
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、中林整骨院・なかもず院の中林です。最近も「風邪が治ったはずなのに体が重いんです」と相談に来院される方が増えています。熱はすっかり下がったのに、なんだか全身がだるくて思うように動けない日々が続くと、本当に不安になりますよね。そんな症状が今まさに起きている方は、ぜひ今回の発熱後の倦怠感についてチェックしてみてください。




自分も子どもの頃から風邪を頻繁に引いて、熱が引いても体が思うように動かないつらさを何度も経験してきました
発熱が治まったあとに残る強い疲労感は、決して珍しいことではありません。風邪やインフルエンザ、新型コロナなどの感染症のあとに、多くの人が似たような症状を訴えています。この状態が続く期間は人によって異なりますが、数日から数週間、場合によってはそれ以上になることもあります。
ただし、このだるさを「時間が解決してくれるもの」と放置してしまうと、回復のスピードが遅くなったり、日常生活への影響が大きくなったりする可能性があります。早めに原因を理解して適切なケアを始めることで、以前のような元気な体に戻るのが格段に早くなりますよ。
実は、風邪を引いて熱が出るときに、全身の節々が痛くなることがよくありますよね。この痛みは、単に熱のせいだけではありません。発熱中は体内の炎症反応が強まり、関節を支える筋肉や靱帯の働きが一時的に低下してしまうのです。その結果、関節が不安定になり、痛みや違和感として感じやすくなります。
熱が下がった後も、この関節の不安定さがすぐに元に戻るとは限りません。体力が回復途中の状態で無理をすると、膝や腰、肩などの関節に負担が集中し、だるさや重だるい感じが長引いてしまうのです。あなたも「熱はなくなったのに、動くたびに体がギシギシする」と感じていませんか。
解熱後の倦怠感には、関節の不安定さ以外にもいくつかの要因が絡み合っています。脳の炎症反応や免疫システムの過剰な働き、自律神経の乱れなどが複合的に影響を与えています。これらを一つずつ理解することで、「なぜ自分だけこんなにしんどいのか」がはっきりしてきます。
それぞれの要素がどれくらい関わっているかは個人差が大きいため、症状の全体像を把握することが回復の第一歩になります。なんとなくの不調を放置せず、具体的な原因を探っていく姿勢が大切です。
感染症と戦う過程で、脳内に炎症性の物質が作られます。この物質が熱が引いた後も残ると、体全体に「まだ休んだ方がいい」という強い信号を送り続けます。結果、十分に寝たはずなのに朝から体が重く、集中力も出にくい状態が続いてしまいます。
このメカニズムを知るだけで、「自分の体がおかしいわけではない」と少し安心できるのではないでしょうか。脳のブレーキを優しく解除していくアプローチが、ここでは効果的です。
ウイルスと戦った免疫システムは、通常モードに戻るのに時間がかかることがあります。その間も体内のエネルギーが細々と消費され続け、熱がなくても疲労感が抜けにくいのです。さらに、寝込んでいた期間の筋力低下が加わると、ちょっとした動作でも以前の何倍もの負担を感じてしまいます。
階段を上るだけで息が上がったり、重いものを持つと腕がプルプルしたりするのは、この体力消耗の典型例です。焦らず段階的に体力を取り戻していく工夫が必要です。
先ほど触れたように、風邪を引いて熱が出るときに節々が痛くなるのは、関節の緩み(不安定)が強くなるためです。この症状は、熱が下がっても関節の不安定さが残ったままになっていることが原因です。そのため、熱が下がっても関節の不安定は残ったままなので関節は整えた方がよいのです。
関節が不安定だと、わずかな動作でも周囲の筋肉に余計な力が入り、全身の疲労が溜まりやすくなります。膝がグラつく、腰が不安定、肩が重い…こうした感覚がある方は、特に関節の状態を見直すタイミングかもしれません。
すべての倦怠感が同じではないため、どのタイミングで専門的なケアを検討するかの目安を知っておくことが重要です。自己判断で我慢しすぎると、かえって回復が遅れるケースも少なくありません。
発熱から1〜2週間程度で少しずつ良くなる兆しが見える場合は、セルフケアを続けながら様子を見るのが良いでしょう。一方、それ以上続く場合や悪化傾向がある場合は、何か見落としている要因がある可能性が高いです。
息苦しさや強い動悸、めまいが伴う場合はすぐに医療機関を受診してください。また、関節の不安定さや特定の動作で痛みが出る場合も、早めのチェックをおすすめします。血液検査で異常がなくても、体のバランスや神経系の微妙な乱れが原因の場合があります。
熱が下がっても関節の不安定さが残っていると、日常動作のたびに疲労が蓄積し、倦怠感が長引く原因になります
今すぐ始められるセルフケアをいくつか紹介します。一気に全部やる必要はなく、できそうなものから取り入れてください。こうした小さな積み重ねが、思った以上に効果を発揮します。
睡眠の質を上げるために寝る1時間前はスマホを控えめに、水分と栄養をこまめに摂取し、軽い散歩から体を動かす習慣をつけるのが基本です。
座ったままできる肩甲骨の寄せ、膝の前後スライド、腰の軽いひねりがおすすめです。これらを1日5分程度続けるだけで、関節の動きがスムーズになり、全身の血流が改善されます。無理のない範囲で、気持ちいいと感じる強さを目安にしてください。
関節の不安定さを整えることで、発熱後の疲労回復が格段に早まります
セルフケアだけでは限界を感じたら、専門的なサポートを活用しましょう。当院では、発熱後の倦怠感と関節不安定さの両方にアプローチします。
院長が一貫して担当する一人治療院なので、毎回の変化を細かく把握し、最適な施術プランを提案できます。25年以上の臨床経験を活かし、関節の微妙なズレを丁寧に整えていきます。
姿勢分析、関節可動域、神経検査を組み合わせ、関節不安定さの度合いや関連する不調を明確にします。この「見える化」が、回復への確信を与えてくれます。
関節を整える施術は優しく、痛みのない方法で行います。施術後には日常生活のアドバイスも詳しくお伝えしますので、再発予防にもつながります。
熱が引いても疲れが取れない状態は、関節の不安定さを含む複数の要因が絡み合った結果です。一人で抱え込まず、適切なタイミングで専門家の力を借りることで、確実に改善へと向かいます。やりたかった仕事や趣味、家族との時間を我慢することなく楽しめる日が、すぐそこまで来ています。
当院では、そんなあなたの回復を全力でサポートします。一度気軽にご相談いただければ、あなたに合った回復プランをお伝えします。いつでもお待ちしています。

