
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
堺市北区で中林整骨院をしている中林佑樹です。交通事故でむちうちになってから数ヶ月が経過しても、首の痛みや頭痛、手のしびれが一向に良くならず、「このまま一生治らないのではないか」と不安を感じていませんか。
整形外科に通院を続けているのに症状が改善せず、医師から「そろそろ症状固定です」と言われて、これからどうすればいいのか悩んでいる方も多いと思います。実は当院にも、交通事故から半年近く経っても症状が残り、後遺症として残ってしまうのではないかと心配されている方が数多く来院されています。




むちうち後遺症の約半数が3ヶ月で治らず、適切な対応が後遺障害認定の鍵となります
私自身も小学生の頃に交通事故で入院した経験があり、「治るのだろうか」という不安を抱えながらリハビリに取り組んだ日々を今でも覚えています。今日は25年以上の臨床経験から、むちうちの後遺症とは何なのか、後遺障害認定を受けるために知っておくべきこと、そして症状改善の可能性について詳しくお伝えしていきます。
むちうちの後遺症とは、交通事故などで首に急激な力が加わった後、適切な治療を受けても症状が長期間残ってしまう状態のことを指します。正式には「頸椎捻挫後遺症」や「外傷性頸部症候群後遺症」と呼ばれ、医学的にも認められた状態なんです。
実は、むちうちになった方の約50%が3ヶ月経っても完全には治らず、約20%の方が1年経過しても何らかの症状を抱えているというデータがあります。さらに、10〜20%の方は数年にわたって症状が続くこともあるんですね。これは決して珍しいことではなく、むちうちという症状の特性によるものです。
ただし、誤解しないでいただきたいのは、後遺症が残ったからといって「一生治らない」わけではありません。適切な治療と生活習慣の改善によって、症状を軽減したり、日常生活に支障がない程度まで改善できる可能性は十分にあります。大切なのは、後遺症の現実を理解したうえで、適切な対応を取ることなんです。
むちうちの後遺症として残りやすい症状にはいくつかの特徴があります。最も多いのは首の痛みや肩こりで、特に長時間のデスクワークや同じ姿勢を続けた後に強くなる傾向があります。また、天気が悪い日や気圧の変化で症状が悪化することも珍しくありません。
次に多いのが上肢のしびれや痛みです。手や腕に電気が走るようなしびれ感があったり、細かい作業がしにくくなったりします。頭痛も代表的な後遺症で、特に後頭部から首筋にかけての締め付けられるような痛みが続くことがあります。めまいや耳鳴り、吐き気といった症状も残りやすく、これらは自律神経の乱れが関係していることが多いんですね。
そして見落とされがちなのが、集中力の低下や思考力の低下、全身の倦怠感、不眠といった症状です。これらは周囲に理解されにくく、「気のせいでは」と言われてしまうこともありますが、実際に多くの方が悩まれている症状なんです。
症状が半年以上続いている場合、後遺障害等級認定を受けられる可能性があります。後遺障害として認定されると、後遺障害慰謝料や逸失利益といった補償を受けることができるため、経済的な面でも大きな意味を持ちます。
むちうちで認定される可能性があるのは、主に12級13号「局部に頑固な神経症状を残すもの」と14級9号「局部に神経症状を残すもの」の2つです。12級認定の場合、弁護士基準では約290万円の後遺障害慰謝料が支払われ、14級認定では約110万円となります。自賠責基準ではそれぞれ94万円と32万円ですので、弁護士に依頼することで約3倍の差が生まれることもあるんですね。
ただし、現実として知っておいていただきたいのは、むちうちの後遺障害認定率は約5.5%と非常に低いということです。14級認定でも約2.8%、12級認定はさらに稀なケースとなります。なぜこれほど認定率が低いのかというと、むちうちの場合、レントゲンやMRIなどの画像検査で異常が見つかりにくいからなんです。
12級と14級の最も大きな違いは、医学的な証明の有無です。12級認定を受けるためには、MRI画像で神経圧迫所見が明確に認められる、神経学的検査で異常所見がある、といった客観的な医学的証明が必要になります。一方、14級認定は自覚症状を中心とした医学的な説明が可能であれば認定される可能性があります。
ほとんどのむちうちのケースでは、画像で明らかな異常が見つからないため、認定されるとしても14級9号となります。しかし、14級認定であっても、弁護士基準で110万円の慰謝料に加えて逸失利益も受け取れますので、決して小さくない金額になります。
後遺障害認定を受けるためには、事故直後からの適切な対応が非常に重要です。すでに事故から数ヶ月経過している方でも、これからできることはたくさんありますので、諦めずに読み進めてください。
