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手術後の体調不良と栄養の関係を徹底解説

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手術が無事に終わって安心したのもつかの間、なかなか体調が戻らず困っていませんか。「しっかり寝ているのに疲れが取れない」「食欲はあるのに体力がつかない」そんな悩みを抱えている方も多いはずです。実は、その体調不良の原因は栄養不足にあるかもしれません。

手術後の体調不良を改善するためには、適切な栄養管理が欠かせないんです。手術は体に大きなダメージを与えるため、傷を治し体力を回復させるには、通常の何倍もの栄養が必要になります。今回は、どんな栄養素が必要なのか、どのように摂取すればいいのかを詳しくお伝えしますね。

院長:中林

栄養は回復の土台です。正しい知識で効率よく体力を取り戻しましょう

目次

なぜ手術後は栄養不足になりやすいのか

手術を受けると、体は想像以上に栄養を消費します。また、手術後特有の理由で栄養不足に陥りやすい状態になっているんです。まずはその理由を理解することから始めましょう。

手術による侵襲で体は炎症反応を起こし、傷を治すために大量のタンパク質やビタミン、ミネラルを消費します。通常時の1.5〜2倍もの栄養が必要になるにもかかわらず、食欲が低下したり消化機能が一時的に落ちたりするため、必要な栄養が摂れないという悪循環に陥るんです。

さらに消化器の手術を受けた方は、栄養の吸収能力そのものが低下していることがあります。胃切除術を受けた方はビタミンB12や鉄分の吸収が悪くなり、大腸手術を受けた方は水分や電解質のバランスが崩れやすくなります。これらの理由から、意識して栄養を摂らなければ回復が遅れてしまうんですね。

手術後に特に必要な栄養素とその役割

手術後の回復には様々な栄養素が必要ですが、特に重要なものを理解しておくことで、効率的に体力を取り戻すことができます。ここでは回復に欠かせない主要な栄養素をご紹介しますね。

タンパク質は傷の修復に必須

タンパク質は筋肉や皮膚、内臓など体のあらゆる組織を作る材料です。手術で傷ついた組織を修復し、失われた筋肉を回復させるためには、十分なタンパク質が絶対に必要なんです。通常は体重1キログラムあたり1グラム程度ですが、術後は1.2〜1.5グラム必要になります。

肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などから摂取できますが、消化機能が落ちている場合は、白身魚や鶏肉、豆腐など消化しやすいものから始めましょう。食事だけで十分量を摂るのが難しい場合は、プロテインドリンクを活用するのも効果的です。

ビタミンCで傷の治癒を促進

ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠で、傷の治癒を早める重要な栄養素です。また、抗酸化作用により体の炎症を抑え、免疫機能を高める効果もあります。果物や野菜に多く含まれており、特にイチゴ、キウイ、柑橘類、ブロッコリー、パプリカなどがおすすめです。

鉄分で貧血を予防・改善

手術による出血で鉄分が失われ、多くの方が術後に貧血状態になります。貧血は倦怠感、息切れ、めまい、集中力低下の原因となり、回復を大きく遅らせます。レバー、赤身の肉、カツオ、マグロ、ほうれん草、小松菜などで鉄分を補給しましょう。ビタミンCと一緒に摂ると吸収率が高まります。

亜鉛で免疫力と治癒力を高める

亜鉛は傷の治癒、免疫機能の維持、味覚の正常化に重要な役割を果たします。不足すると傷が治りにくくなり、味覚障害が起こることもあります。牡蠣、豚レバー、牛肉、卵、ナッツ類に多く含まれています。

ビタミンB群でエネルギー代謝を支える

ビタミンB群は糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える際に必要な補酵素として働きます。不足すると疲労感が強くなり、神経機能にも影響が出ます。特にビタミンB12は胃切除術後に吸収が悪くなるため、注射による補給が必要になることもあります。豚肉、うなぎ、レバー、納豆、卵などに豊富です。

カルシウムとビタミンDで骨を強化

整形外科手術を受けた方や高齢の方は、骨の強化が重要です。カルシウムとビタミンDを一緒に摂ることで、骨の健康が保たれ、筋肉の機能も正常に保たれます。乳製品、小魚、大豆製品でカルシウムを、魚、卵、きのこ類でビタミンDを摂取しましょう。

