
院長:中林お気軽にご相談ください!

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こんにちは、中林整骨院の中林です。妊婦健診で「逆子ですね」と言われて、不安になっていませんか。それまで順調だった妊娠に初めて問題が出たことで、「自分のせいではないか」「帝王切開になってしまうのか」と心配される方がとても多いです。当院では妊娠中のケアとして、逆子の妊婦さんの体を整える施術も行っています。


私自身、三人の子どもがいますが、二人目の妊娠時に妻が逆子と言われた経験があります。逆子体操を続けて無事に治りましたが、治るまでの不安は今でも覚えています。今回は逆子と言われた時に知っておきたいこと、自分でできる対処法、整体でのアプローチについてお伝えしていきます。


逆子は多くの場合自然に治ります。焦らず、できることから一つずつ試していきましょう
まず逆子について正しく理解しておくことが大切です。逆子は医学的には「骨盤位」と呼ばれ、赤ちゃんの頭が上で、お尻や足が下になっている状態を指します。正常な位置は頭が下で、これを「頭位」と言います。妊娠初期から中期にかけては、赤ちゃんが子宮の中で自由に動けるため、多くの赤ちゃんが逆子の状態です。
妊娠28週頃では約25パーセントの赤ちゃんが逆子ですが、週数が進むにつれて自然に頭位に戻っていきます。妊娠32週では約15パーセント、妊娠36週では約5パーセント、出産時には約3から5パーセントまで減少します。つまり、妊娠28週から32週頃に逆子と言われても、その後自然に治る可能性は十分にあるということです。
逆子の原因は実ははっきりと分かっていません。多くの場合は特に理由がなく、赤ちゃんがたまたまその位置にいるだけです。ただし、子宮筋腫や子宮奇形がある場合、羊水が多すぎる、または少なすぎる場合、前置胎盤の場合など、逆子になりやすい条件はいくつかあります。
また、経産婦の方が初産婦より逆子になりやすいというデータもあります。これは子宮が一度伸びているため、赤ちゃんが動きやすい環境になっているためと考えられています。ただし、原因が分からないからといって自分を責める必要は全くありません。
逆子体操は医師から指示されることが多い対処法です。絶対に治るというものではありませんが、試してみる価値はあります。ただし、前置胎盤や切迫早産の兆候がある場合は、医師の許可なく行わないでください。ここでは代表的な逆子体操をご紹介します。
最も一般的な逆子体操が胸膝位です。四つん這いの姿勢から、胸を床につけてお尻を高く上げます。この姿勢を10分から15分保ちます。お腹が重力で上の方に引っ張られることで、赤ちゃんが回転しやすくなると言われています。
ポイントは、顔は横に向けて楽な方を向くこと、腕は曲げて頭の横に置くこと、膝は肩幅程度に開くことです。お腹が張ったり、苦しくなったりしたら無理せず中止してください。一日2回、朝と夜に行うのが効果的とされています。
医師から赤ちゃんの背中がどちら側にあるか教えてもらった場合、その反対側を下にして横向きに寝る方法です。例えば赤ちゃんの背中が右側にある場合は、左側を下にして横になります。この姿勢で30分から1時間過ごすことで、赤ちゃんが回転しやすくなると言われています。
夜寝る時もこの姿勢を意識すると良いでしょう。抱き枕やクッションを使って楽な姿勢を作ってください。ただし、寝返りは自由に打って構いません。無理に同じ姿勢を保つ必要はありません。
逆子体操以外にも、日常生活で意識できることがいくつかあります。これらは必ず効果があるというものではありませんが、体を整えるという意味でも取り入れる価値があります。
体が冷えると血行が悪くなり、子宮も硬くなりやすくなります。子宮が柔らかい方が赤ちゃんも動きやすいと考えられるため、冷え対策は大切です。足首やお腹、腰を温める、お風呂にゆっくり浸かる、温かい飲み物を摂るなど、日常的にできることから始めてください。
ストレスが溜まると体が緊張し、筋肉も硬くなります。リラックスできる時間を意識して作ることも大切です。好きな音楽を聴く、ゆっくり深呼吸する、十分な睡眠を取るなど、心と体をリラックスさせる工夫をしてください。
逆子に効くと言われるツボに「三陰交」があります。内くるぶしから指4本分上の、骨の内側にあるツボです。このツボにお灸をすることで、逆子が治ったという報告もあります。ただし、妊娠中のお灸は必ず医師に相談してから行ってください。
当院では逆子の妊婦さんに対して、体を整えることで赤ちゃんが動きやすい環境を作るお手伝いをしています。逆子を直接治すというより、骨盤や背骨のバランスを整え、子宮周りの筋肉を柔らかくすることで、赤ちゃんが自然に回転しやすくなることを目指します。
骨盤が歪んでいると、子宮の形も歪んでしまい、赤ちゃんが回転しにくくなる可能性があります。当院では妊婦さん専用のクッションを使い、お腹に負担をかけない姿勢で骨盤の調整を行います。骨盤が整うことで、子宮の中のスペースが広がり、赤ちゃんが動きやすくなります。
腰や背中、お尻の筋肉が緊張していると、骨盤周りも硬くなります。優しく筋肉をほぐすことで、骨盤周りの血流が改善し、子宮も柔らかくなりやすくなります。妊娠中でも安全に受けられる施術で、リラックス効果も高いです。
日常生活での姿勢も逆子に影響する可能性があります。長時間同じ姿勢でいる、猫背になっている、脚を組む癖があるなど、体に負担をかける姿勢を続けていると、骨盤が歪みやすくなります。施術後には、日常生活での姿勢のアドバイスも行っています。
逆子体操や整体を試しても、残念ながら治らないこともあります。妊娠36週を過ぎても逆子のままの場合、多くの病院では帝王切開を勧められます。これは逆子のまま経腟分娩をすると、赤ちゃんにリスクがあるためです。
帝王切開と聞くと不安になる方も多いと思いますが、現在は技術も進歩しており、非常に安全な手術です。何より大切なのは、母子ともに安全に出産を迎えることです。自然分娩にこだわりすぎず、医師の判断を信頼することも大切です。
また、病院によっては「外回転術」という、お腹の上から赤ちゃんを回転させる処置を行うところもあります。成功率は50から70パーセント程度で、リスクもあるため、実施する病院は限られています。興味がある場合は、医師に相談してみてください。
逆子と言われても、多くの場合は自然に治ります。妊娠28週から32週頃に逆子と言われた場合、その後治る確率は非常に高いです。焦らず、できることから一つずつ試していきましょう。逆子体操、冷え対策、ストレス解消、そして体を整えることが大切です。
治療家として大切にしているのは、体の「結果」だけでなく「原因」を見ることです。逆子も同じで、なぜ赤ちゃんがその位置にいるのか、子宮の環境はどうか、骨盤のバランスは整っているかなど、根本から考えることが重要です。体のバランスを整えることで、赤ちゃんが自然に回転しやすい環境を作ることができます。
逆子と言われて不安な方、逆子体操を続けているけど治らない方、体のバランスが気になる方、どうぞ一人で悩まないでください。当院では妊娠中でも安全に受けられる施術で、逆子の妊婦さんの体を整えるサポートをしています。いつでも気軽にご相談いただければ、あなたの状況に合わせた最適なケア方法をアドバイスさせていただきます。赤ちゃんとママが安心して出産を迎えられるよう、全力でサポートいたします。

