手根管症候群

手根管症候群の症例報告

手根管症候群とは

夜間や明け方に症状が悪化することが特徴的で、進行すると親指の付け根の筋肉が萎縮して、細かい作業ができなくなります。

ある調査データによると、手のしびれや痛みを訴える人の中で手根管症候群が占める割合は高く、整形外科外来でよく見られる疾患の一つです。

女性が男性の3～10倍発症しやすいとされており、特に妊娠・出産期や更年期の女性に多く見られます。また、パソコン作業などで手を酷使する職業の方にも多く見られる症状です。

また、夜間のしびれや痛みで睡眠が妨げられ、慢性的な睡眠不足から集中力の低下や疲労感の増加を招くこともあります。仕事のパフォーマンスにも影響し、生活の質が著しく低下してしまいます。

手根管症候群の原因

手根管症候群は難治性症状と言われているため、整骨院では頻繁にみる症状ではないかもしれませんが、当院には整形外科を受診されてから来院される方が数多くいらっしゃいます。

これまでの検査結果や臨床経験から断言できるのは、手根管症候群はひとつの原因で起こっているものではないということです。

手根管症候群の原因として次のようなものが挙げられます。

手根管症候群はこのような複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。多くの場合は特発性で、明確な原因が特定できないことが多いです。

特に妊娠・出産期や更年期の女性に多く見られ、ホルモンバランスの変化が関係していると考えられています。また、パソコン作業やスマホ操作、手芸など、手を酷使する作業を長時間続けることも原因の一つです。

1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。病院や他の治療院で改善しなかったとしても、諦める必要はありません。

手根管症候群でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

手根管症候群の場合、病院では以下の治療法が一般的です。

装具療法

日常生活での動作制限があり、長期間の使用が必要です。また、装具だけでは症状が進行している場合に効果が限定的です。

注射療法

効果は一時的で、繰り返し注射が必要になることがあります。また、注射部位の痛みや感染リスク、ステロイドの副作用が懸念されます。

手術療法

手術後のリハビリ期間が必要で、完全回復までに時間がかかることがあります。また、手術部位の痛みや感染、神経損傷などの合併症リスクがあります。

手根管症候群を改善するために

手根管症候群の改善には、症状の原因を正確に特定することが何よりも重要です。当院では、徹底した検査によって一人ひとりの症状の原因を明らかにします。

手根管症候群は、単に手首の問題だけではなく、姿勢や生活習慣、全身のバランスなども関係しています。

当院では、手首だけでなく、首や肩、体全体のバランスを整えることで、手根管症候群の根本的な改善を目指します。

また、日常生活での注意点やセルフケアの方法もお伝えし、再発防止にも力を入れています。手術せずに改善を目指す方法を、一人ひとりの状態に合わせてご提案いたします。

当院の特徴

当院では、臨床歴25年を超える国家資格を持つ院長が、問診から施術まで責任をもって全てを担当します。

二名以上の施術者がいる場合、施術者によって経験に差があったり、検査結果が共有されていなかったりする可能性がありますが、当院ではそのような心配はありません。

手根管症候群の改善には手の症状だけでなく、身体全体の状態を把握することが最も重要です。とくに手根管症候群の場合はいままでと同じ治療法、習慣、アプローチでは根本解決につながりません。

最短で改善に導くために、検査はとても重要です。検査もせず、いきなり施術を始める治療院もありますが、症状の原因を特定できていなければ、何度も何度も同じ症状を繰り返すことになります。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。骨格の専門家である私にお任せください。

手根管症候群のQ＆A

手根管症候群は自然に治りますか？

軽度の場合は症状が軽減することもありますが、多くの場合は適切な治療が必要です。放置すると症状が進行し、筋肉の萎縮など取り返しのつかない状態になることがあります。

手根管症候群の人がやってはいけないことはありますか？

手首を強く曲げる動作や長時間同じ姿勢での作業は避けるべきです。特にパソコン作業や細かい手作業を連続して行うことは症状を悪化させる可能性があります。また、振動工具の使用も控えた方が良いでしょう。

手術以外の治療法はありますか？

初期から中等度の症状であれば、装具療法やステロイド注射、生活習慣の改善などの保存的治療で改善することがあります。当院では、手術せずに改善を目指す方法をご提案しています

手根管症候群は両手に発症しますか？

約半数の方が両手に症状を発症するとされています。片方の手から始まり、もう片方にも症状が出ることがあります。両手に症状がある場合は、より早めの対応が重要です。

仕事を続けながら治療できますか？

症状の程度や仕事内容によります。パソコン作業などが多い場合は、定期的な休憩や姿勢の改善、装具の使用などで対応できることもあります。当院では、一人ひとりの生活スタイルに合わせた施術計画をご提案します。

手根管症候群が改善せずに悩んでいた皆さまも、当院の施術を受けて、このような変化がありました。

当院では、手根管症候群の根本原因を追究し、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。25年以上の臨床経験と10万人以上の施術実績を活かし、手術せずに改善を目指す方法をご提案いたします。

原因がわかり改善方法がわかれば、抱えている不調も怖いものではありません。ずっと諦めていたことができるようになると、きっと人生はもっと楽しくなります。

痛みやしびれのせいで、やりたいことを諦めてしまう前に、一人で悩まず、ぜひ一度ご相談ください。