
院長:中林お気軽にご相談ください!

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突然ですが、最近こんな経験はありませんか?授乳を終えて立ち上がった瞬間にフラッとした、赤ちゃんを抱っこしながら頭がズキズキ痛む、目の前がぐるっと回るような感覚がある…。
「まさか倒れてしまったら」と思うと、赤ちゃんを一人で抱えているときは本当に怖いですよね。産後のこういった不調は、決して気のせいでも大げさでもありません。


この記事では、産後に頭痛やめまいが起きる原因を一つひとつ丁寧にお伝えしながら、危険なサインの見分け方と、今日からできる対処法についてまとめています。まず「自分は大丈夫かどうか」を確認してから、根本的な改善のヒントをお持ち帰りください。


産後にめまいと頭痛が同時に起きると、「何か重大な病気では?」と不安になるお母さんがとても多いです。ほとんどの場合は深刻な疾患ではなく、身体のバランスの乱れが原因です。ただし、見逃してはいけないサインもありますので、この記事でしっかり確認していただけると安心です
頭痛やめまいの多くは産後の身体的な変化から来るものですが、中には早急に医療機関を受診すべき症状もあります。最初にこの見分け方をお伝えしておくことが、何より大切だと考えています。育児中に突然の症状が出ると判断力が低下しがちですが、次のような場合は迷わず受診してください。
これまで経験したことのない激しい頭痛が突然起きたとき、特に「頭を金槌で殴られたような」と表現されるほどの激しい痛みは要注意です。くも膜下出血など脳血管系の疾患が疑われます。
また、めまいに加えて手足のしびれ・言葉が出にくい・視界がぼやけるといった症状が伴う場合も、速やかに神経内科や救急への受診が必要です。産後は血圧が変動しやすい時期でもありますので、頭痛とめまいに加えて動悸・息切れ・視覚の異常がある方は、まず産婦人科か内科に相談することをおすすめします。
上記のような緊急サインがなく、「立ち上がるときにフラつく」「授乳後に頭が重い」「じわじわと続く鈍い頭痛」であれば、産後の身体の変化による一般的な不調である可能性が高いです。ここからは、その原因を詳しくお伝えします。
産後のお母さんの身体には、頭痛やめまいを引き起こす要因が複数重なっています。「自分はどれに当てはまるかな」と照らし合わせながら読んでみてください。原因を正しく理解することが、適切な対処への第一歩になります。
出産時の出血や授乳による鉄分消費によって、産後は貧血になりやすい状態が続きます。血液中の赤血球が減ることで、脳や全身への酸素供給が不足します。
立ち上がったときの立ちくらみや、動いたときのふわっとしためまい、頭が重い感じはこの貧血が原因であることが多いです。授乳中は特に鉄分が失われやすく、食事から十分に補えていない場合、症状が長引くことがあります。
出産を境に、エストロゲンなどの女性ホルモンが急激に低下します。このホルモンの激変が自律神経のバランスを崩し、血管の収縮・拡張のコントロールが乱れることで頭痛やめまいが起きます。
特に生後1〜3ヶ月は、ホルモンバランスが最も不安定な時期です。「何もしていないのに突然頭が痛くなる」「気温が変わるとめまいがする」という方は、このホルモン変動が背景にあることが多いです。
夜間授乳で睡眠が細切れになると、脳や神経系の回復が追いつかなくなります。慢性的な睡眠不足は、頭痛とめまいの両方を引き起こしやすい状態をつくります。
「疲れているのに眠れない」「眠ってもスッキリしない」という状態は、自律神経が疲弊しているサインです。疲れと頭痛が同時に出る方は、神経系の回復が追いついていない可能性を考えてみてください。
授乳中のお母さんは、1日に数百ミリリットルもの水分を母乳として失います。意識していないと慢性的な水分不足になりやすく、脱水は頭痛の直接的な原因になります。
食事が十分に取れていない、食欲がわかないという状態が続くと、脳や神経が働くためのエネルギーも不足します。「ご飯を食べる暇がない」という産後ママのお声はよく聞きますが、こういった栄養不足が積み重なって頭痛やめまいを引き起こすこともあります。
「頭痛とめまいなのに、なぜ骨盤が関係するの?」と思われるかもしれません。でもこれが、産後の頭痛やめまいを根本から理解するうえで最も重要な視点です。
産後は骨盤周囲の靭帯が緩んだ状態で育児が始まります。抱っこや授乳の前傾み姿勢が加わることで、骨盤が歪んだまま背骨・肩・首へと影響が連鎖し、首の筋肉が過度に緊張します。首まわりの緊張は頭部への血流を妨げるだけでなく、自律神経の幹線にも影響を与えるため、頭痛とめまいが同時に起きやすくなります。
