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むちうち症状と猫背の影響|なぜ症状が重症化するのか専門家が解説

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交通事故でむちうちになってから、なかなか症状が良くならないと悩んでいませんか。整形外科で診てもらっても特に異常が見つからず、でも痛みやしびれは続いている。そんなとき、ふと鏡を見て自分の姿勢が悪いことに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんにちは、堺市北区で中林整骨院を開業している中林です。当院には交通事故の後遺症で来られる方が多いのですが、診察をしていると猫背の方は明らかに症状が重く、回復にも時間がかかる傾向があるんです。実は25年以上の臨床経験の中で、猫背とむちうちの重症度には深い関係があることを何度も目の当たりにしてきました。

今日は、なぜ猫背だとむちうちの症状が重くなりやすいのか、そして事故後に姿勢が悪化する理由、さらには改善のためのポイントまで詳しくお伝えしていきます。同じ事故に遭っても、人によって症状の出方が全く違うのには、実は姿勢が大きく関わっているんですよ。

院長:中林

猫背とむちうちの関係を理解すれば、なぜ自分の症状が重いのかが分かります。改善への第一歩になりますよ

目次

なぜ猫背だとむちうちが重症化しやすいのか

これは本当に多くの患者さんから聞かれる質問なんです。同じ車に乗っていて同じ事故に遭ったのに、自分だけ症状が重くて手にしびれまで出ている。そんなとき、実は事故前の姿勢が大きく影響していることが多いんですよ。

猫背の方は、普段から首が前に出ている状態で生活しています。頭の重さは体重の約10パーセント、つまり体重60キロの方なら6キロもの重さがあるんです。この重たい頭が前に出ていると、首の筋肉は常に引っ張られた状態になっています。

事故の衝撃が加わったとき、この前に出ている首はムチのようにしなる幅が大きくなるんです。専門的には振幅が大きいと言うのですが、正常な姿勢の方に比べて首が前後に振られる距離が長くなってしまいます。その結果、筋肉や靭帯、神経へのダメージも大きくなるというわけなんですね。

振幅の違いが生む深刻なダメージ

当院で実際に診てきた重症例を見ると、腕や手にしびれが出ている方のほとんどが事故前から猫背だったという共通点があります。首が大きく振られることで、神経まで傷つけてしまうケースが本当に多いんです。

正常な姿勢の方は、首が本来のカーブを保っているため、事故の衝撃をある程度分散させることができます。でも猫背の方は、そのクッション機能が働きにくく、衝撃がダイレクトに首の組織に伝わってしまうんですよ。

これは私が25年間の臨床で繰り返し確認してきた事実です。姿勢分析の結果と症状の重さを比較すると、明らかな相関関係が見られるんです。だからこそ、猫背を改善することが症状改善の大きな鍵になるんですね。

事故前の姿勢習慣が運命を分ける

普段デスクワークをしている方は特に注意が必要です。パソコンやスマートフォンを見る時間が長いと、どうしても首が前に出て猫背になりやすいんです。一日8時間も10時間もこの姿勢でいると、筋肉の緊張が慢性化してしまいます。

こうして固まった姿勢のまま交通事故に遭うと、首の柔軟性が失われているため、衝撃を吸収することができません。本来なら筋肉が伸び縮みして衝撃を和らげるはずなのに、硬くなった筋肉ではそれができないんですよ。

当院に来られる患者さんの中にも、事故前から肩こりや首のこりがひどかったという方が多くいらっしゃいます。これは既に筋肉が疲労して硬くなっていたサインなんです。その状態で事故に遭えば、当然ダメージも大きくなってしまいます。

むちうち後に猫背が悪化する悪循環

ここまでは事故前の猫背についてお話ししてきましたが、実は事故後に姿勢が悪化するケースも非常に多いんです。これがまた厄介な問題を引き起こすんですよ。

むちうちになると首に痛みが出ますよね。この痛みをかばおうとして、無意識のうちに首を前に出したり肩をすくめたりする姿勢を取ってしまうんです。痛みから逃げようとする自然な反応なのですが、これが猫背を進行させる原因になります。

さらに、事故のストレスで自律神経が乱れると、筋肉の緊張がさらに強くなって姿勢が固まってしまうんです。気持ちが不安定になったり眠れなくなったりすると、体も緊張して丸まってくるんですよ。

痛みが作り出す不良姿勢

当院で姿勢分析をしてみると、事故から1ヶ月後、3ヶ月後と時間が経つにつれて猫背が進行しているケースが本当に多いんです。最初は軽度のむちうちだったのに、姿勢の悪化によって症状が慢性化してしまうこともあります。

痛みをかばう姿勢を続けていると、今度はその姿勢が原因で新たな痛みが生まれます。背中が丸まることで肩甲骨周りの筋肉が引っ張られて、肩こりや背中の痛みが出てくるんです。頭痛も起こりやすくなります。

