難や胸痛を伴う場合
  • 突然始まった激しい倦怠感
  • 黄疸や浮腫を伴う場合

これらは内科的な疾患が隠れている可能性がありますので、血液検査など詳しい検査を受けていただくことが大切です。当院でも、施術の適応かどうかを判断するために、必要に応じて医療機関への受診をおすすめすることがあります。

当院での改善アプローチ

当院に倦怠感で来られる患者さんには、まず徹底的な検査を行います。姿勢や骨格の状態、筋肉の緊張度、関節の可動域、神経の働きなど、様々な角度から体の状態を把握していきます。検査結果をもとに、一人ひとりに合わせた施術プランを組み立てていくんです。

25年以上の臨床経験の中で、倦怠感を訴えて来られた多くの方が、実は体の根本的なバランスが崩れていたことがわかりました。単に疲れているだけではなく、骨格の歪みや自律神経の乱れが背景にあったのです。これらを整えていくことで、薬に頼ることなく症状が改善されていった方をたくさん見てきました。

まとめ:湿布ではなく根本改善を

倦怠感やだるさに対して湿布を貼ることは、残念ながら根本的な解決にはなりません。湿布は局所的な炎症や痛みには効果がありますが、全身性の倦怠感の原因である自律神経の乱れや血流不良、栄養不足などには対応できないからです。

本当に大切なのは、なぜ倦怠感が起きているのか、その根本原因を見つけて取り除くことです。体全体のバランスを整え、自然治癒力を高めることで、薬や湿布に頼らない根本的な改善が可能になります。もし今、体のだるさや倦怠感に悩んでいて、湿布を貼っても良くならないとお感じなら、それは体からの「根本的に見直してほしい」というサインかもしれません。

一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。あなたの倦怠感の本当の原因を一緒に探し、根本から改善していくお手伝いをさせていただきます。いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。


院長:中林

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