「自分の頭痛やめまいはどの原因から来ているのか」が気になる方のために、目安となるポイントをまとめました。複数当てはまる場合も多いので、参考程度にご確認ください。
| 原因 | こんな症状が出やすい |
|---|---|
| 産後貧血 | 立ち上がるときの立ちくらみ、動いたときのフラつき、顔色が白い |
| ホルモン変化 | 突発的な頭痛、気温や気圧の変化で悪化、月経再開後に変化する |
| 睡眠不足・疲労 | 目の奥の痛み、頭全体が重い感じ、慢性的なだるさを伴う |
| 脱水・栄養不足 | 水分を取ると少し楽になる、授乳後に頭痛が出る |
| 骨盤・姿勢の乱れ | 首こり・肩こりを伴う、後頭部の痛み、抱っこや授乳後に悪化 |
原因の見当がついたら、まず日常生活でできることから取り組んでみましょう。ただし、セルフケアで対応できる範囲と、専門的なアプローチが必要な範囲があることも正直にお伝えします。
まず意識してほしいのが、水分をこまめに取ることです。授乳のたびにコップ1杯の水を飲む習慣をつけると、脱水による頭痛の予防になります。食事では鉄分(レバー・小松菜・納豆)やビタミンC(吸収を助けます)を意識して取るようにしましょう。
貧血の症状が強い場合は産婦人科で血液検査を受けることをおすすめします。鉄剤の処方が最短の改善策になることもあります。
授乳のときは背筋を伸ばし、授乳クッションを使って赤ちゃんを高い位置に持ち上げることで、首への負担が大幅に減ります。後頭部と首の付け根を温めるタオルケアも、緊張型の頭痛緩和に効果的です。
耳を肩に近づけるようなゆっくりとした首のストレッチも、育児の合間に取り入れてみてください。強く引っ張らず、重力に任せるイメージで行うのがポイントです。
セルフケアで筋肉の緊張を一時的に緩めることはできても、骨盤の歪みや頸椎のズレという構造的な問題を自分で修正することはできません。骨格の根本的なバランスが崩れたままであれば、どれほどストレッチや温めを続けても、症状は繰り返し戻ってきます。
「同じことの繰り返しで疲れた」「やっても効果を感じない」と感じていたら、それはセルフケアの限界のサインです。
当院では、頭痛やめまいに対して「頭だけ」「首だけ」を見るのではなく、身体全体のバランスを検査してから施術を行います。骨盤から始まり、背骨・肩・首という全身の連鎖を整えることで、頭部への血流の改善と自律神経の安定を同時に目指しています。
姿勢分析・関節可動域・神経学的検査など5種類の検査を組み合わせることで、頭痛やめまいがどこから来ているかを丁寧に把握します。「病院で異常なし」と言われた方の多くが、この検査で見落とされていた骨格のバランスの問題を発見されています。
検査なしに施術を始めることは、原因のわからない症状をやみくもに触ることになります。当院が必ず検査から始める理由は、「どこに何が起きているか」を把握することが、最短の改善につながると考えているからです。
骨盤の歪みが整うと、背骨の配列が改善し、首や肩への余分な負担が軽くなります。首まわりの緊張が解放されると、頭部への血流が改善し、自律神経への圧迫も緩和されます。これが「頭痛とめまいが一緒に改善されていく」仕組みです。
施術後に「頭がスッと軽くなった」「立ち上がっても揺れなくなった」とおっしゃる方が多いのは、構造的なバランスが整ったことで身体が正常な機能を取り戻すからです。
産後の身体の不調は、頭痛やめまいだけで起きていることはほとんどありません。骨盤の不安定さが全身に連鎖して、様々な症状が同時に現れているケースが多いです。以下の症状にも心当たりがある方は、骨盤を中心とした全身のバランスの乱れを疑ってみてください。
これらは別々の症状に見えて、多くは骨盤の歪みという共通の根本原因からつながっています。一つひとつを個別に対処するより、全体を整えることで複数の症状が同時に改善していくケースを、当院では本当にたくさん経験してきました。
私自身、子どもが3人おり、子育てのしんどさは身近なものとして感じています。お母さんが「自分のことは後回し」にしてしまうのは、子を想う優しさからくるものだとわかっています。でも、お母さんの身体が元気であることが、赤ちゃんにとっても家族にとっても、何より大切なことです。
頭痛やめまいの原因がわからないまま不安を抱え続けるのは、本当につらいことです。「これは病院に行くほどでもないかな」「整体で頭痛やめまいって診てもらえるの?」と迷っている方でも、まず一度ご相談いただければと思います。
検査から施術まですべて院長の私が一人で担当しますので、毎回あなたの状態をきちんと把握したうえで対応できます。産後の不調は根本から改善できます。一人で悩まず、気軽に声をかけてください。

