
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
交通事故に遭ってしまい、首に痛みがある方へ。堺市北区で整骨院を開院している中林です。事故直後は何をしていいのか分からず、不安でいっぱいですよね。
実はむちうちの治療では、やってはいけないことがいくつかあります。間違った対処をしてしまうと症状が悪化したり、慢性化してしまうリスクが高まるんです。25年以上の臨床経験の中で、多くの患者さんを診てきましたが、知らないうちに症状を悪化させてしまっている方が本当に多いんです。
この記事では、むちうちになったら絶対にやってはいけない7つの禁止事項と、その理由について詳しくお伝えしていきます。取り返しのつかないことになる前に、ぜひ最後まで読んでくださいね。


事故直後は混乱していて当然です。でもこれから説明する禁止事項だけは必ず守ってください
交通事故後のむちうちは、首だけでなく全身に影響を及ぼす症状です。適切に対処しないと、後遺症として一生涯にわたって痛みが残る可能性もあります。ここでは、当院に来られる患者さんが事故後によくやってしまっている、絶対に避けるべき行動をお伝えします。
これが最も危険な行動です。「このくらいの痛みなら我慢できる」「忙しいから病院に行く時間がない」といって放置する方がいらっしゃいますが、むちうちは放置すると確実に悪化します。事故直後は興奮状態でアドレナリンが出ているため痛みを感じにくく、数日後に急激に症状が現れることも珍しくありません。
実際に当院に来られる方の中にも、事故から2週間以上経ってから初めて受診される方がいますが、そういった方は回復に時間がかかる傾向があります。炎症が進行してしまっているため、治療期間が長引いてしまうんです。また、保険会社との交渉でも不利になる可能性があります。事故との因果関係を証明するためにも、事故後すぐに医療機関を受診することが重要です。
これは特に注意していただきたいポイントです。多くの方が「温めると血行が良くなって早く治る」と考えて、事故直後から温湿布を貼ったりお風呂で温めたりしてしまいます。しかしこれは大きな間違いです。急性期に温めると炎症がさらに広がり、痛みや腫れが悪化してしまいます。
一般的には急性期間の2〜3日が過ぎたら冷やさないようにして、温めてくださいと指導されるはずですが、当院では患部の冷却を積極的に行って症状をしっかり鎮静化させるようにしています。見た目では分かりにくいのですが、痛みが少し和らいでも体の中ではまだ炎症が続いていることがあるんです。多くの治療院では数日で温める指導をしますが、それでは炎症が完全に治まらず、症状が長引く原因になることがあります。
焦って温めるよりも、炎症を確実に抑えることが根本改善への近道です。当院の経験では、しっかりと冷却を続けることで回復期間が短縮できるケースが多いんです。
痛みがあるとついつい揉みほぐしたくなる気持ちは分かります。でも急性期の強いマッサージは絶対に禁止です。損傷した筋肉や靭帯をさらに傷つけてしまい、回復が遅れるだけでなく症状を悪化させる原因になります。特に首の周辺は神経や血管が集中している繊細な部位なので、素人判断でのマッサージは危険です。
家族に揉んでもらったり、市販のマッサージ器を使ったりするのも避けてください。当院でも施術を行いますが、急性期は非常にソフトなタッチで行います。強い刺激は組織の回復を妨げるだけなので、専門家に任せることをお勧めします。
「動かさないと固まってしまうのでは」という不安から、事故直後から無理に首を回したり、早い段階でジョギングやスポーツを始めてしまう方がいます。これも禁止事項の一つです。損傷した組織が修復される前に無理な動きをすると、傷が広がって症状が長引きます。
安静にするといっても、完全に動かさないわけではありません。日常生活の範囲で痛みが出ない程度に動かすことは大切です。ただし、首を急激に回す動作、重い荷物を持つこと、ランニングや筋トレなどの激しい運動は最低でも2週間は避ける必要があります。仕事で重労働をされている方は、医師に相談して休業や軽作業への転換を検討してください。
事故のストレスから、お酒を飲んで気を紛らわせたくなる気持ちは理解できます。しかし飲酒は血流を促進するため、炎症を悪化させる原因になります。また、アルコールは痛み止めの効果を弱めたり、副作用を強めたりすることもあります。鎮痛剤や筋弛緩剤を服用している場合は、特に危険です。
少量なら大丈夫だろうと思うかもしれませんが、治療中は完全に禁酒することをお勧めします。せめて急性期の2週間は絶対に避けてください。お酒の代わりに、リラックスできる音楽を聴いたり、軽い読書をしたりするなど、別のストレス解消法を見つけましょう。
