
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
中林整骨院・なかもず院の中林です。本日は少し踏み込んだ話をさせてください。「骨盤矯正をしたら頭痛が治った」という話を聞いたことはありませんか?「それって本当?」「骨盤と頭痛なんて、全然関係なさそうだけど…」と思った方、その疑問はとても自然です。
実際に当院にいらっしゃる産後のお母さんの中にも、最初は半信半疑だった方がたくさんいます。でも、産後の骨盤の歪みと頭痛には、解剖学的に明確な関係があります。今日はその仕組みを、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。「なるほど、だから治らなかったのか」と納得していただけると思います。


骨盤と頭痛のつながりを理解することで、これまでのセルフケアや対処法がなぜ根本解決にならなかったのかも見えてきます。ぜひ最後まで読んでみてください。


「骨盤と頭痛に関係があるなんて」と最初は驚かれる方がほとんどです。でも身体の仕組みを知ると「だから繰り返していたんだ」とすっきり納得されます。根拠がわかると改善への一歩も踏み出しやすくなりますので、ぜひしっかり読んでいただけると嬉しいです
骨盤と頭痛のつながりを理解する前に、まず骨盤がどんな役割を持つ部位なのかを押さえておきましょう。骨盤は身体の中心に位置する骨の集合体で、上半身と下半身をつなぐ「土台」としての役割を持っています。この土台の状態が、全身のバランスに直接影響を与えるというのが、今日の話のスタート地点です。
骨盤の上には背骨(脊柱)が乗っています。そして背骨の上に肩、その上に首、さらに頭部が乗るという構造になっています。建物で言えば、骨盤は「基礎」にあたる部分です。
基礎が傾いた建物がまっすぐ立てないように、骨盤が歪めば背骨も傾き、肩の高さに左右差が生まれ、首が歪み、頭が正しい位置から外れます。これが「骨盤の歪みが全身に影響する」という理由です。頭痛との関係は、まさにこの連鎖の中にあります。
妊娠中、「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤周囲の靭帯が緩みます。これは赤ちゃんが産道を通りやすくするための身体の準備です。
問題は出産後も靭帯の緩みがしばらく続くことです。この不安定な状態のまま、抱っこ・授乳・おむつ替えという育児生活が始まります。毎日同じ方向に身体を傾ける動作が繰り返されることで、骨盤が歪んだポジションで固まりやすくなるのが産後の特徴です。
「骨盤が歪む → 頭痛が起きる」この連鎖には、大きく分けて3つの経路があります。「どうしてそんな遠い部位が関係するの?」という疑問に、ここで解剖学的にお答えします。骨盤から頭痛に至る仕組みを理解することで、「首だけをほぐしても治らない理由」がはっきりわかってきます。
骨盤が歪むと、その歪みを補正しようとして背骨が傾きます。背骨が傾くと肩の高さに左右差が生まれ、バランスを保つために首の筋肉が常に余分な力を発揮し続けます。
首の筋肉が慢性的に過緊張した状態になると、頭部への血流が低下し、後頭部から頭全体に広がる緊張型頭痛が起きやすくなります。マッサージで首をほぐしても翌日には戻ってしまう理由は、骨盤という根本の歪みが解消されていないからです。
首の付け根から後頭部にかけての領域には、自律神経の重要な幹線が通っています。骨格の連鎖によって首まわりの筋肉が緊張すると、この自律神経系への物理的な圧迫が生じます。
自律神経が乱れると血管の収縮・拡張のコントロールが崩れ、片頭痛様の拍動性頭痛や、頭全体が重く感じる鈍い痛みが起きやすくなります。めまい・耳鳴り・不眠・だるさが頭痛と一緒に出ている場合は、この自律神経への影響が疑われます。
骨盤の歪みが長期化すると、背骨のバランスを補正するために頸椎(首の骨)の配列にもズレが生じることがあります。頸椎がズレると、椎骨動脈という頭部へ血液を送る血管の流れが妨げられます。
特に「後頭部から首の付け根にかけての痛み」「朝起きたときに頭が重い」という症状は、頸椎のズレによる血流障害が背景にあることが多いです。首だけでなく、その下の骨格全体を整えることが根本的な改善につながります。
