
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区中百舌鳥で中林整骨院を開業しています中林です。今日は少し重たいテーマかもしれませんが、とても大切なお話をさせていただきたいと思います。妊娠できたのに流産してしまった、そしてそれが何度も繰り返されているという方は、本当に心身ともに辛い状況ですよね。周りの人には理解してもらえないこともあり、一人で抱え込んでしまう方も少なくありません。
当院にも不妊や流産でお悩みの方が数多く来院されていますが、お話を伺っていると皆さん本当に頑張っておられます。妊娠できたという喜びの直後に訪れる悲しみ、そしてそれが繰り返されることで「自分の身体に何か問題があるのでは」という不安や罪悪感を感じてしまう方がほとんどです。




同じ経験を繰り返すと心が折れそうになりますよね。でも一人で抱え込まないでください
医学的には、流産が2回連続で起こることを反復流産、3回以上続くことを習慣流産と呼んでいます。両方を合わせて不育症という言葉で表現されることもあります。実は妊娠した方の約15%は流産を経験すると言われており、決して珍しいことではありません。ただ、それが繰り返されるとなると話は別で、全妊娠の1〜2%程度の方がこの状態に該当します。
流産を経験された方は「また同じことが起きるのでは」という恐怖と戦いながら次の妊娠を考えなければなりません。周囲からは「一度妊娠できたんだから大丈夫」と励まされることもありますが、当事者にとってはその言葉がかえって重く感じられることもあるでしょう。
年齢的な要素も関係してきます。女性の年齢が上がるにつれて流産のリスクは高まり、35歳を過ぎると妊娠率が下がると同時に流産率も上昇していきます。40歳を超えると流産率は20%を超えるとも言われており、時間との戦いを感じている方も多いのではないでしょうか。
流産が繰り返される原因は実に様々で、しかも一つの原因だけでなく複数の要因が複雑に絡み合っていることがほとんどです。病院での検査を受けても原因が特定できないケースも少なくありません。実際、検査をしても半数以上の方は原因不明と診断されるのが現状です。
最も多い原因として挙げられるのが、胎児の染色体異常です。これは両親が正常な染色体を持っていても偶然起こることがあり、誰にでも起こりうる現象です。特に女性の年齢が上がると卵子の老化により染色体の不分離が起こりやすくなり、結果として流産につながることがあります。ただしこの場合は毎回同じ理由で流産するわけではなく、偶然が重なっただけということも考えられます。
母体の免疫システムが胎児を異物とみなして攻撃してしまうことで流産が起きることもあります。代表的なものとしては抗リン脂質抗体症候群があり、これは血液が固まりやすくなって胎盤への血流が悪くなることで胎児の成長を妨げてしまいます。この場合は血液検査で判明することが多く、適切な治療により次回の妊娠成功率を高めることができます。
黄体機能不全や甲状腺機能の異常、糖尿病などのホルモン関連の問題も流産を繰り返す原因となります。妊娠を維持するためには適切なホルモン分泌が欠かせません。特に黄体ホルモンは子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい環境を作る重要な役割を果たしており、この分泌が不十分だと妊娠が継続できなくなってしまいます。
生まれつきの子宮奇形や子宮筋腫、子宮頸管無力症なども流産を引き起こす要因です。子宮の形が通常と異なっていたり、筋腫が子宮内腔を圧迫していたりすると、胎児が育つスペースが十分に確保できず流産につながることがあります。これらは超音波検査や子宮卵管造影検査で確認することができます。
ご夫婦のどちらかに染色体の構造異常(均衡型転座など)があると、流産を繰り返すことがあります。これは約10%程度の方に見られる原因で、染色体検査を受けることで判明します。もしこれが原因であれば、着床前診断という選択肢も検討できる場合があります。
病院での検査でわかる医学的な原因以外にも、身体全体の状態が妊娠の維持に大きく影響していることを忘れてはいけません。当院に来られる方の多くが、検査では異常なしと言われたにもかかわらず流産を繰り返しているというケースです。