まず最も重要なのは、整形外科への継続的な通院です。後遺障害認定において、整形外科での治療記録は絶対に必要なものです。整骨院だけに通っている場合は、後遺障害認定を受けることができませんので、必ず整形外科と併用する必要があります。理想的な通院頻度は、事故後3ヶ月間は週3回程度、その後も症状固定まで少なくとも週1回程度は整形外科を受診することです。
次に大切なのが、症状の一貫性と連続性を保つことです。事故当初から症状固定まで、一貫して同じ部位の同じような症状を訴え続けることが重要なんです。例えば、最初は首の痛みだけを訴えていたのに、後から「実は腕もしびれていました」と言っても、事故との因果関係を疑われてしまいます。診察時には、自分の症状を正確に医師に伝え、カルテに記載してもらうようにしましょう。
可能であれば、事故後できるだけ早い段階でMRI検査を受けることをお勧めします。レントゲンでは骨の異常しか分かりませんが、MRIでは椎間板ヘルニアや神経圧迫、骨棘などの軟部組織の異常を確認できます。1.5テスラ以上の高性能なMRIで撮影することで、より詳細な画像所見を得られる可能性があります。
また、神経学的検査として、腱反射検査、筋力検査、知覚検査などを定期的に受けることも重要です。これらの検査結果が陽性であれば、後遺障害認定において有利な材料となります。整形外科の医師に「神経学的検査もお願いします」と伝えてみてください。
症状固定後も自費で通院を継続することは、症状が本当に残っているという強い証拠になります。「お金を払ってでも治療を続けたい」という事実が、認定審査において良い印象を与えることがあるんですね。
当院のような整骨院での治療は、むちうちの症状改善において非常に有効です。整形外科での薬物療法や物理療法では対応しきれない、筋肉の深部の緊張や骨格のバランス調整、神経の働きを整えるアプローチが可能です。手技療法によって血流を改善し、自然治癒力を高めることで、症状の緩和が期待できます。
ただし、後遺障害認定を視野に入れている場合は、整骨院だけでなく必ず整形外科との併用が必要です。これは何度強調してもし過ぎることはありません。整骨院だけの通院では、後遺障害認定の際に不利になってしまうんです。
当院では、整形外科と併用しながら通院されている患者さんが多くいらっしゃいます。整形外科で診断と経過観察を受けながら、当院で手技療法による症状改善を図るという形です。この両立が、症状改善と後遺障害認定の両方にとって最も効果的なアプローチだと、25年以上の経験から確信しています。
症状が4〜6ヶ月続いている場合や、保険会社から治療費打ち切りの連絡があった場合は、弁護士への相談を検討するタイミングです。特に、弁護士費用特約に加入している方は、費用負担なく弁護士に依頼できますので、ぜひ活用してください。
弁護士に依頼するメリットは、慰謝料が弁護士基準で計算されることだけではありません。被害者請求という方法で後遺障害認定申請を行うことで、認定率が上がる可能性があります。また、等級スクリーニングサービスや医師意見書の作成、画像鑑定など、認定を受けるための様々なサポートを受けられます。
症状固定のタイミングについても、弁護士に相談することをお勧めします。早すぎる症状固定は後遺障害認定に不利になりますし、遅すぎると保険会社との関係が悪化することもあります。適切なタイミングを見極めることが大切なんです。
後遺症が残ってしまったとしても、日常生活での工夫や継続的な治療によって、症状を軽減していくことは可能です。姿勢に気をつけること、長時間同じ姿勢を避けること、適度な運動を続けることなど、できることはたくさんあります。
睡眠環境を整えることも重要です。枕の高さを調整して首への負担を減らし、質の良い睡眠を取ることで、症状の改善につながります。ストレスも症状を悪化させる要因となりますので、一人で抱え込まず、家族や専門家に相談することが大切です。
当院では、後遺症が残ってしまった方に対しても、5種類の独自検査で現在の状態を詳しく調べ、一人ひとりに合わせた施術プランを提案しています。全身のバランスを整えることで、症状の軽減を目指していきます。ただし繰り返しになりますが、後遺障害認定を考えている場合は、必ず整形外科との併用が必要です。
むちうちの後遺症は、確かに簡単には改善しない症状です。しかし、一生治らないわけではありませんし、適切な対応によって後遺障害認定を受けられる可能性もあります。大切なのは、現実を理解したうえで、今できることを一つずつ実行していくことです。症状が3ヶ月以上続いている方は、整形外科への継続通院、症状の一貫した訴え、MRI検査、そして必要に応じた弁護士相談を検討してください。一人で悩まず、いつでもお気軽にご相談くださいね。あなたの辛い症状が少しでも改善し、また元気に日常生活を送れるよう、全力でサポートさせていただきます。

