脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは

脊柱管狭窄症とは、腰から足にかけての痛みやしびれを引き起こす疾患です。特に歩行時に症状が強くなり、休息すると軽減するという特徴的な症状（間欠跛行）が現れます。

この症状により、長時間の歩行が困難になり、日常生活に大きな支障をきたすことが多くあります。2010年に実施された大規模調査によると、日本国内における腰部脊柱管狭窄症の推定患者数は約240万人とされており、40歳以上人口の3.3%にあたります。

しかし、実際に診断を受けている患者さんは推定65万人に留まっており、多くの方が適切な診断を受けていない可能性があります。高齢化社会の進行とともに患者数は増加傾向にあり、将来的な発症リスクの高まりが懸念されています。

また、夜間の腰や足の痛みで睡眠が妨げられ、慢性的な睡眠不足から集中力の低下や疲労感の増加を招くこともあります。仕事のパフォーマンスにも影響し、生活の質が著しく低下してしまいます。

脊柱管狭窄症の原因

脊柱管狭窄症は難治性症状と言われているため、整骨院では頻繁にみる症状ではないかもしれませんが、当院には整形外科を受診されてから来院される方が数多くいらっしゃいます。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、脊柱管狭窄症はひとつの原因で起こっているものではないということです。

脊柱管狭窄症の原因として次のようなものが挙げられます。

脊柱管狭窄症はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。年齢とともに椎間板の弾力性が失われ、椎体間の隙間が狭くなることで脊柱管が狭窄することもあります。

特に関節の変性により骨の突起（骨棘）ができたり、脊柱管内の靭帯が厚くなることで、神経の通り道が狭くなります。また、先天的に脊柱管が狭い場合があり、加齢などの要因と組み合わさることで症状が現れることもあります。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

脊柱管狭窄症でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

脊柱管狭窄症の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

薬物療法

痛みの根本原因である神経圧迫を解消するものではなく、一時的な症状緩和に留まります。長期服用による副作用のリスクもあります。

理学療法

継続的な取り組みが必要で、効果が現れるまでに時間がかかります。また、適切な指導なしに行うと症状が悪化する可能性があります。

ブロック注射

効果は一時的で、繰り返し施術が必要になることが多く、感染や神経損傷のリスクも伴います。

手術療法

侵襲的な治療のため身体への負担が大きく、合併症のリスクや術後の回復期間が必要です。また、再発の可能性もあります。

脊柱管狭窄症を改善するために

脊柱管狭窄症の改善には、症状の原因を正確に特定することが何よりも重要です。当院では、徹底した検査によって一人ひとりの症状の原因を明らかにします。

脊柱管狭窄症は、単に腰の問題だけではなく、姿勢や生活習慣、全身のバランスなども関係しています。

当院では、腰だけでなく、首や肩、体全体のバランスを整えることで、脊柱管狭窄症の根本的な改善を目指します。

また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、再発防止にも力を入れています。手術せずに改善を目指す方法を、一人ひとりの状態に合わせてご提案いたします。

当院の特徴

当院では、臨床歴25年を超える国家資格を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって全てを担当します。

二名以上の施術者がいる場合、施術者によって経験に差があったり、検査結果が共有されていなかったりする可能性がありますが、当院ではそのような心配はありません。

脊柱管狭窄症の改善には腰の症状だけでなく、身体全体の状態を把握することが最も重要です。とくに脊柱管狭窄症の場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

最短で改善に導くために、検査はとても重要です。検査もせず、いきなり施術を始める治療院もありますが、症状の原因を特定できていなければ、何度も何度も同じ症状を繰り返すことになります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。骨格の専門家である私にお任せください。

脊柱管狭窄症のQ＆A

脊柱管狭窄症は自然に治りますか？

骨の変形や神経圧迫が原因のため、完全な自然治癒は困難です。しかし、適切な治療により症状の改善は十分可能です。早期の対応が症状の進行を防ぎ、生活の質を向上させる鍵となります。

脊柱管狭窄症の人がやってはいけないことは？

腰を反らす動作や重いものを持つこと、長時間同じ姿勢を続けることは避けましょう。これらの動作は症状を悪化させる可能性があります。前かがみの姿勢を心がけることが大切です。

手術をしないと治らないのでしょうか？

多くの場合、保存療法で症状の改善が期待できます。手術は膀胱直腸障害など重篤な症状がある場合の最終手段です。まずは身体に負担の少ない治療法を試すことをお勧めします。

症状が悪化するサインはありますか？

歩行距離の短縮、足の筋力低下、排尿障害などが現れた場合は、速やかに専門医に相談する必要があります。これらの症状は神経の圧迫が進行している可能性を示しています。

何科を受診すれば良いのでしょうか？

まずは整形外科を受診し、MRI検査などで正確な診断を受けることをお勧めします。症状の程度に応じて最適な治療法を選択することが重要です。

脊柱管狭窄症が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、脊柱管狭窄症の根本原因を追究し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績を活かし、手術せずに改善を目指す方法をご提案いたします。

原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなります。

痛みやしびれのせいで、やりたいことを諦めてしまう前に、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。