
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市で整骨院をやっている中林です。「精液検査で精子の数が少ないと言われました」という相談が、最近本当に増えています。妊活を始めて、初めて受けた検査で乏精子症と診断されたら、ショックですよね。
「自分のせいで妊娠できないのか」「自然妊娠は無理なのか」と不安になる気持ち、よくわかります。でも、男性不妊で精子の数が少ない状態は、生活習慣を見直すことで改善できる可能性が十分にあるんです。


実際、当院に来られた方の中にも、精子濃度が800万から3ヶ月後には1800万まで回復した例があります。精子は約74日かけて作られるので、今日から改善を始めれば3ヶ月後には結果が変わってくるんですね。


精子数が少なくても諦める必要はありません
まず、乏精子症について正しく理解しておきましょう。WHOの基準では、精液1mlあたりの精子濃度が1600万個未満の場合を乏精子症と定義しています。健常な男性では数千万から1億以上の精子がいるので、それと比べると確かに少ない状態です。
乏精子症は重症度によって分類されます。精子濃度が1000万から1600万程度なら軽度、500万から1000万なら中等度、500万未満なら重度とされています。精子が全くいない状態は無精子症と呼ばれ、乏精子症とは別の病態になります。
大切なのは、乏精子症と診断されても妊娠を諦める必要はないということです。精子濃度が1000万以上あれば自然妊娠の可能性は十分にありますし、それ以下でも人工授精や体外受精で妊娠できるケースがたくさんあります。
精子数が少なくなる原因はいくつかあります。最も多いのが造精機能障害で、精巣で精子を作る機能そのものに問題がある状態です。この中で特に重要なのが精索静脈瘤で、男性不妊の原因の約40%を占めています。
精索静脈瘤は、精巣周辺の静脈が逆流して血液が溜まり、精巣の温度が上がったり血流が悪くなったりする病気です。左側に多く見られ、立っているときに陰嚢が重く感じたり、鈍い痛みを感じたりすることがあります。泌尿器科で超音波検査をすれば診断できます。
ホルモンバランスの異常も原因の一つです。男性ホルモン(テストステロン)や精子を作るために必要なホルモン(FSH、LH)の分泌が少ないと、精子が十分に作られません。ストレスや睡眠不足、肥満などでホルモンバランスが乱れることがあります。
喫煙は精子数を減らす大きな要因です。タバコに含まれる有害物質が精子を作る機能を直接傷つけ、精子のDNAにもダメージを与えます。1日10本以上吸う方は、非喫煙者に比べて精子濃度が20〜30%低いというデータもあります。
肥満も精子数を減らします。BMI25以上になると、脂肪組織が男性ホルモンを女性ホルモンに変換してしまい、精子を作る機能が低下するんです。また、陰嚢周辺の脂肪が増えると熱がこもりやすくなり、精巣の温度が上がって精子が作られにくくなります。
睡眠不足やストレスも大敵です。睡眠時間が5時間以下だと、男性ホルモンの分泌が減って精子数が低下します。また、慢性的なストレスは自律神経を乱し、ホルモンバランスにも悪影響を与えます。
AGA(男性型脱毛症)の治療薬として使われるフィナステリドやデュタステリドは、精子数を減らすことがわかっています。妊活中の方は、必ず医師に相談して薬の使用を検討してください。服用を中止すれば、数ヶ月で精子数は回復することが多いです。
多くの方が一番気にされるのが、「この精子数で妊娠できるのか」という点です。結論から言うと、精子濃度が1000万以上あれば自然妊娠の可能性は十分にあります。実際、精子濃度1200万で自然妊娠された方もいらっしゃいます。
精子濃度が500万から1000万の場合は、タイミング法で妊娠する可能性もありますが、人工授精を併用することで妊娠率が上がります。人工授精では、精子を洗浄・濃縮して運動率の良い精子だけを子宮内に直接注入するので、精子数が少なくても受精のチャンスが増えるんです。
精子濃度が500万未満の重度乏精子症の場合でも、体外受精や顕微授精で妊娠できる可能性があります。顕微授精では、1個の精子を直接卵子に注入するので、精子数が極端に少なくても妊娠が可能になります。