こうして症状が増えると、ますます体を動かすのが億劫になって、さらに姿勢が悪くなるという悪循環に陥ってしまうんですね。この連鎖を早い段階で断ち切ることが、とても重要なんです。

猫背がもたらす具体的な症状への影響

猫背とむちうちの組み合わせは、本当に様々な症状を引き起こします。当院に来られる患者さんからよく聞くのは、首の痛みだけでなく、頭痛、めまい、吐き気、目の疲れ、集中力の低下などです。

これらは全て首の姿勢と関係があるんです。猫背で首が前に出ていると、頭を支えるために後頭部の筋肉が常に緊張します。この筋肉の緊張が頭痛を引き起こすんですよ。さらに、首の血流も悪くなるため、めまいや吐き気も起こりやすくなります。

腕や手のしびれも、猫背による神経の圧迫が原因であることが多いんです。首が前に出ることで、首から腕に向かう神経が引っ張られたり圧迫されたりして、しびれや痛みが出るんですね。

回復を遅らせる姿勢の影響

さらに問題なのは、猫背のままでいると治療効果が十分に出ないということなんです。どんなに良い治療を受けても、日常生活で悪い姿勢を続けていたら、元の木阿弥になってしまいます。

睡眠時の姿勢も重要です。猫背の方は寝ているときも背中が丸まりやすく、首に負担がかかり続けます。朝起きたときに首が痛い、体が重いと感じる方は、睡眠中の姿勢も見直す必要があるんですよ。

姿勢改善が症状改善への近道

ここまで猫背がむちうちに与える悪影響についてお話ししてきましたが、裏を返せば、姿勢を改善することで症状も大きく改善するということなんです。これは本当に多くの患者さんで実証されています。

当院では、まず詳細な姿勢分析を行います。どの部分がどれだけ歪んでいるのか、数値で把握することで、具体的な改善目標が立てられるんです。闇雲に治療するのではなく、データに基づいて計画的に進めていくことが大切なんですよ。

姿勢矯正は一朝一夕にはいきません。長年の習慣で作られた姿勢を変えるには、継続的なアプローチが必要です。でも、正しい方法で取り組めば、必ず変化は現れます。

当院でのアプローチ方法

当院では、単に姿勢を正すだけでなく、なぜその姿勢になったのかという根本原因を探ります。骨格の歪み、筋肉のアンバランス、生活習慣の問題など、様々な要因が絡み合っていることが多いんです。

施術では、関節の動きを整えることで骨格のバランスを改善し、筋肉の緊張をほぐしていきます。同時に、正しい姿勢を体に覚えさせるためのアドバイスもさせていただきます。デスクワークの環境改善や、日常動作の見直しも重要なポイントなんですよ。

特に交通事故による症状の場合は、早期からの姿勢改善が予後を大きく左右します。痛みが強い急性期でも、できる範囲での姿勢指導を行うことで、慢性化を防ぐことができるんです。

日常生活で気をつけるべきポイント

治療院での施術も大切ですが、やはり一日の大半を過ごす日常生活での姿勢がとても重要なんです。特にデスクワークの方は、パソコンの画面の高さや椅子の高さを見直してみてください。画面が低いと自然と首が前に出てしまいます。

スマートフォンを見るときも要注意です。下を向いて見続けると、首に大きな負担がかかります。できるだけ目線の高さで見るように心がけてください。電車の中や待ち時間など、気づいたらずっと下を向いていたということがないように意識することが大切です。

立っているときや歩いているときの姿勢も見直しましょう。胸を張りすぎる必要はありませんが、軽く顎を引いて、耳と肩が一直線になるような姿勢を意識してください。最初は疲れるかもしれませんが、続けることで正しい姿勢が自然になってきます。

猫背とむちうちの関係を理解して前に進む

ここまで、猫背がむちうちの症状にどう影響するかについて詳しくお伝えしてきました。事故前の姿勢が症状の重さを左右すること、そして事故後に姿勢が悪化する悪循環があること、でも同時に姿勢を改善することで症状も改善できることをご理解いただけたと思います。

もしあなたが今、むちうちの症状がなかなか改善せずに悩んでいるなら、一度自分の姿勢を見直してみてください。鏡で横から見たとき、耳が肩よりも前に出ていませんか。背中が丸まっていませんか。もしそうなら、姿勢の改善が症状改善の突破口になるかもしれません。

自分の姿勢が正しいのかどうか、どこをどう改善すればいいのか分からないという方は、ぜひ専門家に相談してください。当院では、詳細な姿勢分析と検査を行って、あなたの症状の本当の原因を突き止めます。そして、一人ひとりに合わせた改善プランを立てて、根本からの回復を目指していきます。私も小学生のときに交通事故でケガをした経験があるので、事故後の辛さは本当によく分かります。一人で悩まず、いつでも気軽にご相談くださいね。一緒に頑張っていきましょう。


院長:中林

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