頭痛には様々な原因がありますが、骨盤の歪みが関係している頭痛にはいくつかの特徴があります。次のポイントを確認して、自分の頭痛がこのパターンに当てはまるかどうか確かめてみてください。
| チェックポイント | 骨盤由来の頭痛に多い特徴 |
|---|---|
| 頭痛の場所 | 後頭部・頭全体・こめかみが多い |
| 頭痛のタイミング | 授乳・抱っこの後、長時間同じ姿勢の後に悪化 |
| 首・肩の状態 | 慢性的な首こり・肩こりを伴っている |
| マッサージの効果 | 一時的に楽になるが翌日には戻る |
| 骨盤・姿勢の状態 | 腰痛・骨盤の左右差・姿勢の悪化を感じる |
| その他の症状 | めまい・だるさ・不眠・むくみを伴う |
3つ以上当てはまる方は、骨盤の歪みが頭痛に関係している可能性が高いです。これだけ多くの項目が重なるのは、頭痛の原因が首より下、骨盤にあることを示すサインです。
「骨盤を矯正して頭痛が治る」というのは、今お伝えした3つの経路を逆向きに改善するということです。骨盤の位置が正しく戻ることで、背骨の配列が整い、肩・首への余分な負担が減ります。首の筋緊張が解放されると頭部への血流が回復し、自律神経への圧迫も軽くなります。この連鎖が改善することで、頭痛の頻度や強さが変わっていくのです。
当院で産後の骨盤矯正を受けたお母さんたちから、「頭痛が減った」「首の重さがなくなった」「身体が軽くなった」という声をいただくことがとても多いです。
大切なのは、一時的に症状を抑えるのではなく、骨盤という根本の土台を整えることで身体全体のバランスが変わるという点です。これが「繰り返す頭痛から解放される」唯一の本質的なアプローチだと、25年以上の臨床経験の中で確信しています。
「骨盤矯正と言っても、どんなことをするの?」という疑問をお持ちの方に、当院の施術の流れをご説明します。いきなり施術から始めるのではなく、必ず検査からスタートします。骨盤がどのように歪んでいるかを把握しないまま施術することは、地図なしに目的地を目指すのと同じだからです。
姿勢分析・関節可動域・神経学的検査など5種類の検査を組み合わせて、骨盤の歪みの種類・方向・程度を丁寧に確認します。「どの方向にどれだけ歪んでいるか」が特定できて初めて、的確な施術が可能になります。
検査結果はわかりやすくご説明しますので、「自分の身体でこういうことが起きていたのか」と理解していただきながら施術を受けていただけます。納得した上で施術を受けることが、改善の実感にもつながります。
骨盤を整えることから始まり、背骨の配列・肩のバランス・首の筋緊張を順に整えていきます。全身を一つの連鎖としてとらえ、頭部への血流と自律神経の安定を同時に目指す施術です。
施術は痛みの少ない優しい手技が中心です。「強くバキバキやられると思っていたけど、全然痛くなかった」とおっしゃる方が多く、施術後に「頭の重さがスッと取れた気がする」「深呼吸できるようになった」とご報告いただくことも多いです。
骨盤の歪みが原因の場合、頭痛は単独で起きることはほとんどありません。全身への連鎖として、次のような症状が同時に出ているケースがほとんどです。心当たりのある症状があれば、一緒に確認してみてください。
これらの症状はそれぞれが独立しているのではなく、骨盤の不安定さという一つの根本原因からつながっています。頭痛も含めて複数の症状を抱えている方ほど、全身を整える施術の効果を実感していただけることが多いです。
今日お伝えしたかったことは一つです。産後の頭痛は、頭だけの問題ではないということです。骨盤という土台の歪みが、背骨・肩・首という連鎖を通じて頭部に影響を与えている。だから首をほぐすだけでは繰り返してしまう。これが、多くの産後ママが頭痛に長期間悩まされる構造的な理由です。
骨盤を整えることで頭痛が改善されていく、その変化を当院では本当にたくさん経験してきました。「整体で頭痛が改善するなんて半信半疑だったけど、来てよかった」とおっしゃる方のお顔を思い浮かべると、この仕組みを正しく知っていただくことの大切さを改めて感じます。
「自分の頭痛が骨盤から来ているかどうか調べてほしい」「骨盤矯正と一緒に頭痛も診てもらえるの?」といった疑問がある方は、どうぞ気軽にご相談ください。検査から施術まですべて院長の私が一人で担当しますので、毎回あなたの身体の変化をしっかり把握したうえで対応できます。一人で悩まず、まず一歩踏み出してみてください。

