
院長:中林お気軽にご相談ください!

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手術を終えて退院したものの、なかなか体調が戻らずお悩みではありませんか。病院では「時間が解決してくれる」と言われても、日々の倦怠感や痛みはつらいものですよね。そんな時、マッサージや整体で何とか改善できないかと考えている方も多いのではないでしょうか。


実は手術後の体調不良に対して、適切なマッサージや施術は非常に効果的なんです。ただし、タイミングや方法を間違えると逆効果になることもあるので注意が必要です。今回は、25年以上の臨床経験をもとに、マッサージで体調不良を改善する方法と注意点をお伝えしますね。


正しい知識があれば、マッサージは回復を大きく後押ししてくれる強い味方です
手術後の体調不良には、血流の悪化、筋肉の緊張、リンパの滞り、体の歪みなど、様々な要因が絡み合っています。マッサージはこれらの問題に対して、直接的にアプローチできる有効な方法なんです。ここでは、マッサージがもたらす具体的な効果を詳しく説明していきますね。
手術後は長期間の安静により、血液の流れが悪くなっています。血流が悪いと酸素や栄養が体の隅々まで届かず、老廃物も溜まりやすくなるため、倦怠感や疲労感が続いてしまうんです。適切なマッサージは筋肉をほぐし血管を広げることで、血液循環を促進します。
血流が改善されると、傷の治癒が早まり、筋肉の回復も促進されます。また、冷えやむくみといった症状も軽減されるため、全身の調子が整ってくるんですね。特に下肢のむくみや冷えに悩んでいる方は、血流改善の効果を実感しやすいです。
リンパ系は体内の老廃物を排出する重要な役割を担っていますが、手術後はその流れが滞りがちです。特に乳がん手術や婦人科手術では、リンパ節を摘出することもあり、術後にリンパ浮腫が起こることがあります。優しいリンパマッサージは、この滞ったリンパの流れを促し、むくみや重だるさを改善してくれます。
ただし、リンパマッサージには正しい方向と強さがあります。心臓に向かって優しく流すのが基本で、強く揉みすぎると逆効果になることもあるので注意が必要です。専門的な知識を持った施術者に任せることをおすすめします。
手術後は傷をかばうために無意識に体を緊張させてしまいます。また、痛みや不安から自律神経が乱れ、筋肉が常に緊張状態になっていることも多いんです。この慢性的な筋緊張が、肩こりや頭痛、腰痛などの原因になります。
マッサージで筋肉の緊張をほぐすことで、痛みが軽減され、体がリラックスできるようになります。すると自律神経も整い、睡眠の質も向上するという好循環が生まれるんですね。特に首や肩周りの筋肉をほぐすことは、全身のリラックスにつながります。
手術後の不自然な姿勢が続くと、骨格が歪み、それが新たな痛みや不調を引き起こします。整体やマッサージで体のバランスを整えることで、手術部位以外に出ていた症状も改善することが多いんです。体全体のバランスを診ながら施術することが、根本的な改善への鍵になります。
「マッサージを受けたいけど、いつから大丈夫なの?」これは多くの方が抱く疑問ですよね。答えは手術の種類や傷の状態によって異なりますが、基本的な目安をお伝えします。
手術部位の傷がまだ治っていない段階でのマッサージは避けるべきです。一般的には抜糸後1〜2週間程度で傷口は塞がりますが、内部の治癒にはもう少し時間がかかります。必ず主治医に確認してから施術を受けるようにしてください。
腹部手術や開胸手術など大きな手術の場合は、術後4〜6週間程度経過してから施術を開始するのが一般的です。人工関節置換術の場合は、術後2〜3週間でリハビリの一環として軽いマッサージが可能になることもあります。乳がん手術後は、傷が落ち着いた段階で肩周りのマッサージから始めることが多いです。
美容整形の場合、脂肪吸引では術後1週間程度から医師の指導のもと専用のマッサージが推奨されることもあります。ただし、これは拘縮予防のための特殊なケースで、一般的なマッサージとは異なります。
