
院長:中林お気軽にご相談ください!

院長:中林お気軽にご相談ください!
こんにちは、堺市北区中百舌鳥で「中林整骨院・なかもず院」を営んでいる中林です。今日は久しぶりにお天気が良く、施術の合間に外の空気を吸うだけでも気持ちが晴れる一日でした。さて、交通事故で通院されている患者さんから、ある時期になると必ずいただくご相談があります。それは「痛みがなくなってきたので、もう通院はやめても大丈夫でしょうか」というものです。実はこの質問への答え方を間違えると、後で困った事態につながることが少なくありません。今回はそんな交通事故後遺症と経過観察の関係についてお話しします。






痛みが引いた時こそ、実は一番気を抜いてはいけないタイミングなんです
事故後しばらく通院を続けると、多くの方が「あ、そういえば最近痛くないな」と感じる時期を迎えます。ですがこの状態が、必ずしも体の内部まで元通りになったことを意味するわけではありません。ここではその理由を詳しく見ていきましょう。
むちうちなどの事故によるケガは、筋肉や靭帯、神経といった軟らかい組織に生じることが多く、これらはレントゲンには映りません。痛みという感覚が引いたとしても、炎症や筋肉のこわばりが完全に消えたとは言い切れないため、体感だけで判断するのは危険なんですね。実際に、当院にはある程度症状が落ち着いてから改めて相談に来られる方も多くいらっしゃいます。
特に神経に近い部分の損傷は、一時的に痛みが引いても、季節の変わり目や疲れが重なった時にぶり返すことがあります。せっかく順調に回復していたのに、無理をしてしまったことで元の状態に戻ってしまう。そんな残念なケースを何度も見てきました。だからこそ、痛みがなくなったタイミングこそ慎重に見極める必要があるのです。
ここまでお伝えした理由から、当院では通院終了のタイミングについて一定の考え方を持っています。無理に長く通っていただくためではなく、患者さんご自身の将来を守るための目安としてお伝えしています。
当院では、事故の症状がきちんと落ち着くためにも、痛みが取れてから1〜2ヶ月は経過観察のために通院を続けていただくことを推奨しています。なぜなら、痛みが治ったからといって、体の内部にある炎症や関節の歪み、筋肉の緊張までがすべてなくなったとは限らないからです。この期間にしっかりと状態を確認しておくことで、再発や後遺症のリスクをぐっと減らすことができます。
| 時期 | 目安の通院ペース | 目的 |
|---|---|---|
| 急性期(事故後〜2週間) | 週2〜3回程度 | 炎症や痛みを抑える |
| 回復期(〜1ヶ月程度) | 週1〜2回程度 | 可動域や筋緊張の改善 |
| 経過観察期(痛みが取れてから1〜2ヶ月) | 2週に1回程度 | 再発や後遺症の有無を確認 |
経過観察を続けていく中で、保険会社から「そろそろ治療費の対応を終了したい」と連絡が入ることがあります。これは決して珍しいことではありませんが、慌てて自己判断で通院をやめてしまうのは避けていただきたいところです。
まずは現在の症状と経過を整理し、主治医や施術者に治療継続の必要性をしっかり相談することが大切です。必要であれば意見書の作成を依頼することも一つの方法です。自分の身体の状態を正しく記録し、専門家に相談しながら進めていくことが、結果的にご自身を守ることにつながります。
通院や治療費の対応で不安を感じた時、一人で悩んでしまう方は本当に多いです。ですが当院では、交通事故専門の顧問弁護士と提携(漣法律事務所)しているため、トラブルになる前の段階からご相談いただくことが可能です。
保険会社との対応に不安を感じた時や、後遺障害の認定について知りたい時など、専門的な判断が必要な場面は少なくありません。施術の相談と法律の相談を同じ場所で進められることは、患者さんにとって大きな安心材料になると考えています。事故後の対応は初めての方がほとんどですので、わからないことがあれば些細なことでも遠慮なくお尋ねください。
今回お伝えした内容と合わせて、以下の記事もむちうちの治療について理解を深める参考になると思います。
痛みが消えたからといって治療を終える判断は、決して自己判断で行わないでいただきたいと私は考えています。体の内部の状態をしっかり確認し、必要であれば法律面のサポートも受けながら、安心して事故前の生活に戻っていただくこと。それが当院の目指すゴールです。一人で悩まず、どんな些細なことでもいつでもご相談ください。