骨盤や股関節の歪み、血流の悪さ、自律神経の乱れなどが複雑に絡み合って、妊娠を維持しにくい身体の状態を作り出している可能性があります。特に慢性的なストレスや疲労は自律神経系を乱し、ホルモン分泌にも悪影響を及ぼします。睡眠不足や偏った食生活、運動不足なども身体のバランスを崩す大きな要因です。
また、以前の妊娠や出産による身体へのダメージが回復しきっていないまま次の妊娠に臨んでいるケースも少なくありません。二人目不妊でお悩みの方に多く見られるパターンです。産後の身体は想像以上にダメージを受けており、骨盤の開きや子宮の回復、ホルモンバランスの変化など、様々な要素が完全に元に戻るまでには時間がかかります。
流産を繰り返している方がまず行うべきなのは、医療機関での詳しい検査です。血液検査で抗リン脂質抗体や甲状腺機能、血糖値などを調べたり、夫婦の染色体検査を行ったり、超音波検査で子宮の形態を確認したりすることで、原因が特定できる場合があります。原因がわかれば、それに応じた治療法を選択することができます。
原因に応じて様々な治療法があります。抗リン脂質抗体症候群であれば低用量アスピリンやヘパリン療法が有効ですし、黄体機能不全であればホルモン補充療法が行われます。子宮奇形や筋腫が原因であれば手術による治療も検討されます。夫婦の染色体異常が見つかった場合は、着床前診断を検討することもできます。
ただし治療を受けても必ず妊娠が成功するわけではありませんし、原因不明と診断された場合は具体的な治療法がないまま次の妊娠に臨むことになります。そんな時こそ、身体全体のコンディションを整えることが重要になってきます。
当院では、医療機関での治療と並行して身体全体のバランスを整えることで、妊娠しやすく流産しにくい身体作りをサポートしています。骨盤や股関節の調整を行うことで子宮や卵巣への血流を改善し、自律神経のバランスを整えることでホルモン分泌を正常化させていきます。
流産を繰り返している方の多くは、慢性的なストレスや不安を抱えており、それが身体を緊張状態にしています。筋肉が硬くなり血流が悪くなることで、子宮や卵巣に十分な栄養や酸素が届かなくなってしまいます。施術によって身体の緊張をほぐし、リラックスできる状態を作ることで、妊娠を維持しやすい環境が整っていきます。
また日常生活での姿勢や動作、睡眠、食事など、生活習慣全般についてもアドバイスさせていただいています。身体に負担をかけない過ごし方を意識することで、妊娠の成功率を少しでも高めることができると考えています。
流産を繰り返すという経験は、身体的にも精神的にも大きな負担となります。「もう諦めたほうがいいのかもしれない」と思う瞬間もあるかもしれません。でも知っておいていただきたいのは、適切な検査と治療を受けることで、次回の妊娠成功率は70〜80%まで高まるというデータがあることです。
原因不明の場合でも、身体のコンディションを整え、ストレスをコントロールし、生活習慣を見直すことで状況が好転することは十分にあります。実際に当院に通われている方の中にも、何度も流産を経験された後に無事出産された方が何人もいらっしゃいます。
一人で悩まず、専門家の力を借りながら、できることから一つずつ取り組んでいくことが大切です。パートナーとしっかり話し合い、お互いの気持ちを共有することも忘れないでください。時には治療を一旦お休みして心と身体を休めることも必要です。
流産を繰り返すことは本当に辛い経験だと思います。周りの人には理解してもらえない孤独感や、自分を責めてしまう気持ち、将来への不安など、様々な感情が入り混じっていることでしょう。でも決して一人ではありません。同じ経験をした方は多くいますし、あなたの気持ちに寄り添ってくれる専門家もいます。
医療機関での適切な検査と治療を受けながら、身体全体のバランスを整えることで妊娠を維持しやすい状態を作っていくこと、そして何より心の健康を保つことが、次の妊娠成功への道につながります。諦めずに前を向いて、一歩ずつ進んでいきましょう。
当院では、不妊や流産でお悩みの方の身体を根本からサポートしています。一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの想いに寄り添いながら、一緒に解決策を見つけていきたいと思っています。