マッサージは効果的な方法ですが、術後の体はデリケートなため、いくつか注意すべき点があります。これらを守らないと、かえって体調を悪化させる可能性もあるので、しっかり確認してくださいね。
「強く揉めば早く治る」というのは大きな間違いです。術後の体は想像以上に敏感になっており、強い刺激は炎症を悪化させたり、内出血を起こしたりする原因になります。心地よい程度の優しい圧で、ゆっくりと施術することが重要です。
傷口やその周辺への直接的な刺激は、医師の許可があるまで避けましょう。内部の癒着や瘢痕組織が形成される過程で強い刺激を加えると、かえって癒着を悪化させることがあります。手術部位から離れた場所からアプローチし、徐々に近づけていくのが安全です。
乳がんなどのがん手術後にリンパマッサージを受ける場合は、必ず医療リンパドレナージの知識を持った専門家に依頼してください。不適切なマッサージは、リンパ浮腫を悪化させたり、理論的にはがん細胞の転移リスクを高める可能性も指摘されています。医師に相談しながら進めることが絶対条件です。
発熱がある、傷口に異常がある、強い痛みがあるといった場合は、マッサージを受けるのを延期しましょう。体がSOSを発している時に無理をすると、回復が遅れてしまいます。
施術院に通うだけでなく、自宅でもできる簡単なセルフマッサージがあります。毎日少しずつ続けることで、回復を後押しすることができますよ。
足首から膝に向かって、両手で包み込むように優しくさすり上げます。力を入れすぎず、皮膚の上を滑らせる程度の圧で十分です。片足5分ずつ、入浴後に行うと効果的です。むくみが取れることで、全身の血流も改善されます。
耳の後ろから肩先に向かって、指の腹で優しく押しながら流します。首の横側も上から下に向かってゆっくりさすりましょう。肩は反対の手で揉むのではなく、優しく押さえるだけでも筋肉がほぐれます。1日3回、各3分程度行うと、肩こりや頭痛が軽減されます。
腹部手術を受けた方は、医師の許可が出てから時計回りにお腹を優しくさする程度のマッサージを行いましょう。腸の動きを促進することで便秘が改善され、全身の調子も整ってきます。ただし、痛みを感じる場合はすぐに中止してください。
セルフケアも大切ですが、専門家による施術にはセルフマッサージでは得られない効果があります。ここでは、当院で行っている術後ケアの特徴をお伝えしますね。
当院では、手術部位だけでなく体全体を診ることを重視しています。5種類の独自検査で、骨格の歪み、筋肉のバランス、関節の可動域、自律神経の状態まで細かく分析し、根本原因を特定します。そして見つかった問題に対して、総合的にアプローチすることで、症状の根本改善を目指します。
術後の体はデリケートなので、強い刺激は一切加えません。体が本来持っている自然治癒力を最大限に引き出すことを目的とした、ソフトで優しい施術を行います。多くの患者さんから「こんなに優しい力で効果があるの?」と驚かれますが、実際に施術後は体が軽くなり、痛みも軽減されるんです。
手術の種類、術後の経過期間、現在の症状、生活環境など、全てを考慮した上で、あなたに最適な施術プランを組み立てます。画一的なマッサージではなく、その時の体の状態に合わせた施術を提供することが、早期回復への近道なんです。
手術後の体調不良に対して、適切なマッサージや整体施術は非常に効果的な改善方法です。血流改善、リンパの流れ促進、筋肉の緊張緩和、体の歪み調整など、多角的な効果が期待できます。ただし、施術を受けるタイミングや方法、強さには十分な注意が必要で、必ず主治医の許可を得てから始めることが前提です。
自宅でのセルフケアも継続しながら、症状が長引く場合や根本的な改善を目指す場合は、専門家による施術を受けることをおすすめします。25年以上の経験の中で、整形外科で「もう治らない」と言われた方が改善されるケースを数多く見てきました。それは、体全体を診る視点と、根本原因を追究する姿勢があるからこそです。
一人で悩んで不安を抱え続けるより、まずは相談してみてください。あなたの体調不良には必ず原因があり、そして改善する道があります。どんな小さな不調でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談くださいね。

