不妊

不妊とは

一般的には1年間妊活を続けても妊娠しない場合を不妊症と定義します。

正常な状態では、妊活を始めて3か月で約50%、6か月で約70～80%、1年で約90%のカップルが妊娠するとされています。厚生労働省の調査によると、日本で不妊の検査・治療の経験がある夫婦は22.7%で、約4.4組に1組といわれています。

2022年度の不妊治療のレセプト分析では、保険診療の治療を受けた実患者数は37万3575人に上りました。また、2021年に体外受精で生まれた赤ちゃんは6万9797人で、約12人に1人は生殖補助医療によって生まれた赤ちゃんという状況です。高齢化社会の進行とともに患者数は増加傾向にあります。

また、夜間の不安や焦燥感で睡眠が妨げられ、慢性的な睡眠不足から集中力の低下や疲労感の増加を招くこともあります。仕事のパフォーマンスにも影響し、生活の質が著しく低下してしまいます。

不妊の原因

不妊は難治性症状と言われているため、整骨院では頻繁にみる症状ではないかもしれませんが、当院には産婦人科を受診されてから来院される方が数多くいらっしゃいます。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、不妊はひとつの原因で起こっているものではないということです。

不妊の原因として次のようなものが挙げられます。

不妊はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。ホルモンバランスの異常や多嚢胞性卵巣症候群、ストレスや過度なダイエットが排卵障害を引き起こすことがあります。

また、精子の数や運動率の低下、精子を作る機能の障害なども不妊の重要な要因となります。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

不妊でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

不妊の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

タイミング法

成功率が比較的低く、ストレスや精神的負担が大きくなりがちです。また、根本的な原因が解決されない場合があります。

排卵誘発法

卵巣過剰刺激症候群（OHSS）のリスクがあり、多胎妊娠の可能性も高くなります。副作用として頭痛や眠気、吐き気が現れることがあります。

人工授精

成功率がそれほど高くなく、感染症のリスクがわずかながら存在します。また、精神的ストレスが継続する可能性があります。

体外受精・顕微授精

身体的負担が大きく、卵巣刺激や採卵による副作用のリスクがあります。費用が高額で、通院回数も多くなります。また、多精子受精や異所性妊娠のリスクもあります。

薬物療法

長期間の服用が必要な場合があり、副作用や身体への負担が懸念されます。また、根本的な体質改善には限界があります。

不妊を改善するために

不妊の改善には、症状の原因を正確に特定することが何よりも重要です。当院では、徹底した検査によって一人ひとりの症状の原因を明らかにします。

不妊は、単に生殖器の問題だけではなく、姿勢や生活習慣、全身のバランスなども関係しています。

当院では、骨盤だけでなく、首や肩、体全体のバランスを整えることで、不妊の根本的な改善を目指します。

また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、再発防止にも力を入れています。薬に頼らずに改善を目指す方法を、一人ひとりの状態に合わせてご提案いたします。

当院の特徴

当院では、臨床歴25年を超える国家資格を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって全てを担当します。

二名以上の施術者がいる場合、施術者によって経験に差があったり、検査結果が共有されていなかったりする可能性がありますが、当院ではそのような心配はありません。

不妊の改善には生殖器の症状だけでなく、身体全体の状態を把握することが最も重要です。とくに不妊の場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

最短で改善に導くために、検査はとても重要です。検査もせず、いきなり施術を始める治療院もありますが、症状の原因を特定できていなければ、何度も何度も同じ症状を繰り返すことになります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。骨格の専門家である私にお任せください。

不妊のQ＆A

不妊は自然に治りますか？

不妊の原因によって異なりますが、ストレスや生活習慣が原因の場合は、根本的な体質改善により自然妊娠の可能性が高まることがあります。当院では薬に頼らない自然な方法で、妊娠しやすい身体づくりをサポートしています。

不妊の人がやってはいけないことは？

過度なストレス、不規則な生活、極端なダイエット、喫煙、過度な飲酒は避けるべきです。また、自己判断での薬物摂取も控えましょう。身体を冷やす行為や長時間の同一姿勢も妊娠には良くありません。

何歳まで妊娠は可能ですか？

個人差がありますが、女性の妊娠率は35歳頃から低下し始め、40歳を過ぎると大幅に減少します。早めの対策が重要ですが、当院では年齢に関係なく体質改善により妊娠の可能性を高める施術を行っています。

不妊治療はいつまで続けるべきですか？

年齢や治療内容により異なりますが、心身の負担を考慮し、夫婦でよく話し合って決めることが大切です。当院では身体への負担が少ない自然な方法で、無理のない治療を提案しています。

生活習慣で改善できることはありますか？

規則正しい睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理などが妊娠しやすい体づくりに重要です。当院では施術と併せて、日常生活でのアドバイスも丁寧にお伝えしています。

不妊が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、不妊の根本原因を追究し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績を活かし、薬に頼らずに改善を目指す方法をご提案いたします。

原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなります。

不妊のせいで、やりたいことを諦めてしまう前に、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。