精子は約74日かけて作られるので、今日から生活習慣を改善すれば3ヶ月後には精子数が変わってくる可能性があります。まず取り組んでほしいのが禁煙です。タバコをやめれば、3ヶ月後には精子数が20〜30%増えることもあります。
適正体重の維持も重要です。BMI22前後が理想ですが、いきなり大幅に減量する必要はありません。まずは3〜5キロ減らすことを目標に、バランスの良い食事と適度な運動を心がけましょう。ウォーキングやジョギングなど、週3回30分程度の有酸素運動がおすすめです。
睡眠時間は7〜8時間確保してください。難しい場合は、睡眠の質を上げることから始めましょう。寝る前のスマホをやめる、寝室を真っ暗にする、寝る2時間前には食事を終えるだけでも効果があります。
精巣は体温より2〜3度低い温度で最も良い精子が作られます。長時間のサウナや熱い風呂、ブリーフやボクサーパンツの着用は避けましょう。下着はトランクスなど風通しの良いものに変えてください。
デスクワークの方は、1時間に一度は立ち上がって歩くようにしましょう。座りっぱなしは陰嚢周辺の血流を悪くし、熱もこもりやすくなります。ノートパソコンを膝の上で使う習慣も、精巣を温めるのでやめたほうがいいですね。
亜鉛は精子の形成に欠かせないミネラルです。牡蠣、牛肉、豚レバー、納豆、アーモンドなどに多く含まれています。ビタミンCとビタミンEは抗酸化作用があり、精子のDNA損傷を防ぎます。
オメガ3脂肪酸も精子数を増やす効果があります。青魚(サバ、サンマ、イワシ)、くるみ、亜麻仁油などを積極的に摂りましょう。葉酸やコエンザイムQ10も精子の質を高めるので、食事で十分な量を摂れない場合はサプリメントの活用も検討してください。
精索静脈瘤がある場合、手術で治療することで精子数が改善する可能性が高いです。精索静脈瘤の手術後、精液所見が改善する確率は約87%と報告されています。精子濃度が平均で2〜3倍に増えるケースも珍しくありません。
手術は日帰りで行える施設も多く、局所麻酔または全身麻酔で1時間程度で終わります。手術後2〜3ヶ月で精液所見が改善し始め、6ヶ月後には最大の効果が得られます。手術後に自然妊娠できた方も多くいらっしゃいます。
精索静脈瘤があるかどうかは、泌尿器科で超音波検査をすればすぐにわかります。もし精子数が少ないと診断されたら、一度精索静脈瘤の検査を受けることをお勧めします。
生活習慣の改善と並行して、整骨院で体のバランスを整えることも効果的です。当院では、骨盤と股関節の調整により、骨盤内の血流を改善します。デスクワークで長時間座りっぱなしの方は、骨盤周りの血流が悪くなり、精巣への血液供給も減っていることが多いんです。
骨盤を正しい位置に戻し、股関節の可動域を広げることで、下半身の血流が良くなります。血流が改善されれば、精巣に十分な栄養と酸素が届くようになり、精子が作られやすくなります。
また、自律神経のバランスを整えることも重要です。ストレスが多い方は交感神経が優位になりすぎて、ホルモン分泌が乱れています。背骨や首の歪みを調整し、自律神経の働きを正常化することで、男性ホルモンの分泌も安定します。
当院では5種類の独自検査で体の状態を細かくチェックし、一人ひとりに合わせた施術を行います。妊活中のご夫婦で一緒に通われる方も増えていますよ。
精液検査で精子数が少ないと診断されても、諦める必要はまったくありません。精子は約74日かけて作られるので、今日から生活習慣を改善すれば3ヶ月後には結果が変わってきます。
禁煙、適正体重の維持、十分な睡眠、バランスの良い食事、精巣を温めない工夫。この5つを実践するだけで、精子数は確実に増えていきます。精索静脈瘤がある場合は、手術で改善する可能性も高いです。
25年以上、多くの方の体を診てきた経験から、男性不妊も体の土台を整えることで改善の可能性が高まると確信しています。病院での治療と並行して、整骨院で体質改善に取り組むことで、より良い結果につながった方をたくさん見てきました。
もしあなたが今、精子数が少ないことで悩んでいるなら、一人で抱え込まないでください。パートナーと一緒に、できることから始めてみましょう。体の状態をチェックし、今できる最善の方法を一緒に考えていきますので、いつでもお気軽にご相談ください。

