
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区中百舌鳥で中林整骨院・なかもず院を経営している中林です。流産を経験されて、この記事にたどり着いた方へ。まずお伝えしたいのは、流産は決してあなたのせいではないということです。そして今、強い不安や罪悪感を抱えながらこの記事を読んでくださっているあなたの気持ちに、心から寄り添いたいと思っています。


当院では産前産後の施術に力を入れており、流産を経験された方や、次の妊娠に不安を抱えている方のサポートもさせていただいています。今日は流産を繰り返してしまう原因について、医学的な視点と体質改善の視点からお話しさせていただきますね。


まずは医療機関での検査が大切ですが、体質改善という視点も重要です
妊娠はできるのに、流産や死産を繰り返してしまう状態を不育症と呼びます。一般的には2回以上の流産を繰り返した場合に不育症として検査や治療を検討することが推奨されています。実は全妊娠の約15から20パーセントは流産に至ると言われており、決して珍しいことではありません。しかし、2回連続で流産する確率は2から4パーセント程度になります。
もし今、あなたが2回以上の流産を経験されているなら、「なぜ私だけ」「何か自分に悪いところがあるのでは」と自分を責めていらっしゃるかもしれません。でも知っておいていただきたいのは、流産の多くは防ぎようのない胎児の染色体異常が原因であり、母親の行動や体質とは関係がないケースが大半だということです。
流産を繰り返す原因には様々なものがあります。まずは医学的に明らかになっている主な原因についてお話しします。ただし、ここでお伝えする内容はあくまで一般的な情報であり、実際に不育症の検査や治療を受ける場合は、必ず専門の医療機関を受診してください。
流産の原因の約80パーセントは胎児の染色体異常だと言われています。これは偶発的に起こるもので、母親の体質や行動とは関係がありません。ただし、繰り返し起こる場合には、次にお話しする夫婦の染色体異常の可能性も考慮する必要があります。
ご夫婦のどちらかに染色体の転座などがある場合、流産を繰り返すことがあります。これは血液検査で調べることができ、不育症の原因の約4から5パーセントを占めています。
血液が固まりやすくなる自己免疫疾患の一つで、胎盤に血栓ができることで流産につながります。血液検査で診断でき、適切な治療を受けることで妊娠を継続できる可能性が高まります。
子宮が生まれつき正常と異なる形をしている場合、流産のリスクが高まることがあります。中隔子宮や双角子宮などがあり、超音波検査や子宮卵管造影検査で診断できます。
甲状腺機能の異常や糖尿病などのホルモンバランスの乱れも、流産の原因になることがあります。血液検査で調べることができます。
実は検査を受けても、約半数の方は明確な原因が特定できないと言われています。これは「原因がない」のではなく、「現在の医学では原因を特定できない」ということなんです。
もしあなたが2回以上の流産を経験されているなら、まずは専門の医療機関で不育症の検査を受けることを強くお勧めします。検査によって原因が特定できれば、適切な治療を受けることで約80から90パーセントの方が出産に至ることができるというデータもあります。
不育症の検査は、血液検査、子宮形態検査、夫婦の染色体検査などがあります。産婦人科の中でも不育症を専門としている医療機関を受診されることをお勧めします。
さて、ここからは治療院の立場からお話しさせていただきます。臨床経験25年以上の中で、流産を繰り返す方を多く診てきて気づいたことがあります。それは、医療機関での検査では異常が見つからなくても、体の構造的な問題や機能的な問題が残っているケースが非常に多いということです。
骨盤は子宮を支える大切な器です。骨盤が歪んでいたり、骨盤周辺の筋肉が過度に緊張していたりすると、子宮への血流が低下したり、子宮が本来の位置からずれてしまったりすることがあります。
子宮への血流が低下すれば、胎児に十分な栄養や酸素が届きにくくなります。また、子宮の位置がずれていれば、着床しにくくなったり、妊娠を維持しにくくなったりする可能性があるんです。これらは通常の産婦人科の検査では分からないことが多いんですね。
妊娠を維持するためには、ホルモンバランスが非常に重要です。そしてホルモンの分泌をコントロールしているのが自律神経なんです。自律神経が乱れていると、必要なホルモンが適切なタイミングで分泌されず、妊娠の維持が難しくなることがあります。
現代の女性は仕事のストレス、睡眠不足、不規則な生活などで自律神経が乱れている方が本当に多いんです。そして自律神経の状態は、通常の血液検査では分かりません。
体の冷えも大きな問題です。特に下半身が冷えていると、子宮や卵巣への血流が低下してしまいます。血流が悪ければ、子宮環境が整わず、着床しにくい、妊娠を維持しにくい状態になってしまうんです。
当院では、医療機関での検査や治療と並行して、体質改善のサポートをさせていただいています。骨盤を整え、自律神経のバランスを調整し、全身の血流を改善することで、妊娠しやすく、妊娠を維持しやすい体づくりをお手伝いします。
独自の検査で骨盤の状態を詳しくチェックし、歪みや関節の不安定性を見つけ出します。そして優しい施術で骨盤を正しい位置に整え、骨盤周辺の筋肉の緊張を解いていきます。骨盤が整うと、子宮への血流が改善し、子宮が本来あるべき位置に戻ります。
特に頸椎の調整は自律神経のバランスを整えるために非常に重要です。頸椎を整えることで、脳からの指令がスムーズに全身に伝わり、ホルモンの分泌も正常化していきます。
関節の動きを良くし、筋肉の緊張を解くことで、全身の血流が改善します。特に下半身の血流が良くなると、冷えが改善し、子宮や卵巣の環境が整っていきます。
先日も、30代の女性が「2回流産を繰り返して、次の妊娠が怖くて」と来院されました。病院での検査では特に異常は見つからなかったそうです。詳しく検査をすると、骨盤の大きな歪みと、冷えによる下半身の血流低下が見られました。
3ヶ月間、週1回のペースで施術を続けたところ、体温が上がり、生理周期も安定してきました。そして半年後、妊娠が判明。今回は無事に安定期を迎えることができ、「先生のおかげで赤ちゃんを守ることができました」と涙を流して喜んでくださいました。
流産を繰り返すという経験は、想像を絶する辛さだと思います。周囲の人には理解してもらえず、孤独を感じていらっしゃるかもしれません。でも、あなたは決して一人ではありません。
まずは専門の医療機関で検査を受けることが大切です。そして検査で異常が見つからなかった場合でも、諦めないでください。体質改善という視点から、できることはまだたくさんあります。
当院では、流産を経験された方の気持ちに寄り添いながら、妊娠しやすく妊娠を維持しやすい体づくりをサポートさせていただいています。一人で悩まず、いつでもご相談くださいね。あなたが赤ちゃんを抱ける日が来ることを、心から願っています。

