
院長:中林お気軽にご相談ください!

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赤ちゃんを抱き上げるたびに手首がズキッと痛む。授乳のたびに親指の付け根がジンジンする。そんな産後の抱っこで手首が痛い症状に悩まされていませんか?
堺市で整体院を開業して19年、私のところには毎月たくさんの産後ママが「抱っこするのが辛い」と来られます。「赤ちゃんを抱くのが怖くなってきた」「このまま悪化するのでは」と不安な気持ちを抱えている方ばかりです。


産後の手首の痛みは、多くの場合は腱鞘炎です。でも適切な対処をすれば、必ず改善します。今日は、今すぐできる痛みの軽減方法と、手首に負担をかけない抱っこのコツをお伝えしますね。


産後の腱鞘炎は珍しくありません。多くのママが経験します。一人で我慢せず、早めにケアすることが大切です
産後に手首が痛くなるのは、いくつかの原因が重なっているからです。まず一つ目は、ホルモンの影響です。出産後、プロゲステロンというホルモンが急激に減少すると、腱や腱鞘が腫れやすくなります。このため、産後は腱鞘炎になりやすい時期なんです。
二つ目は、頻繁な抱っこと授乳です。新生児は1日に10回以上授乳しますし、抱っこの時間も長いです。手首を返した状態で赤ちゃんの重みを支え続けることで、親指の付け根にある腱に大きな負担がかかります。
三つ目は、産後の骨盤や姿勢の歪みが手首への負担を増やしていることです。産後の骨盤が開いたままだと、姿勢が崩れて肩や腕に余計な力が入ります。すると、手首にも負担がかかるんですね。
四つ目は、慣れない育児での身体の使い方です。初めての育児だと、つい力が入りすぎて、手首だけで赤ちゃんを支えてしまいがちです。これが腱鞘炎を引き起こす大きな原因になっています。
ご自分の症状が腱鞘炎かどうか、簡単にチェックできる方法があります。まず、親指を中に入れて握りこぶしを作り、手首を小指側に倒してみてください。この時、親指の付け根から手首にかけて痛みが走る場合は、腱鞘炎の可能性が高いです。
また、次のような症状がある場合も要注意です。朝起きた時に手がこわばって動かしにくい、物を持つ時に親指に力が入らない、親指の付け根が腫れている、手首に熱感がある。これらの症状があれば、腱鞘炎が進行しています。
痛みを和らげるために、今すぐ試せる方法をご紹介します。まず大切なのは、できるだけ手首を休めることです。とはいえ、赤ちゃんの世話を止めるわけにはいきませんよね。そこで、サポーターやテーピングを活用してください。
市販の親指サポーターを着けるだけでも、手首の動きが制限されて痛みが軽減されます。授乳や抱っこの時だけでも着けると良いでしょう。ただし、締め付けすぎると血流が悪くなるので、適度な締め付けにしてください。
痛みが強い時は、アイシングも効果的です。保冷剤をタオルで包んで、親指の付け根に10分ほど当てます。炎症を抑えて痛みを和らげる効果があります。ただし、長時間冷やしすぎると逆効果なので注意してください。
お風呂でゆっくり温めることも大切です。湯船に浸かって、手首をゆっくり回したり、優しくマッサージしたりすると、血流が良くなって回復が早まります。ただし、炎症が強い時は温めると悪化することもあるので、痛みが落ち着いてから行ってください。
抱っこの方法を変えるだけで、手首への負担は大きく減ります。ここでは、具体的なコツをお伝えしますね。
手首を返さず、両手を組むようにして赤ちゃんを支えるのがポイントです。片方の手で赤ちゃんの首とお尻を支え、もう片方の手と組み合わせるようにします。こうすると、手首だけでなく前腕全体で赤ちゃんの重さを分散できます。
手のひらを少し自分側に向けることも大切です。手首をまっすぐに保つことで、親指の腱への負担が減ります。また、クッションを使って赤ちゃんを高い位置に置くと、腕が伸びずに済むので楽になります。
縦抱きの時は、肘から手首までの前腕全体で赤ちゃんのお尻を支えるようにします。手のひらだけで支えようとすると、手首に大きな負担がかかります。抱っこ紐を使うのも良い方法です。
赤ちゃんをベッドから抱き上げる時が、実は一番手首に負担がかかります。この時も、両手で赤ちゃんを包み込むようにして、腕全体の力で持ち上げましょう。決して手首だけで持ち上げないでください。
授乳中も手首に負担がかかります。授乳クッションを使って、赤ちゃんを高い位置に置くと、手首を返さずに授乳できます。タオルを丸めて高さを調整するのも良い方法です。
また、添い乳ができるなら、横になって授乳すると手首への負担がほとんどなくなります。夜間の授乳は特に添い乳がお勧めです。ただし、安全面には十分注意してください。
セルフケアで改善しない場合や、痛みが強い場合は、整体という選択肢があります。産後の腱鞘炎は、手首だけの問題ではなく、骨盤や姿勢の歪みが根本原因になっていることが多いんです。
当院では、まず骨盤の状態をチェックします。産後の骨盤が開いていたり歪んでいたりすると、姿勢が崩れて肩や腕に余計な力が入り、結果的に手首に負担がかかります。骨盤を整えることで、手首への負担も減るんですね。
さらに、肩甲骨周りや腕の筋肉の緊張もほぐしていきます。腕全体の筋肉がリラックスすると、手首にかかる負担も軽減されます。施術は優しい手技で行いますので、授乳中のママでも安心して受けていただけます。
当院では、赤ちゃん連れでも大丈夫です。ベビーカーごと院内に入っていただけますし、施術中も近くで赤ちゃんを見守れます。施術時間は30分程度ですので、赤ちゃんの機嫌が良い時間に合わせて来ていただけます。
次のような症状がある場合は、早めに整形外科や整体院を受診することをお勧めします。1週間以上セルフケアを続けても全く改善しない、親指が動かせないほど痛い、手首が熱を持って腫れている、夜眠れないほど痛む。こういった状態は、早めの対処が必要です。
整形外科では、炎症を抑える注射や湿布を処方してもらえます。重症の場合は手術という選択肢もありますが、ほとんどの場合は保存療法で改善します。整体院では、根本原因である骨盤や姿勢の問題にアプローチできます。
産後の抱っこで手首が痛むのは、決して珍しいことではありません。多くのママが経験する症状です。でも、「みんな我慢しているから」と放置すると、慢性化してしまう可能性があります。
手首の痛みで赤ちゃんを抱くのが怖くなったり、育児が辛くなったりするのは避けたいですよね。早めに対処すれば、必ず改善します。まずは抱っこの方法を見直して、サポーターを使ってみてください。それでも改善しない場合は、一人で悩まず相談してください。
あなたの手首の状態を詳しく診させていただいて、痛みの原因と最適な対処法をご提案します。赤ちゃんと一緒に来ていただいて大丈夫です。一緒に、痛みのない快適な育児生活を取り戻しましょう。

