
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区中百舌鳥で中林整骨院を開業している中林佑樹です。実は私自身、小学1年生の冬に交通事故で大怪我をした経験があります。右足の太ももを骨折し、手術を受けて約2か月間入院、その後4か月間のリハビリは本当につらかったことを今でも覚えています。


だからこそ、むちうちで苦しんでいる方の気持ちがよく分かりますし、早く良くなってほしいという想いで日々施術にあたっています。今日は、むちうちになった時に絶対にやってはいけないことについて、私の臨床経験25年以上の知識と10万人以上の施術実績からお話しさせていただきますね。


むちうちは適切な対処をしないと後遺症が残りやすい症状です。今日お伝えすることを守って、一日も早い回復を目指しましょう
むちうちは正式には「頸椎捻挫」や「外傷性頸部症候群」と呼ばれ、交通事故などで首に強い衝撃が加わることで起こります。首がむちのようにしなることからむちうちと呼ばれているんですね。症状としては、首の痛みだけでなく、頭痛、めまい、吐き気、肩こり、手のしびれなど、人によって様々な症状が現れます。
特に厄介なのは、事故直後は痛みを感じなくても、数日後に症状が現れることが多いという点です。「大したことない」と自己判断してしまうと、後から症状が悪化したり、後遺症が残ったりする可能性があるため注意が必要です。
ここからが本題です。むちうちになった時、知らず知らずのうちに症状を悪化させてしまう行動があります。以下の5つは特に注意していただきたいポイントです。一つずつ詳しく見ていきましょう。
これが最も危険です。事故直後は興奮状態やショック状態にあるため、痛みを感じにくくなっています。しかし、時間が経つにつれて炎症が広がり、数時間後や翌日になって急に痛みが強くなることがよくあります。
「この程度なら大丈夫」と自己判断して病院や整骨院に行かないでいると、適切な治療時期を逃してしまい、症状が慢性化したり後遺症が残ったりする可能性が高まります。事故に遭ったら、痛みがなくても必ず医療機関を受診することが何より大切です。
これもよくある間違いです。むちうち直後、特に受傷から2~3日間は、首の組織に炎症が起きている急性期です。この時期に温めてしまうと、血管が拡張して炎症が悪化し、痛みや腫れが強くなってしまいます。
ですから、受傷直後はお風呂に長く浸かったり、温湿布を貼ったり、ホットタオルで温めたりするのは避けてください。シャワーで手短に済ませるのが無難です。ただし、炎症が治まってきた数日後からは、逆に温めることで血行が良くなり回復が早まる場合があります。温めるか冷やすかは時期によって変わるので、専門家の指示に従うことが重要です。
「痛いところを揉めば良くなるだろう」と考えて、自分や家族にマッサージしてもらう方がいらっしゃいますが、これは本当に危険です。首には脳につながる重要な神経や血管が集中しています。知識のない人が強く揉んだり押したりすると、神経を傷つけたり、炎症を悪化させたりする可能性があります。
特に受傷直後のマッサージは厳禁です。傷ついた筋肉や靭帯にさらにダメージを与えてしまいます。マッサージが有効になるのは、炎症が治まって回復期に入ってからです。そして、必ず国家資格を持った専門家による施術を受けることが大切です。
「早く治したいから」と痛みを我慢してストレッチをしたり、首を回したりする方がいますが、これも症状を悪化させる原因になります。むちうちで傷ついた筋肉や靭帯は、例えるなら「伸びきって少し切れた輪ゴムのような状態」です。そこを無理に引き伸ばせば、傷が広がってしまうのは想像できますよね。
急性期は安静が第一です。ただし、ずっと動かさないのも良くありません。炎症が治まってきたら、専門家の指導のもとで少しずつ可動域を広げていくことが回復への近道です。
事故のショックを忘れたくて、あるいはリラックスしたくてお酒を飲みたくなる気持ちは分かります。しかし、アルコールには血行を促進する働きがあるため、炎症が悪化してしまいます。お酒を飲むと体が火照って赤くなるのは、血管が拡張しているからなんですね。
