
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
中林整骨院の中林です。最近、夜になると腰が痛くて眠れないという妊婦さんからのご相談が本当に増えています。不思議なことに、日中は何とか動けるのに、寝ようとすると腰が痛み出して、夜中に何度も目が覚めてしまう。朝起きた時は腰が固まったように痛いけれど、動き始めると徐々に楽になっていく。こんな経験はありませんか?
実はこの「寝ると痛い、起きると治る」という不思議な現象には、ちゃんとした理由があるんです。当院でも妊娠中の腰痛で悩む妊婦さんを数多く診てきましたが、夜間の腰痛は本当に辛いですよね。睡眠不足が続くと、日中の疲労感も増してしまいます。


今日は25年以上の臨床経験の中で分かってきた、夜間特有の腰痛のメカニズムと、今夜から試せる具体的な対処法についてお伝えしていきますね。


夜間の腰痛で悩んでいる妊婦さんは本当に多いので、一人で抱え込まないでください
日中は何とか我慢できるのに、夜寝ようとすると腰が痛み出すという妊婦さんが本当に多いです。これには主に3つの理由があります。まず一つ目は、長時間同じ姿勢でいることで筋肉が固まってしまうということです。寝ている間は、日中のように頻繁に姿勢を変えることができないため、特定の筋肉に負担が集中してしまうんですね。
二つ目の理由は、妊娠中のホルモンであるリラキシンの影響です。このホルモンは骨盤の靭帯を緩める働きがあるのですが、横になって体重の支え方が変わると、緩んだ骨盤が不安定になって腰に痛みが出やすくなります。日中立っている時とは違う負担のかかり方をするため、夜間特有の痛みとして現れるわけです。
三つ目は、マットレスや布団の硬さの問題です。柔らかすぎるマットレスだと腰が沈み込んでしまい、逆に硬すぎると骨盤が圧迫されてしまいます。特にお腹が大きくなってくると、今まで使っていた寝具が身体に合わなくなることもよくあります。妊娠前は快適だった寝具でも、体型が変わると負担になってしまうんですね。
夜の腰痛を和らげるために最も効果的なのは、やはり寝る姿勢を見直すことです。当院に来られる妊婦さんにもまずお伝えしているのが、横向きで寝ることの重要性なんですね。ただし、ただ横を向けば良いというわけではなく、腰への負担を最小限にするポイントがあります。
基本は左側を下にして横向きに寝る姿勢がおすすめです。下側の脚は軽く伸ばし、上側の脚は膝を曲げて前に出します。この時に大切なのは、上側の脚の下に厚めのクッションや抱き枕を入れることです。これによって骨盤が安定して、腰への負担が大幅に軽減されます。
クッションの高さは、膝が腰と同じ高さになるくらいが理想的です。低すぎると骨盤が傾いてしまい、腰に負担がかかります。家にある座布団やタオルを重ねて調整してみてください。抱き枕を抱えるようにして寝ると、上半身も安定して腰への負担がさらに減ります。
今使っている寝具が柔らかすぎる場合は、マットレストッパーを敷いて硬さを調整すると良いでしょう。逆に硬すぎる場合は、薄手の低反発マットレスを上に重ねると腰への圧迫が和らぎます。妊娠期間中だけの使用なので、高価なものでなくても十分効果がありますよ。
仰向けで寝るのは、妊娠中期以降は避けた方が良いです。子宮の重みで大静脈が圧迫されて血流が悪くなり、腰痛だけでなくむくみの原因にもなってしまいます。どうしても仰向けになりたい時は、膝の下にクッションを入れて、腰のカーブをサポートするようにしてください。
朝起きた時に腰が固まったように痛いという方は、起き上がり方にもコツがあります。いきなりガバッと起き上がるのではなく、まず布団の中で軽く身体を動かしてから起きるようにしましょう。仰向けになって、両膝を立てて左右にゆっくり倒す運動を5回ほど繰り返すだけでも、腰周りの筋肉がほぐれていきます。
ベッドから降りる時は、一度横向きになってから、手で身体を支えながらゆっくり起き上がるようにしてください。腰を丸めて起きると、さらに負担がかかってしまいます。起きてすぐに温かいシャワーを浴びると、血行が良くなって痛みが和らぎやすくなりますよ。
夜の腰痛を根本的に改善するには、実は日中の過ごし方も大切なんです。デスクワークをされている方は、1時間に一度は立ち上がって軽く身体を動かすようにしましょう。座りっぱなしでいると、骨盤周りの筋肉が硬くなって、夜間の痛みにつながりやすくなります。
妊婦用の骨盤ベルトを使うのも効果的です。ただし、一日中つけっぱなしにするのではなく、立ち仕事や外出時など、腰に負担がかかる時だけ使用するようにしてください。寝る時は外すのが基本です。ベルトに頼りすぎると、かえって筋肉が弱くなってしまうこともあるので注意が必要ですね。
就寝の1時間から2時間前に、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることをおすすめします。38度から40度くらいのお湯に15分程度浸かると、腰周りの筋肉がほぐれて夜間の痛みが出にくくなります。お風呂の中で腰を左右にゆっくり動かすと、さらに効果的ですよ。
お風呂上がりに軽くストレッチをするのも良いでしょう。椅子に座って、ゆっくり上半身を前に倒すストレッチは、腰から背中にかけての筋肉を緩めるのに役立ちます。ただし、お腹が張る感じがしたらすぐに中止して、安静にすることが何より大切です。
決して無理はしないでくださいね。
夜間の腰痛の多くは、姿勢や寝具の問題で改善できるものですが、中には注意が必要な痛みもあります。激しい痛みが続く場合や、お腹の張りを伴う場合、出血がある場合は、すぐに産婦人科を受診してください。切迫早産などのリスクもあるので、自己判断は禁物です。
また、痛みで全く眠れない日が続く場合も、我慢せずに専門家に相談することをおすすめします。睡眠不足が続くと、母体にも赤ちゃんにも良くありません。産婦人科では「妊娠中だから仕方ない」と言われることもありますが、実は適切なケアで改善できるケースが本当に多いんです。
当院では妊婦さんの身体の変化を熟知した上で、安全で効果的な施術を行っています。夜間の腰痛の原因は人それぞれ違うので、まずは徹底的に検査をして、あなたの痛みの本当の原因を見つけ出します。骨盤の歪みなのか、筋肉の緊張なのか、姿勢の問題なのか、原因が分かれば対処法も明確になりますよ。
薬や湿布に頼らず、根本的な原因にアプローチすることで、多くの妊婦さんが快適な睡眠を取り戻されています。妊娠中のケアは当院の得意分野の一つで、これまで1000人以上の妊婦さんを診てきた実績があります。
夜眠れないというのは本当に辛いことです。睡眠不足が続くと、体力も気力も低下してしまい、出産や産後の育児にも影響が出てしまいます。妊娠中の腰痛は我慢する必要はありません。「寝ると痛い、起きると治る」という不思議な症状も、ちゃんと原因があって、そして改善できるものなんです。一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたが残りの妊娠期間を少しでも快適に、そして笑顔で過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。

