
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区で中林整骨院をしている中林佑樹です。赤ちゃんの沐浴や授乳のときに「あれ、左右の耳の位置が違う?」と気づいて驚かれた親御さんからのご相談が本当に多いです。
頭の形より先に耳のずれに気づいて慌ててネットで調べたら「斜頭症」という言葉が出てきて、さらに不安になったという方がほとんどです。なぜ頭の形が歪むと耳の位置までずれるのか、このまま放置して大丈夫なのか、眼鏡がかけられなくなるのではないかと心配される気持ちはとてもよく分かります。当院でも赤ちゃんの頭の形と耳の位置に関するご相談を多く受けています。




耳そのものに問題があるわけではなく、頭の骨が傾くことで耳の位置もずれて見えます。早めに対応すれば改善できる可能性は十分にあります
斜頭症で耳の位置がずれる仕組みを理解すると、なぜ早めの対応が大切なのかが見えてきます。まず知っていただきたいのは、耳そのものが動いているわけではなく、耳が乗っている土台となる頭の骨が傾いているために耳の位置もずれて見えるということです。
赤ちゃんが同じ方向ばかり向いて寝ていると、その側の後頭部が平らになります。例えば右ばかり向いて寝ていれば右側の後頭部が平らになり、左側は丸みを保つため頭全体が斜めの平行四辺形のような形になります。この時、頭蓋底という頭の底の部分の骨を通じて圧力が伝わり、側頭骨という耳の周りの骨が前方に押し出されるのです。
結果として、平らになった側の耳が反対側の耳に比べて前方にずれて見えるようになります。真上から赤ちゃんの頭を見ると、片方の耳が明らかに前に出ていて、横から見てもはっきりと左右の耳の前後位置が違うことが分かります。
これは斜頭症が進行した段階の症状です。最初は後頭部の平坦化だけだったものが、そのまま放置されることで耳の位置のずれにまで進行してしまったということなのです。
自分の赤ちゃんの耳の位置が本当にずれているのか、どうやって確認すればいいのか気になりますよね。一番分かりやすい方法は、沐浴や授乳のときに赤ちゃんの頭を真上から見ることです。
頭を真上から見たときに、片方の耳が前方に出ていて、反対側の耳が後方にあるように見えたら耳の位置がずれている状態です。平らになった側の後頭部と同じ側の耳が前方にずれているはずです。正常であれば左右の耳はほぼ同じ前後位置にあり、真上から見たときに左右対称に見えます。
横から見ても判断できます。赤ちゃんを抱っこして横顔を見たときに、片方の耳が明らかに顔の前の方に位置していれば、それは耳の位置がずれている証拠です。沐浴のときや寝かしつけのときなど、日常的に観察できるタイミングがたくさんあるので、気になったらぜひチェックしてみてください。
ただし自己判断だけでなく、気になる場合は必ず専門医や専門家に相談することをお勧めします。どの程度のずれなのか、今どの段階なのかを客観的に評価してもらうことが大切です。
親御さんが最も知りたいのは「耳の位置のずれは治るのか」ということですよね。結論から言えば、生後3ヶ月から6ヶ月頃までが最も改善しやすい時期で、早ければ早いほど短期間で目に見える変化が期待できます。
この時期の赤ちゃんの頭蓋骨はまだ非常に柔らかく、適切なアプローチをすることで形を整えることができるのです。頭の形が整えば、自然と耳の位置も本来の場所に戻っていきます。逆に言えば、放置すればするほど改善が難しくなっていくということです。
生後6ヶ月を過ぎると頭蓋骨がどんどん硬くなり始め、生後8ヶ月を過ぎるとヘルメット治療も効果が限定的になってきます。1歳を過ぎると頭蓋骨がかなり硬くなるため、完全には戻らない可能性が高くなります。1歳半から2歳でほぼ固まってしまうと考えられています。
だからこそ、耳の位置のずれに気づいた今が対応のチャンスなのです。「様子を見ましょう」と言われても、時間が経てば経つほど改善のチャンスは減っていくという現実を知っておくことが大切です。
耳の位置がずれたまま成長するとどうなるのか、具体的な影響を知っておくことも判断材料として重要です。最も多くの親御さんが心配されるのが眼鏡の問題です。
耳の位置が左右で前後にずれていると、眼鏡のフレームが正しく顔にフィットしません。片側だけずれ落ちてしまい、常に手で押し上げなければならなくなります。これは単に見た目の問題だけでなく、レンズの位置がずれることで視力矯正の効果が十分に得られなかったり、眼精疲労や頭痛の原因になったりする実用的な問題なのです。
マスクも同様で、片方だけ浮いてしまって隙間ができやすくなります。ヘッドフォンやイヤホンの装着感も悪くなり、スポーツ用のヘルメットが正しくかぶれないという安全面の問題も出てきます。
見た目の問題も無視できません。耳の位置がずれると顔全体の左右バランスが崩れて見えます。目の高さが違って見える、頬骨の位置が左右で異なる、口角の高さが違うといった顔面の非対称性につながることもあるのです。思春期になってから本人が鏡を見て気にし始め、コンプレックスを抱えてしまうケースも少なくありません。
当院では赤ちゃん整体を通じて、斜頭症と耳の位置のずれに対して根本的なアプローチを行っています。なぜ向き癖が起こるのか、その根本原因を見つけ出して改善することが何より大切だと考えているからです。
多くの場合、向き癖の背景には首や体幹の筋肉の緊張やバランスの問題があります。特に胸鎖乳突筋という首の筋肉が片側だけ硬くなっていると、赤ちゃんは楽な方向ばかり向いてしまい、その結果として後頭部が平らになり耳の位置もずれていくのです。
この筋肉を優しくほぐして柔軟性を取り戻すことで、赤ちゃんは自然と両方向に首を動かせるようになります。また骨盤や背骨のバランスを整えることで、寝ているときの姿勢そのものが変わり、頭部への圧力が分散されます。
すでに耳の位置がずれている状態でも、向き癖を改善して新たな圧力がかからないようにすることで、残された成長の力で少しでも改善する可能性を高めることができます。ヘルメット治療と整体を組み合わせることで、より良い結果につながることも多いのです。
斜頭症による耳の位置のずれは、頭の骨が傾くことで起こる症状です。耳そのものに問題があるわけではないので、頭の形を整えれば耳の位置も改善できる可能性があります。
最も大切なのは対応のタイミングで、生後3ヶ月から6ヶ月が最も改善しやすい時期です。1歳を過ぎると完全には戻らない可能性が高くなるため、気づいた今が行動すべき時なのです。
放置すれば眼鏡やマスクが合わない、顔の左右バランスが崩れるといった実用的・美容的な問題が将来出てくる可能性があります。思春期になってから本人が悩むことのないよう、今できることをしてあげたいですよね。
当院では赤ちゃんの体全体を診て、向き癖の根本原因を見つけ出し、一人ひとりに合わせたアプローチをご提案しています。耳の位置のずれに気づいて不安な方、どうすればいいのか迷っている方、一人で悩まずいつでもお気軽にご相談くださいね。