段階的な食事の進め方

手術直後から通常食に戻るまでには、段階的に食事内容を変化させていく必要があります。消化器への負担を考慮しながら、徐々に食事のレベルを上げていくことが大切なんです。

流動食から始める(術後数日)

手術直後は消化器の機能が低下しているため、重湯やスープなどの流動食から始めます。少量ずつ、ゆっくりと飲むことを心がけてください。この段階では栄養補給より、消化器を徐々に慣らすことが目的です。

軟食への移行(術後1〜2週間)

消化機能が戻ってきたら、お粥、柔らかく煮た野菜、白身魚、豆腐など消化の良いものに進みます。1回の食事量は少なくても、1日5〜6回に分けて食べることで、必要な栄養を確保できます。よく噛んで、ゆっくり食べることが重要です。

通常食への移行(術後2〜4週間)

徐々に通常の食事に近づけていきますが、脂っこいもの、刺激の強いもの、固いものはまだ避けましょう。高タンパク・高ビタミン・高ミネラルを意識した、栄養バランスの良い食事を心がけます。この時期に適切な栄養を摂れるかどうかが、その後の回復速度を大きく左右します

食事で気をつけるべきポイント

栄養バランスだけでなく、食べ方や調理方法にも工夫が必要です。ここでは日々の食事で実践できるポイントをお伝えしますね。

少量頻回食を基本にする

1回にたくさん食べられない場合は、1日5〜6回に分けて食べる方法が効果的です。朝食、10時の軽食、昼食、15時の軽食、夕食、就寝前の軽食というように、3〜4時間おきに食事を摂ることで、1日に必要な栄養を無理なく確保できます。

水分補給も忘れずに

食事だけでなく、水分補給も重要です。脱水は疲労感を増し、血液の流れを悪くします。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分を摂りましょう。ただし、食事中にたくさん水分を摂ると消化液が薄まるので、食間に摂るのがおすすめです。

避けるべき食品

脂っこい食事、揚げ物、激辛料理、強い香辛料、お酢、炭酸飲料、アルコールは消化器に負担をかけるため避けましょう。また、固い食べ物や大きな塊は消化しにくいので、柔らかく煮たり、小さく切ったりする工夫が必要です。

栄養補助食品の活用も検討する

食事だけで十分な栄養が摂れない場合は、栄養補助食品やサプリメントの活用も選択肢の一つです。プロテインドリンク、栄養補助ゼリー、マルチビタミン・ミネラルのサプリメントなどは、手軽に不足しがちな栄養を補えます。

ただし、サプリメントはあくまで補助的なものです。基本は食事からの栄養摂取であり、サプリメントだけに頼るのは避けましょう。また、薬との飲み合わせもあるため、使用前に必ず医師や薬剤師に相談してください。

栄養だけでは解決しない体調不良もある

ここまで栄養の重要性をお伝えしてきましたが、実は栄養をしっかり摂っているのに体調が戻らないという方も少なくありません。その場合、栄養以外の問題が隠れている可能性があるんです。

体の歪み、筋肉のアンバランス、自律神経の乱れ、内臓機能の低下など、栄養だけでは解決できない問題もあります。特に手術後は、傷をかばう姿勢が続くことで体全体のバランスが崩れやすく、それが様々な不調の原因になっているケースが多いんです。

当院では、25年以上の臨床経験をもとに、独自の5種類の検査で体全体の状態を詳しく分析します。栄養面でのアドバイスはもちろんですが、体のバランスを整える施術を通じて、根本的な回復をサポートしています。

まとめ

手術後の体調不良を改善するためには、適切な栄養管理が欠かせません。タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、回復に必要な栄養素を意識的に摂取し、段階的に食事内容を整えていくことが重要です。少量頻回食を基本とし、消化に良いものから始めて、徐々に通常食に戻していきましょう。

ただし、栄養だけでは解決しない体調不良もあります。食事に気をつけているのに症状が改善しない場合は、体のバランスや自律神経の問題が隠れている可能性があります。そんな時は一人で悩まず、専門家に相談してください。

栄養と体のケアの両面からアプローチすることで、回復は確実に早まります。どんな小さな不調でも構いませんので、いつでもお気軽にご相談くださいね。あなたが一日も早く元気を取り戻し、やりたいことを思いきり楽しめる日々を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。


院長:中林

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