入浴も温める行為なので、急性期は注意が必要です。長時間の入浴や42度以上の熱いお湯に浸かると、患部の炎症が悪化します。事故直後の数日間は、シャワーで済ませるか、ぬるめのお湯(38〜40度)に短時間だけ浸かる程度にしてください。
サウナや岩盤浴も同様に禁止です。体を温めすぎると血流が増加し、炎症反応が強まってしまいます。炎症が落ち着いてきたら、徐々に入浴時間を延ばしていくことができますが、その判断は専門家に相談してから行ってください。
整形外科で頸椎カラー(首を固定する装具)を処方されることがありますが、長期間の装着は逆効果になります。2週間以上装着し続けると、首の筋肉が衰えてしまい、かえって回復が遅れることが分かっています。頸椎カラーは急性期の数日間だけ使用し、その後は外して少しずつ動かしていくことが大切です。
医師から指示された期間を超えて自己判断で装着を続けるのは避けてください。筋力低下や関節の可動域制限を招き、慢性的な症状につながる可能性があります。
禁止事項を理解したところで、では実際にどう対処すればいいのでしょうか。事故直後の対応が、その後の回復を大きく左右します。ここでは正しい初期対応についてお伝えします。
事故に遭ったら、痛みが軽くても必ず整形外科を受診してください。レントゲンやMRIなどの画像診断で、骨折や脱臼などの重大な損傷がないかを確認することが最優先です。画像で異常がなくても、むちうちの診断書をもらっておくことが重要になります。
また、事故から時間が経ってしまうと、事故との因果関係を証明するのが難しくなります。保険会社との交渉や後遺障害認定を受ける際にも、早期受診の記録が必要になるので、必ず事故当日か翌日には受診しましょう。
自宅でのケアとしては、患部を冷やすことが基本です。ここで重要なのが冷却方法です。患部の冷却は保冷材は使わず氷水を使うようにしてください。保冷材では冷却効果が不十分で、氷水の方が確実に炎症を抑えることができます。
ビニール袋に氷と水を入れて患部に当て、冷却時間は20分は最低行うようにしましょう。その後1時間半程度休憩してから、再度20分冷却するというサイクルを繰り返します。一日に3〜5回程度行うのが理想的です。炎症が強い場合は氷水が直接肌に触れると痛みがでることもあるので、その場合はガーゼを一枚挟んで冷やすと痛みも軽減します。
当院では、症状の鎮静化を確実にするために、一般的に言われる2〜3日よりも長く冷却を続けることを推奨しています。炎症反応が完全に落ち着くまでは、焦らずに氷水での冷却を継続することで、より早く確実に回復できます。
安静にするといっても、寝たきりになる必要はありません。痛みが出ない範囲で日常生活を送ることが大切です。ただし、首に負担がかかる動作は避け、デスクワークの場合は30分に1回は休憩を取り、姿勢を変えるようにしてください。
適切に対処していても、症状が悪化することがあります。以下のような症状が現れたら、すぐに医療機関を受診してください。
これらは神経の圧迫や損傷が進行しているサインかもしれません。放置すると後遺症として残る可能性があるので、早めに専門家に相談してください。
ここまでお伝えしてきた7つの禁止事項、覚えていただけましたか。症状を放置しない、早い段階で温めない、自己流でマッサージしない、無理に動かさない、飲酒しない、長時間入浴しない、頸椎カラーを長期装着しない。この7つだけは絶対に守ってください。
私自身、小学1年生の時に交通事故で骨折し、約4か月間のリハビリを経験しました。その辛さは今でも覚えています。だからこそ、事故に遭われた方の不安な気持ちがよく分かるんです。
むちうちは、適切な対処をすれば必ず改善します。ただし、そのためには正しい知識を持って行動することが大切です。間違った対処をして症状を悪化させ、後遺症に苦しむ方を一人でも減らしたいという思いで、この記事を書きました。
当院では25年以上の臨床経験と、10万人以上の施術実績をもとに、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。国家資格を持つ院長が、問診から施術まで一貫して担当しますので、体の微妙な変化も見逃しません。一般的な治療法とは異なる独自のアプローチで、症状の根本改善を目指します。
もし今、事故後の痛みで悩んでいるなら、一人で抱え込まずにいつでもご相談ください。「こんなこと聞いてもいいのかな」と思うような小さなことでも構いません。あなたが一日も早く笑顔で過ごせる日々を取り戻せるよう、全力でサポートさせていただきます。