また、処方された痛み止めや湿布などの薬と併用すると、副作用のリスクも高まります。少なくとも急性期の間は、アルコールは控えるようにしてください。
上記の5つに加えて、日常生活でも気をつけていただきたいことがあります。長時間の運転は首や肩の筋肉を緊張させるため、できるだけ避けてください。どうしても運転が必要な場合は、こまめに休憩を取りながら行いましょう。
また、頚椎カラー(首を固定する器具)を長期間つけっぱなしにするのも良くありません。筋肉が弱くなり、かえって回復が遅れる可能性があります。医師や柔道整復師の指示に従って、適切な期間で使用することが大切です。
デスクワークやスマートフォンの使用で長時間同じ姿勢を続けるのも、首に負担がかかります。1時間に一度は休憩を取って、軽く体を動かすようにしてください。
やってはいけないことを避けるだけでなく、積極的に回復を促すことも重要です。まず何より、事故に遭ったらすぐに医療機関を受診してください。整形外科で画像診断を受けて、骨に異常がないかを確認することが第一歩です。
その上で、整骨院での施術を併用することをお勧めします。整形外科では主に薬物療法が中心ですが、整骨院では手技療法によって筋肉の緊張を和らげたり、関節の動きを整えたり、血流を改善したりすることができます。特に慢性期に入ってからは、整骨院での施術が非常に効果的です。
当院では、姿勢分析、関節可動域検査、神経検査など、5種類の独自検査によって一人ひとりの症状の原因を詳しく調べます。むちうちは単に首だけの問題ではなく、骨盤や背骨のバランス、自律神経の乱れなど、全身の問題が絡み合っていることが多いからです。
私自身が交通事故の経験者だからこそ、事故後の不安や痛みがどれほど辛いものか理解しています。そして、4か月間のリハビリを乗り越えた経験から、適切な治療と継続的なケアがいかに大切かも身をもって知っています。
当院では、国家資格を持つ私が問診から施術まで責任を持って全てを担当します。施術者が変わることで検査結果が共有されなかったり、施術のレベルにばらつきが出たりする心配はありません。臨床経験25年以上、10万人以上の施術実績を活かし、一人ひとりの状態に合わせた最適な施術プランをご提案します。
また、整骨院での交通事故治療は、自賠責保険が適用されるため、窓口負担がゼロで受けられる場合がほとんどです。保険会社とのやり取りについてもサポートさせていただきますので、安心してご相談ください。
交通事故に遭われた方の中には、体の痛みだけでなく、保険会社との示談交渉や過失割合、損害賠償など法的な問題でお困りの方も多くいらっしゃいます。「相手の保険会社の対応に納得がいかない」「適正な慰謝料がもらえるか不安」「過失割合に納得できない」といったご相談もよくお聞きします。
当院は、交通事故専門である漣法律事務所と提携しているため、交通事故に関する法的な問題でお困りの場合、専門家のアドバイスを受けることもできます。体の治療と並行して、法的なサポートも受けられる体制が整っていますので、安心してご相談ください。治療に専念できる環境を整えることも、早期回復のためには大切なことです。
むちうちでやってはいけないことは、放置すること、受傷直後に温めること、自己流でマッサージすること、無理に首を動かすこと、アルコールを摂取することの5つです。これらを避けることで、症状の悪化や後遺症を防ぐことができます。
むちうちは適切な対処をすれば必ず良くなります。しかし、間違った対処をすると長引いたり、慢性化したりする厄介な症状でもあります。「やってはいけないこと」をしっかり守って、適切な治療を受けることが何より大切です。
もし今、むちうちの症状でお悩みなら、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。私自身の事故とリハビリの経験、そして25年以上の臨床経験をもとに、あなたの痛みや不安に寄り添い、根本的な改善を目指します。また、法的な問題で困っている場合も、提携している交通事故専門の法律事務所と連携してサポートできますので、お気軽にお声がけください。やりたかったことを我慢せずにできる日常を、一緒に取り戻していきましょう。



