
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市で妊婦さんの身体のケアを専門に行っている中林整骨院の中林です。妊娠が分かってから、今まで履いていた靴が不安になっていませんか。お腹が大きくなるにつれて足元が見えにくくなり、転んだらどうしようという恐怖心も出てきますよね。
当院には妊娠中のケアで来られる方が多く、靴選びについてもよく相談を受けます。実は靴選びを間違えると、腰痛やむくみが悪化したり、歩き方のバランスが崩れたりすることがあるんです。
今日は25年以上の臨床経験と、身体のバランスを診てきた専門家の視点から、妊娠中の靴選びについてお伝えします。




靴は毎日履くものだからこそ、身体への影響も大きいんですよ
妊娠すると体重が増え、重心が前方に移動します。お腹が大きくなることでバランスを取るために腰が反った姿勢になりやすく、普段以上に足元が不安定になるんですね。この状態で合わない靴を履いていると、転倒のリスクが高まるだけでなく、腰や膝への負担も増加してしまいます。
また、妊娠中はホルモンの影響で関節が緩みやすく、足のアーチが崩れやすい状態です。靴のサポート力が不足していると、扁平足になったり外反母趾が悪化したりすることもあります。さらに、血液循環が悪くなりやすいため、締め付けの強い靴はむくみを悪化させる原因にもなるんです。
当院で妊婦さんの身体を診ていると、靴を変えただけで歩きやすくなったり、足の疲れが軽減したりするケースを数多く見てきました。靴は身体の土台を支える重要なアイテムだということを、ぜひ覚えておいてください。
妊娠中の靴選びで最も優先すべきは安全性です。転倒を防ぐために、靴底が滑りにくい素材であることが絶対条件になります。ゴム底で溝がしっかり刻まれている靴を選んでください。雨の日でもグリップ力が落ちないものが理想的ですね。
ヒールがあると重心が前方に移動し、ただでさえ反り腰になりやすい妊娠中の姿勢をさらに悪化させてしまいます。ヒールの高さは2センチ以内、できれば完全なフラットよりも1センチ程度の低いヒールがあるほうが、実は歩きやすいんです。完全なフラットだと足のアーチへの負担が大きくなることがあるからです。
ウェッジソールやローヒールパンプスなら、フォーマルな場でも使えますし、安定感もあります。ただし、ピンヒールやハイヒールは妊娠中は避けてください。バランスを崩しやすく、とても危険です。
つま先が細くなっているポインテッドトゥの靴は、足の指を圧迫して血行不良を引き起こします。妊娠中は特にむくみやすいので、つま先にゆとりのあるラウンドトゥやスクエアトゥを選びましょう。足の指が自由に動かせる程度のゆとりが必要です。
お腹が大きくなると前かがみになれず、靴の脱ぎ履きが本当に大変になります。当院に来られる妊婦さんからも、玄関で靴を履くのに10分近くかかるという話をよく聞きます。靴紐を結ぶのはほぼ不可能になりますので、紐のない靴を選ぶことをおすすめします。
スリッポンタイプやファスナー付きの靴なら、屈まずに履くことができます。最近は結ばない靴紐も売られていますので、スニーカーを履きたい場合はそういったアイテムを活用するのもいいですね。マジックテープで調整できるタイプも、足のむくみ具合に合わせてサイズ調整ができるので便利です。
かかとを踏まずに履けるように、靴べらを玄関に常備しておくことも大切です。ただし、かかとを踏んで履く習慣がつくと歩き方が悪くなり、腰への負担が増えますので注意してください。
妊娠中は朝と夕方で足のサイズが大きく変わります。朝履けた靴が夕方にはパンパンできつくなることも珍しくありません。靴を購入する時は、できれば夕方の時間帯に試着することをおすすめします。
通常よりもワンサイズ大きめを選び、インソールやクッションで調整する方法が失敗しにくいです。きつい靴は血行を悪くしてむくみを悪化させますので、ゆとりのあるサイズを選んでください。
幅広設計の靴や、甲の部分が伸縮する素材の靴も妊娠中には向いています。足のサイズは産後に元に戻る方もいれば、そのまま大きくなったままの方もいます。高価な靴を何足も買い揃えるよりも、実用性重視で選んだほうが賢明ですね。
