
院長:中林お気軽にご相談ください!

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些細なことで夫や上の子にキツく当たってしまい、後から自己嫌悪に陥っていませんか?赤ちゃんが泣くとイライラが抑えられず、可愛いと思えない自分に罪悪感を感じていないでしょうか。疲れが全く取れず、朝起きた瞬間から既に疲れ果てている日々が続いているかもしれませんね。
もしかしたら産後の骨盤矯正が必要な状態かもしれませんが、その前に知っておいてほしいことがあります。産後のイライラや疲労感が強く、涙が止まらない、消えてしまいたいと思うことがあるなら、それは産後うつの可能性があります。まず大切なのは「あなたは悪くない」ということ、そしてこれは病気であり治療できるということです。




産後うつは決して珍しいことではなく、10人に1人が経験すると言われています。一人で抱え込まないでほしいです
産後にイライラしたり涙もろくなったりするのは、実は多くのお母さんが経験することです。出産後はホルモンバランスが急激に変化するため、感情が不安定になるのは自然な反応なのです。しかし産後うつとマタニティブルーには明確な違いがあります。
マタニティブルーは出産後2〜3日から始まり、通常は2週間以内に自然と落ち着いていきます。一時的に気分が沈んだり涙もろくなったりしますが、日常生活に大きな支障が出ることは少なく、赤ちゃんのお世話は問題なくできる状態です。これはホルモンの急激な変化に体が適応していく過程で起こる一時的な現象と考えられています。
一方で産後うつは出産後2週間から数ヶ月の間に発症し、症状が2週間以上続くのが特徴です。イライラや悲しみが強く、赤ちゃんのお世話がつらくなったり、何をしても楽しいと感じられなくなったりします。特に「赤ちゃんを可愛いと思えない」「消えてしまいたい」という気持ちが出てきたら、産後うつの可能性が高いため専門家への相談が必要です。
産後うつには様々な症状がありますが、自分では気づきにくいこともあります。次のような症状が2週間以上続いている場合は、産後うつの可能性があるため注意が必要です。
わけもなく涙が出てきたり、些細なことでイライラして家族に当たってしまったりすることが増えます。以前は楽しめていたことにも興味がわかず、何をしても気分が晴れない状態が続きます。特に赤ちゃんへの愛情を感じられず、お世話をすることが義務のように感じられることもあります。
自分を責める気持ちが強くなり、「私はダメな母親だ」「こんな母親で子どもたちに申し訳ない」と自己否定感が増していきます。ひどい場合は「消えてしまいたい」「いなくなった方がみんなのためだ」という気持ちになることもあります。このような希死念慮が出てきた場合は、すぐに医療機関を受診してください。
産後の疲労とは異なる、どれだけ休んでも取れない疲れが続きます。夜は眠れないのに日中は異常に眠く、睡眠のリズムが完全に崩れてしまうこともあります。食欲が全くなくなるか、逆に過食になるなど、食生活にも変化が現れます。
頭痛や肩こり、動悸、めまいなど原因不明の体調不良が続くこともあります。これらは産後の腰痛などの身体症状と重なることもあり、単なる産後の疲れだと見過ごされがちです。しかし精神的な不調が身体症状として現れている可能性もあるのです。
産後うつは決して「心が弱いから」「母親失格だから」起こるものではありません。これは医学的にもはっきりした原因がある病気なのです。産後うつはホルモンバランスの急激な変化、睡眠不足、育児ストレス、社会的孤立など複数の要因が重なって発症します。
妊娠中は胎盤から大量のエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが分泌されています。しかし出産と同時にこれらのホルモンが急降下し、産後24時間で妊娠前のレベルまで一気に下がります。この急激な変化が脳の神経伝達物質に影響を与え、気分の落ち込みやイライラを引き起こすのです。
同時に母乳を作るためのプロラクチンというホルモンが分泌され始めますが、このホルモンバランスの嵐のような変化に体と心がついていけず、精神的に不安定な状態になりやすいのです。これは本人の意思や性格とは全く関係のない、生理学的な現象なのです。
新生児期は2〜3時間おきの授乳が必要で、まとまった睡眠を取ることがほぼ不可能です。人間の脳は深い眠りの時に感情を整理し、ストレスを処理していますが、細切れ睡眠ではこの機能が十分に働きません。睡眠負債が蓄積すると、感情のコントロールが難しくなり、些細なことでイライラしたり涙が出たりするようになります。
さらに睡眠不足は判断力や集中力を低下させ、育児の小さなトラブルにも対応できなくなります。「こんなこともできない自分」を責めてしまい、自己否定感が強まっていくという悪循環に陥るのです。
現代は核家族化が進み、実家が遠方で頼れる人がいないまま育児をするお母さんが増えています。一日中赤ちゃんと二人きりで、大人と会話する時間がほとんどないという状況は、想像以上に精神的な負担になります。特に二人目以降の出産では上の子の世話も加わり、休む暇がまったくありません。
夫は仕事で帰宅が遅く、育児や家事の協力が得られないケースも多く見られます。「ワンオペ育児」という言葉が示すように、一人で全てを抱え込まざるを得ない状況が、産後うつのリスクを高めているのです。
産後のイライラや疲れに悩んでいる方の中には、「病院に行くほどではない」「もう少し頑張れば大丈夫」と思っている方も多いかもしれません。しかし次のような症状がある場合は、すぐに産婦人科や心療内科を受診してください。