妊娠中は体重が増えるため、足への負担も大きくなります。クッション性の高い靴底を選ぶことで、歩行時の衝撃を吸収し、足や腰への負担を軽減できます。特にかかと部分のクッションが厚めの靴がおすすめです。
妊娠中はホルモンの影響で足のアーチが崩れやすくなります。土踏まずをサポートするアーチサポート機能がある靴や、そういったインソールを入れることで、足の疲れを軽減できるんです。扁平足になると歩き方が悪くなり、膝や腰への負担も増えてしまいます。
当院でも妊婦さんの足のアーチをチェックしていますが、妊娠前と比べてアーチが低くなっている方が多いです。適切なアーチサポートは、足だけでなく全身のバランスを整える効果があります。
重い靴は足を疲れさせます。特に妊娠後期になると、足を持ち上げるだけでも大変になりますので、軽量設計の靴を選んでください。ブーツなど重さのある靴は避けたほうが無難です。
妊娠初期はまだお腹も目立たず、普段通りの靴でも大丈夫なことが多いです。ただし、つわりでふらつきやすい時期でもあるので、ヒールの低い靴に切り替えておくと安心です。転倒のリスクを早めに減らしておきましょう。
妊娠中期以降、お腹が大きくなってくると足元が見えにくくなります。この時期からは脱ぎ履きしやすい靴が必須になります。むくみも出始める時期ですので、サイズに余裕のある靴を選んでください。
妊娠後期から臨月にかけては、とにかく安全性を最優先にしてください。外出自体が減る時期ですが、妊婦健診や買い物など、どうしても出かけなければならない場面はあります。滑りにくく、安定感のある靴を履くようにしましょう。
普段使いにはスニーカーやスリッポンタイプのコンフォートシューズが最適です。クッション性が高く、長時間歩いても疲れにくいものを選びましょう。ナースシューズやウォーキングシューズも妊婦さんには向いています。
仕事でパンプスが必要な場合は、ローヒールでストラップ付きのものを選んでください。ストラップがあると脱げにくく、安定感も増します。黒やベージュなど、オフィスでも使える色を選べば、フォーマルな場でも活用できますね。
夏場のサンダルは通気性が良くむくみにも優しいのですが、足が固定されないタイプは避けてください。かかとや甲の部分にストラップがあり、しっかり固定できるサンダルなら安全です。ビーチサンダルのように鼻緒だけで支えるタイプは、転倒リスクが高いので妊娠中は控えましょう。
整骨院で妊婦さんの身体を診ていると、靴が原因で歩き方のバランスが崩れている方を多く見かけます。合わない靴を履いていると、無意識にバランスを取ろうとして不自然な歩き方になり、それが腰痛や股関節痛の原因になるんです。
正しい靴を選ぶことは、妊娠中の腰痛予防にもつながります。靴底が均等にすり減っているか、歩いた時にふらつかないか、定期的にチェックしてください。靴底が片減りしている場合は、歩き方に問題がある可能性があります。
妊娠中は骨盤が不安定になりやすいので、足元からしっかり身体を支えることが大切です。靴選びは単なるファッションではなく、身体の健康を守るための重要な選択なんですね。
産後は赤ちゃんを抱っこしながら靴を履く場面が増えます。片手で履けるタイプや、立ったまま履けるタイプの靴を選んでおくと、産後も長く使えます。授乳期間中も足のむくみは続くことがありますので、ゆとりのある靴は重宝しますよ。
ただし、妊娠中に大きくなった足のサイズが元に戻ることもあります。高価な靴を何足も揃えるよりも、まずは2〜3足を実用性重視で選び、産後の足の状態を見てから追加購入するのが賢い選択です。
妊娠中の靴選びは、安全性と快適性の両立が大切です。滑りにくく低いヒールで、脱ぎ履きしやすく、むくみに対応できるサイズを選んでください。そして何より、自分の足と身体に合っているかどうかを最優先に考えましょう。
靴は身体の土台です。合わない靴を履き続けると、足の疲れだけでなく、腰痛や姿勢の悪化にもつながります。もし妊娠中に腰の痛みや身体のバランスの崩れを感じたら、靴を見直すとともに、身体のケアも検討してみてください。当院では妊婦さんの身体のバランスを整える施術を行っています。靴選びのアドバイスも含めて、一人ひとりに合ったケアをご提案していますので、お困りのことがあればいつでもご相談くださいね。