「消えてしまいたい」「死にたい」という気持ちが少しでもある場合は、今すぐ医療機関に相談が必要です。また赤ちゃんに対して「傷つけてしまうかもしれない」という恐怖や衝動がある場合も、緊急性が高い状態です。これらは産後うつが重症化している可能性があり、専門的な治療が必要になります。
その他にも、何をしても気分が晴れない状態が2週間以上続いている、赤ちゃんのお世話ができないほど気力がわかない、食事や睡眠が全く取れない、家族との関係が悪化して孤立感が強いなどの症状がある場合は、早めの受診をお勧めします。産後うつは治療可能な病気であり、早期に適切なケアを受けることで回復できます。
「病院に行きたいけれど、薬を飲むと授乳できなくなるのでは」と心配している方も多いと思います。確かに授乳中は使える薬が限られますが、授乳を続けながら治療を受けることは十分可能です。
産後うつの治療には、カウンセリングや認知行動療法などの心理療法があります。これらは薬を使わずに専門家と話をしながら、考え方のパターンや対処方法を身につけていく治療法で、授乳中でも安全に受けることができます。また産婦人科や精神科では、授乳中でも使用できる抗うつ薬もあり、医師と相談しながら最適な治療法を選ぶことができます。
地域の保健センターでは助産師や保健師による相談を受けることもでき、家庭訪問や電話相談なども利用できます。一人で抱え込まず、まずは誰かに相談することが回復への第一歩になります。
ここまで産後うつについてお伝えしてきましたが、当院のような整骨院では産後うつの診断や治療を行うことはできません。しかし医療機関での治療と並行して、身体面からのアプローチによって症状の軽減をサポートすることは可能です。
産後うつの症状には、実は身体の状態も大きく関係しています。骨盤の歪みや自律神経のバランスの乱れ、慢性的な筋肉の緊張などが、イライラや疲労感を悪化させている可能性があるのです。身体が楽になることで精神的にも余裕が生まれ、育児に前向きに取り組めるようになったという方も多くいらっしゃいます。
出産によって開いたり歪んだりした骨盤は、自律神経のバランスにも影響を及ぼします。骨盤周辺には自律神経が集中しており、骨盤が歪むとこれらの神経が圧迫されて正常に機能しなくなることがあります。自律神経が乱れると、イライラしやすくなったり、眠れなくなったり、疲れが取れにくくなったりします。
骨盤を正しい位置に戻すことで自律神経のバランスが整い、リラックスモードへの切り替えがスムーズになります。これにより睡眠の質が向上し、短い睡眠時間でも疲労回復しやすい体になっていきます。実際に当院で骨盤矯正を受けた方からは、「施術後は体が軽くなって気持ちも楽になる」「夜ぐっすり眠れるようになった」という声をいただいています。
産後は骨盤周りの筋肉が硬くなり、血流が悪くなっていることが多くあります。血流が悪いと体温調節がうまくいかず、冷えやだるさを感じやすくなります。また血液は酸素や栄養素を運ぶだけでなく、ホルモンを全身に届ける役割も担っているため、血流が悪いとホルモンバランスの回復も遅れてしまいます。
当院の施術では骨盤矯正に加えて、全身の筋肉の緊張を緩和し血流を改善していきます。体が温まり血流が良くなることで、ホルモンバランスの安定もサポートされ、イライラや気分の落ち込みが軽減されることがあります。
当院では施術だけでなく、お母さんたちの話をじっくり聞くことも大切にしています。一日中赤ちゃんと二人きりで、大人と会話する機会がないという方にとって、整骨院に来て誰かに話を聞いてもらえるだけでも気持ちが楽になることがあります。
「こんなことで辛いなんて言えない」「弱音を吐いたら母親失格だと思われる」と一人で抱え込んでいた気持ちを吐き出すことで、心の負担が軽くなります。当院には産後のお母さんが多く来院されているため、同じような悩みを持つ方々の話を共有できることもあります。
産後うつの回復には、家族の理解と協力が不可欠です。特にパートナーの方に知っておいてほしいのは、産後うつは決して「甘え」や「怠け」ではなく、医学的な根拠のある病気だということです。
「頑張れ」という励ましは逆効果になることがあります。お母さん自身が一番頑張っていて、それでもどうにもならない状態だからです。必要なのは具体的な手助けで、赤ちゃんのお世話を代わる、家事を分担する、お母さんが一人でゆっくりする時間を作るなど、実際の負担を減らすことが大切です。
また「話を聞く」ことも重要なサポートです。アドバイスや解決策を提示するのではなく、ただ「辛いね」「大変だったね」と共感しながら話を聞くだけで、お母さんの孤独感は和らぎます。
産後のイライラや疲れ、そして「もしかしたら産後うつかもしれない」という不安を一人で抱え込む必要はありません。これはあなたの性格が悪いからでも、母親として失格だからでもなく、誰にでも起こりうる病気なのです。
まずは産婦人科や心療内科を受診して、専門家の診断を受けることをお勧めします。そして医療機関での治療と並行して、当院のような整骨院で身体面からのケアを受けることで、より早い回復が期待できます。体が楽になると心にも余裕が生まれ、育児を楽しめるようになっていきます。
当院には産後のお母さんが多く来院され、体の不調だけでなく心の悩みも含めて相談してくださっています。「ここに来ると体も心もリラックスできる」「話を聞いてもらえるだけで気持ちが楽になる」という声もいただいており、私たちも全力でサポートさせていただきます。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談ください

